ワークスペースとタスクビュー

この項目はVine Linuxを使っているときに書いたものですが、 現在は主にUbuntuを使うようになったので、 Ubuntuの場合の操作を追加しました。
GNOMEのワークスペースとWindows 10のタスクビューに関する覚書です。 これらはどちらもデスクトップを拡張できる仕組み(仮想デスクトップ)です。 デスクトップを拡張し、その一部をパソコンの画面に映し出しています。 それらの役割を決めて、 たとえば、1番目では文章の編集、2番目では電子メール、 3番目ではパソコン内の自分の記録の閲覧と編集、 4番目ではWebブラウザでネットの情報を閲覧、... というふうにできます。
別の場所のアプリを使いたいとき、 たとえば、1番目で文章を書いているときに、 4番目でWebブラウザで検索した結果を参照するときは、 検索結果を出力している窓を1番目に移動して それを参照しながら文章を書けます。

長くVine Linuxを使っていますが、 その利点の一つはX Window System上のデスクトップ環境であるGNOMEで 利用できるワークスペースが便利なことでした。 同様なものがなかったWindowsは、 どうしても必要になるMicrosoftの製品を使うときに単発的に 利用するだけでした。 ところが、2020年の夏にWindows 10にタスクビューという機能が 追加されていることを知り、 GNOMEのワークスペースと同様なものであることがわかりました。 両方を使うようになってみると、 両者の操作を間違えることが起こってきたので、 操作をまとめてみました。
Windowsキーは 田 で表すことにします。
仮想デスクトップワークスペースワークスペース タスクビュー
OSUbuntuVine LinuxWindows 10
デスクトップ環境GNOMEGNOMEWindows 10
一覧表示 ワークスペーススイッチアプレットに
表示されている
田 + Tab
または
タスクビューをクリック
(トグルボタン)
切り替えCtrl + Alt + 矢印キー
または
一覧表示から切り替え
Ctrl + Alt + 矢印キー
または
一覧表示から切り替え
田 + Ctrl + 矢印キー
または
一覧表示から切り替え
追加一番下のワークスペースで
Ctrl + Alt + ↓キー
一覧表示を右クリック、設定で追加 田 + Ctrl + d
または
一覧表示から追加
削除操作方法不明一覧表示を右クリック、設定で削除 田 + Ctrl + F4
または
一覧表示から削除
アプリの移動アプリのウィンドウ・メニューから
ワークスペース移動を選択
アプリのウィンドウ・メニューから
ワークスペース移動を選択
一覧表示で移動させるアプリをドラッグ、
移動先のデスクトップへドロップ


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