索引

LaTeXで作成したファイルに索引を付ける手順の覚え書きです。

索引作成の基本

LaTeXファイル(introsymsp.texとしておきます)の本文中で索引に入れたい言葉の後に
Lie群\index{Lieぐん@Lie群}
のように\indexというコマンドの後に{読み方@言葉}を書きます。 プリアンブルに次の二行を追加します。
\usepackage{makeidx}
\makeindex
それからintrosymsp.texをコンパイルすると introsymsp.idxというファイルが生成されます。 このファイルには\indexを付けた言葉とそのページ数のリストが 書き込まれています。 このファイルに対して
mendex introsymsp.idx
というコマンドを実行するとintrosymsp.indというファイルが生成されます。 このファイルが索引の内容で、 数字、アルファベット、日本語がそれぞれ順番に並んでいます。 introsymsp.tex内の索引を挿入したい場所に
\printindex
と書いて、introsymsp.texをコンパイルすると索引の入った introsymsp.dviができあがります。

索引語の指定

Lie群の準同型写像とLie環の準同型写像を索引に指定したいときは、
Lie群の準同型写像\index{じゅんどうけいしゃぞう@準同型写像!Lieぐんの@Lie群の---}
Lie環の準同型写像\index{じゅんどうけいしゃぞう@準同型写像!Lieかんの@Lie環の---}
とすると次のような索引の出力を得られます。
索引の出力
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