2002年5月21日 |
竹田、大西洋の水をくむ!! |
ENDEAVORへ乗せる装置の試運転のために大量(〜40L)の海水が必要になった。
日本にいるときなら、I上さんかY村くんに言えばサンプルビンとバケツはすぐに用意してくれた。ここではまだどこになにがあるのかもよくわかっていないので、へたくそな英語でボスになにのために必要か説明して、それから大きなガラス瓶とステンレスバケツ、ロートを出してもらってから出かけた。これだけでもかなり時間がかかった。自分の車でQuissett Campusの南側のゲート(といってもただ石積みがあるだけ)を出て、500mも行かないところに砂浜がある。ここでサンプリングをしようとしたが、砂浜の波打ち際でのサンプリングははっきりいって無理である。海草の切れ端や、木くず、砂などが入りたい放題である。しかもこの日は沖の方向(南西)からの風で波が高い。時折、膝くらいまでの波が押し寄せるため、うっかりすると長靴まで水が入る。日本ではこんな時はY地やT中くんあたりと一緒にサンプリングに行けば、「さあ、がんばって」の一言で私の仕事は終わるのだが、ここではそうはいかない。自分ががんばらなっくてはいけない。なんとかがんばったが、ここでのサンプリングは断念。岬の方向に灯台があるが、この近くまで行って、少し波の弱いところでサンプリングした。それでもかなりの海草や木くずがはいった。また、20Lくらいのガラスビンを満タンにするとこれが重い。これを持って砂浜を歩くのは大変な重労働であった。高校の陸上部で高校の近くの河原の砂地を走ったときのことを思い出してしまった。こんな時、力持ちのY地くんがいれば・・・。 大西洋海水の初採取は疲れた。 教訓:サンプリングは誰か学生さんと一緒に行きましょう。一緒に来てね。 |
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