2002年5月25日
カヤック


私のボスの趣味はカヤックである。いつか乗せてやると言われていたが、今週の土曜日の昼から乗せてもらえることになった。もちろん初めてで、カヌーとカヤックの違いも知らなかった。

昼前にボスのお宅にお邪魔し、まずボスのカヤックを彼のAudiに積み込む。彼のカヤックは2人乗りで長さは5〜6mほどである。車にキャリアを取り付けその上へ乗せ固定。それが済んだところでお昼のサンドイッチをごちそうになり、それから出発した。

こちらでは結構みなさん自家用の船、ボートなどを持っており、車の後ろに牽引車をつけたり、車の上に載せてどこへでも運んでいく。週末になれば陸の上を走っているボートが結構いる。そしてこれらを海や池におろすためのスロープになっている場所があちこちにあり、そこから自由に船を車に積んだりおろしたりでき、またその近くには駐車場もある。道具もいい物があるようで、6-7m以下(自動車の1.5倍ほどの長さの)くらいのモーターボートなら結構苦労なく、車の牽引車に乗せたり降ろしたりできるようである。庶民の遊びらしく、自家用の小型船を持っている人は結構いる。私の住んでいる近所でも、庭先に牽引車に乗せられたボートがおいてある。これらの人の多くは魚釣りが目的であるらしい。

近くの入り江の船をおろす場所ヘ行き、そこからカヤックをおろした。ボスが前の座席で、私は後ろの座席、後ろの座席には舵がついておりそれを足で操作する。しかし、これがうまくいかない。どうしても蛇行してしまう。右へ行こうと思って右に舵をきると行きすぎてしまい、それを修正するために左に舵をきると、それもまた行き過ぎになる。かくして航跡はくねくねと蛇行するのである。
またカヤックは自分で漕ぐ。(あたりまえだが)漕ぐのに集中すればすぐに舵を忘れ、舵に気を取られていたらすっかり漕ぐのを忘れている。

海の近くからでて川をさかのぼる2時間弱、約4〜5Kmほどのコースだった。大変疲れはしたが、波もほとんどなく、天候にも恵まれ爽快であった。
また、水面にごく近いところにいるため水温を直接感じることができる。海に近い入り江で非常に寒く感じたが、入り江から川に入ると急に暖かくなる。このCape Codの周辺は寒流の影響で海水温は低い。それに比べ陸からの水は暖かい。この違いが気温の差になっているのではないかと思う。

また海辺や川縁に建つ豪華な別荘もみることができた。

次があるかどうかわからないが、その時までに少しは体を鍛えておかなくてはいけないかなとおもう一日だった。

今回は残念ながら写真がない。次回に期待を。




2002年05月26日




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