迷想
休暇
最近は出張中のどうにもならない空き時間や、とことん疲れた休日にだらっと(心拍数40程度)休養をとる。
疲れやすくなった自分(トシ)を振りかえることもあるが、無理をしているのだから仕方がないと割りきることが多い。
そんなとき、頭を休めながらも軽く行動する(アクティブレスト)と、脳がとても刺激的で、全身にエネルギーがみなぎるのを感じることが出来る。
最近のもっとも印象的な休暇は、次ぎの3つ。
1.2001年12月25日、パプアニューギニア島最東端(イーストケープ)での休暇;真っ赤に日焼けしながら美しい海で泳いだ。(家族の皆さんごめんなさい。)
2.2002年2月16日、沖縄県伊計ビーチで寒中水泳した。ついでにビーチバレーまで…。(これも)
3.2002年3月9日、近所の田園地帯から山にかけて子供達と散歩し春を感じた。
アクティブレスト -老後への準備
アクティブレストとは、疲れきった時の休養として、完全なレストと対照的に散歩程度の軽い運動により少し動くことで効果的な回復を図るものである。
私がボート部時代に良く使った手である。
最近の私の場合、アクティブレストの軽い運動とは、大抵家事である。これもまた効果的なので少し病みつきになっている。
一方、老後を考えると、心拍数を上げ過ぎないような有酸素運動でも少ししようかと考えることが多い。
昨年は登山をしたので、今年は3000m登山にチャレンジしようかと考えている。
また、学内の駅伝大会に参加することを目標に昨年暮れに一ヶ月だけジョギングを試みたので、もう少し走ってみようかとも思う今日この頃である。
家事総論
家事は、アクティブレストとしても効果があり、女房の機嫌を取るのにも効果があり、一石二鳥である。
そうはいっても、好き嫌いはある。掃除、洗濯はあまり好んではしないが、料理は楽しい。
また、赤ん坊の沐浴もまた楽しい。
しかし、料理は一向にうまくならない。これはおそらく思考力不足のためだろう。
でも、子供と出かけるのは、驚きの連続でとても楽しい。
野外観察 –フィールドワーク
野外観察はフィールドワーカーにとっては重要な視点である。私は野外観察をすることが好きになってきたが、自分をフィールドワーカーと自負するほど観察眼が鋭いわけではない。観察眼には、経験も重要だが根気と集中力も重要である。性格的も手伝ってどうもその部分の鍛錬が不足しているようだ。そうはいっても、興味を持って観察することが研究の原点であり、新たな発想も生み出す。(これは最近読んだ学部生向けの池田先生が書いた地形学の教科書に多くのヒントがある)
さて、野外観察は自分の興味ある研究についてだけでなく、その他にも興味深い発見を生みだす。その一例をいくつか。
1.PNGのアロタウという町から対岸の湧水を採水に行くために船着場で船を2時間待っていた際、人の出入りの特性を発見。
2.広島県竹原市の試験流域のうち、2次林流域(山火事後23年;通称TY流域)の入り口に、TYガレージという車を発見。
ドライブ
私にはドライブは向いていない。しかし、ドライブの結果はとても好きである。
そのため、その苦難に耐え運転している。
また、時間が出来たらおいしいものでも探しに行こう。
マラリア
マラリアは、もう5回以上経験した。最初のときが一番つらかった。
あとは風邪の症状と変わらなかった。
なんといっても、激しい関節痛が印象的である。
その後にやってくる悪寒と高熱、下痢の 3拍子がそろったときはまさにリーチだ。
そこから先、生き残るすべは体力と気力のみである。
もちろん、薬は必須である。
まず、疑ってかかって、飲むことが良いのではないだろうか。(医者ではないのであくまで経験談)
ちなみに、ハマダラ蚊は、夕方に多く出現するので、そのころ出かけないのが一番でしょう。
広島は、
広島ってどんなところだろうと期待に胸を膨らませて5年前に移動してきた。
かつての文化の中心は全て西だった。
厳島神社を見るとそんな地域の一つだと感じる。
だから、宮島は好きである。
2年目には念願かなって、ここに試験地を作った。
歴史に思いをはせながら、水の流出を考えている。
最近、車もマツダになった。
でも、野球はまだ横浜である。
田舎暮らしと都会暮らし
最近、子供の園遊会で「田舎のねずみと都会のねずみ」をみた。
人間も、都会派と田舎派がいる。
私は、都会育ちだが、最近はもっぱら田舎派である。
野性という人間の潜在能力にはとても興味がある。
まあ、人生はバランスしているということだろうか。
人は自分に無い物を求めるのだろうか。
人生の物質収支
人生は、結局収支が合っている。と最近思う。
苦労すればストレートではないかもしれないが、別な形で報われたりする。
また、当然無理をすれば付けがまわってくる。
あるときとても急いで結果を残しても、そのつけは回ってくるようだ。
いつも借り物勝負の人間にとって、借金はいつか返さなければならないということなのだろう。
カニ物語り
前々から、自分の靴がなぜか外側だけ減ることには気がついていた。
がに股の学生が研究室に加わって、あらためて自分ががに股であることを認識させられた。
そうだったのかと。
さて、カニとえびは対照的である。かたや横歩き人生、一方は前歩き人生。
インターネットの記事によれば、がに股の由来はカニだそうだ。
さらに、人間もカニ型(がに股)とえび型(内股)に大別されるそうだ。
カニ型は地味に守備型、えび型は華やかに攻撃型だそうである。
なぜか、最近、横歩きのカニに愛着がわいてきた。
横歩きゆえの視点も大事なんだと感じる。そういえば、カニは穴をよく掘っている。私もかな。
ちなみに、がに股は英語では「レインボウ」である。美しいのだ。
今年の駅伝のチーム名は「瀬戸内ガニーズ」「ガニーズJr」「キューティガニー」である。