2002年8月25日 |
Endeavor
〜船酔いに関する3つの知見〜 |
研究航海に出る時は必ず気になるのが「船酔い」。たった1泊2日の瀬戸内海の実習航海でも初めての学生さんは船酔いしないかと心配するもです。そういえば7〜8年前の実習航海船で船に乗る前は大はしゃぎの女子学生が出航後は全く電源が切れてしまったように寝込んでしまった学生さんがいたのを覚えています(M宅さんの同級生だっけ??)。 私はとっても船酔いしやすいタイプです。(豊潮丸の航海では船酔いしていないふりをしているだけです。)
今回の航海で「船酔い」に関して重要な3つの知見を得ましたのでご報告します。 その1:「欧米人は船酔いに強い!!」 今回の航海もやはり私は船酔いしました。かなり風が強く揺れることもありました。こんな時、船酔いするのは決まって私とカナダから来ているフイだけ(フイは元々は中国の方です)。 ここで結論「欧米人は船酔いに強い!!」
地球温暖化の影響で海面が上昇して、映画「ウォーターワールド」のようなことになれば、生き残れるのは欧米人だけかもしれません?
その2:「船酔いしないためにはおなかを大切に!!」 今回の航海でも船酔いした私でしたが、最もつらかったのは出航後1週間ほどしてからでした。この時、船はデラウエア湾で実はほとんど揺れていない!!なのに私は頭がんがん、おなかむかむかでどうしようにもない状態でした。 なぜか?、自分なりに考えてみると「この時、腹をこわしていた」ということに気づきました。
そういえば小学校の遠足などでバスに酔う人はその日の朝御飯はよくかんで食べてくることなどの言われていたような気がする??
いずれにしても航海中の暴飲暴食は慎むべきですね。
その3:「船酔いした時は迷わずチーズケーキ」 船酔いすると当然食事には手が着けられなくなり、なにを食べて飲んでも駄目な時はだめですね。
しかし、桃缶よりもジンジャーエール+クラッカーよりも、もっといいものを今回の航海の発見しました。
読者の方から「船酔いの時にそんな腹にもたれそうなもを食べるとよけい悪くなるようなきがするゾ!」とのご批判があるやもしれません。私もそう思いましたが、事実、今回の航海で船酔いの時にチーズケーキを食べると、まず、おなかがすっきりとし、ムカムカが大変気持ちよく和ぎました。また、おなかにもたれることもありませんでした。船酔いで食事できない時にこっそり2つ食べてしまいました。
しかし、よく考えてみれば、チーズケーキは生ものですので航海に持って行くにはちょっと不都合ですね。出航直前に仕入れるとしても精々2日が限度でしょう。つまり船の食事でデザートにチーズケーキが出てくる船でないとこの「船酔いした時はチーズケーキ」という事実は検証できないことになります。 そこで全国の研究船の司厨の方にお願い。「是非、船での食事のデザートにチーズケーキを!!」 |
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