2002年12月17日 |
インターネットとホームページからの連想 |
今日は久しぶりにまじめな話題である。 今回の留学ではこのインターネットとホームページが実によく役立っている。
個人的な話になると、職場の同僚のHら山先生の場合、私的な日記をnet上に公開されているので、彼の最近の生活をかいま見ることもできる。我々の研究室の卒業生のT見君もそこの常連客の一人だが、相変わらず仕事に趣味にがんばってることもわかる。 しかしなんと言っても今回の留学において、最も貴重な情報になったのは、以前ここCape Codにお住まいになっていたまるちゃんのHPである。このHPのおかげで充実したCape Cod生活を送らせてもらっていると言っても過言ではない。余談になるが、このHPにはアラスカやサンタバーバラ(西海岸)の情報も詳しく、このあたりに行かれる方は必見かもしれない。その他、留学するに当たってはいろいろなHPを参考にさせてもらったが、その多くはまるちゃんのリンク内にある。 研究所での物品の購入もWebで自分のクレジットカードを使って発注して、あとから領収書を添えてお金を請求すれば戻ってくるシステムになっている。論文のコピーの請求もNet、駐車場のステッカーの請求もNet、ほとんどの施設の情報はHP上にある。カフェテリアの今日のメニューもNetで見ることができる。
無数の数え切れないHPがあり、そこには限りない情報があるのである。 そしてこのページもホームページなのである。 いつも読んでくださっている方がいると知り、感謝している。
しかし、自分のホームページをつくるにあたってはいくらか考えてしまうことがある。
オリジナルであればそれでいいのか、おもしろければそれでいいのか、このページはいつまで世に残るのか、誰かの役にたっているのか・・・・・・・・ あるブラームスの解説書で読んだことがあるが、彼は交響曲の作曲にあたっては相当悩んだそうである。交響曲の父と言われたハイドン、41ものすばらしい交響曲を残したモーツアルト、皇帝や運命、そして田園の風景、究極の楽器と言われた人の声まで交響曲にしてしまったベートーベン。彼以前のの作曲家は偉大であった。ブラームスはこれ以上の交響曲を書かなくては交響曲を書く意味はないと考えたそうである。その結果、彼が20代で着手し43にして初めて完成させた交響曲第1番はNo.10とも呼ばれている。(ベートーベンの最後の第9番交響曲に続くものと言う意味)
研究も同様である。
アメリカの海洋中の光化学の人たちの業績は偉大である。
少しはこんなまじめなことも考えながら、ココでの留学生活を送っている。 |
|