吉村慎太郎 のプロフィール
広島大学総合科学部助教授。1955年生まれ。1979年、東京外国語大学外国語学部インド・パーキスターン語学科卒業。1982年、東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了。1988年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。この間、米国プリンストン大学大学院近東研究科博士課程に留学(1985-86)、在イラン日本大使館専門調査員(1987-88)。1988年、広島大学総合科学部専任講師を経て、1992年より現職。主要著書・論文として、「中東諸国家体制とクルド問題」(1995年、『思想』No.850)、「イスラーム革命と民衆文化――イラン政治変動の潮流」(1996年、『イスラームに何がおきているか――現代世界とイスラーム復興』平凡社)、「レザー・ハーン首相期(1923-25年)のイラン政治」(2000年、『歴史学研究』No.738)、「近現代イラン政治の展開と宗教的/世俗的ナショナリズム」(2005年、『イスラーム地域研究叢書(5)イスラーム地域の国家とナショナリズム』東京大学出版会)ほか。