渡辺弥生・伊藤順子・杉村伸一郎（編）　2008

原著で学ぶ社会性の発達　ナカニシヤ出版

税込定価 3150円　B5判 280頁　ISBN978-4-7795-0181-4

主要論文を紹介し社会性の発達の様相に迫る

社会性の発達の研究は、道徳性や向社会的行動などそれぞれのテーマにおいてどのように発展してきたのか。原点となる研究、それを発展させた研究を論文スタイルで紹介。原著を通して、発達心理学的なものの見方や考え方が身につく。

＜編者紹介＞

渡辺弥生（わたなべ・やよい）法政大学文学部教授

伊藤順子（いとう・じゅんこ）宮城教育大学教育学部准教授

杉村伸一郎（すぎむら・しんいちろう）広島大学大学院教育学研究科准教授

＜目　次＞

第1章　発達の基盤

1-1　遺伝と環境

1-2　気質と情動

1-3　社会と文化

第2章　自己と他者の理解

2-1　自己認知

2-2　性役割の発達

2-3　心の理論

第3章　道徳性

3-1　道徳的判断

3-2　道徳的感情

第4章　向社会的行動

4-1　動機づけ要因・共感性

4-2　社会化と向社会的道徳推論

4-3　向社会的行動

第5章　セルフ・コントロール

5-1　セルフ・コントロール

5-2　認知的コントロール

5-3　攻撃性

第6章　社会的問題解決

6-1　レジリエンス

6-2　ソーシャルスキル

6-3　対人葛藤解決

第7章　親子関係

7-1　愛着

7-2　養育態度

第8章　仲間関係

8-1　遊び

8-2　仲間との相互作用

8-3　仲間内の社会的地位

第9章　保育者・教師と子どもの関係

9-1　保育者と幼児の関係

9-2　教師と生徒の関係