Last update : February 11, 2013

第9回 秋葉原微分幾何セミナー


日程 2013年3月30日(
場所 東京都新宿区神楽坂1-3
東京理科大学神楽坂キャンパス
1号館1F111教室
会場がいつもと異なります。ご注意下さい。
講演者 中田 文憲 氏(福島大学人間発達文化学類)
本多 宣博 氏(東北大学大学院理学研究科)
講演題目 「ツイスター理論」

世話人:

酒井 高司 (首都大学東京理工)
田崎 博之 (筑波大学数理物質)
小野 肇 (東京理科大学理工)
黒須 早苗 (東京理科大学理)

概要: Penrose によって創始されたツイスター理論は Atiyah-Hitchin-Singerらによってリーマン幾何の枠組みで展開され, その後の発展へとつながりました. また比較的近年にはニュートラル計量に関するツイスター理論も開発されています. 本セミナーではこの流れに沿いつつ, ツイスター理論の基本的な手法・アイデアについて入門的な解説を行います.

プログラム:

11:00-12:00   1. スピノル算法とPenroseのツイスター理論 (中田)
    ツイスター理論誕生のもととなったスピノル算法と, ペンローズの非線形重力子のアイデアについて紹介します.
     
13:30-14:30   2. 4次元ベクトル空間上の2形式と複素構造 (本多)
    ツイスター理論では4次元空間上の2形式と複素構造が重要な役割を果たします. これらについて基本的な事項を説明します.
     
14:50-15:50   3. 反自己双対計量とツイスター空間 (本多)
    4次元多様体上のリーマン計量に対して反自己双対性の概念を定義し, ツイスター空間に関する基本的な事項を解説します.
     
16:10-17:10   4. ニュートラル計量のツイスター理論 (中田)
    LeBrunとMasonによって開発された正則円板を用いたツイスター理論について, その中心的な部分を説明します.

アクセス:


ポスター:


リンク


問合せ先:  酒井 高司 sakai-t (at) tmu.ac.jp

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