2002年7月18日
Endeavor
〜研究者紹介〜


今回の航海のメンツを紹介したいと思います。

○デイブ
彼が有名なDr. David. J. Kieber。みんなデイブと呼んでいました。ニューヨーク州立大学の教授で、今回の航海の主席研究員。なかなか気さくなかたではなしやすい先生。
彼の弟のDr. R. Kieberも同じく海洋の光化学の研究では有名な方です。(兄弟だったっんですね!驚き!!)

○エミリー
ニューヨーク州立大学のデイブの所の院生。あと1年くらいでドクターがとれる"予定"だそうです。今回の航海では博士論文へ向けてCO2の光化学的発生の実験を必死でやっていました。

○ジョージ
ニューヨーク州立大学のデイブの所の院生。事実上のデイブの所のNo.2といったところでしょうか。なにかとデイブに「ヘイ、ジョ〜〜ジ」と呼ばれては、いろいろな仕事をしていました。本人が言うにはいろいろいろいろ訳アリだそうで、27才でマスターの学生です。かわいいフィアンセいいるようで結婚は間近だそうです。
彼は少し日本語を勉強したことがあるようで、けっこう日本語の話題でなどからはなす機会がが増え、いろいろと話をしました。日本料理もよく知っているし食べたこともあると言っていました。なかなかのNice Guy。身長はそれほどではありませんが、がっちりとした体格で、甲板の作業の時は半パンにサングラス、上半身裸の上にライフジャケットとかっこいい〜〜。後で出てくるセドリックとは違った雰囲気の力強いアメリカのいい男。

○デイブ
ニューヨーク州立大学のデイブの所の院生。時々リトルデイブと呼ばれていました。まだM1(?)。結構いろいろな雑用をこなし、よく働いていましたが、遊ぶのもよく遊んでいました。なかなかのNice Guy。彼が釣りをしていたとき、私が「Tuna(マグロ)でも釣っているのか?」と聞いたあたりからよく話をするようになり、その時以来なぜが彼は私の顔を見ると「Tuna!!」と叫ぶようになりました。

○アンディー
ニューヨーク州立大学のデイブの所の院生。海水の光学特性を測るのが仕事。夜になればギターを持ち出してよくひいていました。あまり話はできませんでした。

○ダニエル
ニューヨーク州立大学の女子学生。なんと学部の1年生!!20才そこそこです。アルバイトとしてデイブに雇われたようです。はっきりいってこの子、いい仕事たくさんしていました。毎日決まった時間に天気や気温をはかり、デッキ上のインキュベーション装置が水漏れすればコーキング剤で水漏れをふさぐ、デッキ上のインキュベーション装置の表面が水で濡れ太陽光の通りが悪くなるので10分ごくらいごとに表面をきれいに拭う(朝から晩まで)、係留ブイの見張り、エミリーの実験のお手伝い、などなど。面度な仕事はほとんど彼女といった感じでしたが、文句も言わずひたすら働いておりました。他の人が忙しいときはCTDのロゼットを押さえる仕事や他グループのお手伝いとなんでもやっていました。なんでもやる、がんばる!!。航海の後半には自称「陰の主席研究員」を名乗り、「デイブに聞かなくても私がいいといったらやっていいのよ」なんてこともいっていまいした。暇なときは甲板で持参のデッキチェアで日光浴と読書を楽しんでおりました。
健康的でけっこういろいろなことを知っている(もちろん海洋科学や化学のことですが)ようで、今回のBestStudent賞受賞といった感じでした。
この航海は学費稼ぎのようで、この航海を降りたら今度は別の教授の研究室で働く予定だそうです。

○ケン
だれかと思えば、Dr. Kenneth Mopperです。みんな「ケェン」と呼んでいました。今回の航海では最年長。デイブのいい相談役といったところでしょうか。彼とはあまり話はできませんでしたが、釣りのし方(釣り竿とリールの使い方)を教えてもらいました。

○アロン
ケンとのところのポスドク。イギリスから来ているようです。酸素消費を測っていました。


ケンとのところの院生。コンテナラボで同位体を使った実験をしていた。あまり話をする機会はなかったけど、船のe-mailの使い方を教えてもらった。

○ルー
WHOIのポスドク。私たちの研究室ではなく生物の研究室らしい。彼と船室が同室だった。正式なファーストネームはとっても長くてめんどくさいので最近はほとんどル〜〜で通しているそうです。なかなかおもしろい男

○ブリテン
WHOIの技術員。女の子。今年4月からルーと同じ研究室で技術員をしている。大学の時は女子サッカーの選手。ロープとガムテープでボールを作りアロンやジョージ、アンディーとリフティングをして遊んでいたが、11個も海に落とした様子。なかな気さくないいねーちゃんという感じ。(ガムテープとひもがもったいなだろうに・・・)

○セドリック
カナダのハリファクスにある大学のDr. Millerの研究室のマスターの学生。フランス人。19の時にアメリカにやってきて勉強している。現在23才。栗色のクルクルの頭髪、がっちりとした体格、甘いマスク。申し分ないい男。無精ひげを生やしてもかっこいい、オレンジ色の汚れたズボンをはいても似合う、鼻をかんでもOK。ルックスではNo.1なやつでした。HPの最新のPen4のノートパソコンとオリンパスのデジカメを持っている。海水の光学特性を測るのが仕事。航海が終わってWHOIがみたいと言うことで私の車でWHOIまで一緒に帰ってきました。ジョークセンスもとってもナイス。

○ジェーン
セドリックと同じカナダのハリファクスにある大学のDr. Millerの研究室のポスドク。ニュージーランド人。海洋中での金属錯体の光化学をやっている。航海の終わり頃に誕生日だったようで、ささやかなパーティーをしました。
やはりアメリカでもレディーに年齢は聞いてはいけないそうです。

○レイ
私たちのグループ。ペンシルベニア州立大学のスタッフ。昨年のサバティカルをWHOIのDr. Zafiriouの研究室で過ごした。

○フイ
私たちのグループ。カナダのハリファクスにある大学ののスタッフ。2年くらいまでWHOIのDr. Zafiriouの研究室でポスドクをしていた。

○アンドレア
テキサスだったどこかの大学の院生。女の子。コンテナラボで同位体を使って生物的な実験をしていたらしい?はじめから予定されていたことですが、なぜかこの子は7月2日にデラウエア湾で小さなモーターボートが迎えに来て下船してしてしまいました。

○ビル
最初のHPで紹介したように船の技術員(Technician)。背丈が2m弱の大男ですが、なかなかソフトで人当たりのいい感じで、歳は聞いていませんが30代中盤といったところでしょうか。ビルがライフジャケットを着ると普通のライフジャケットが子供のではないかと思えるくらい小さく見える。
Endeavorには3〜4人の技術員がおり、それらの一人が必ず乗って研究者のわがままを聞いてくれるようです。女性の方もいらっしゃいます。




2002年07月22日




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