SDHCカード

このページではZaurusでSDHCカードを利用する手順をまとめています。 SDHCカードやMicroSDHCカードは大容量のものを安く入手でき、 小型の機器で利用されています。 Zaurusとのデータのやりとりに利用したいところですが、 ZaurusではそのままではSDHCカードを利用できません。
http://petit-noise.net/download/sdhc-driver
から
zaurus-sd-driver-update_2.1-for-Cxx00_arm.ipk (SL-Cxx00 用パッケージ)
を入手してインストールします。 これでSDHCカードが利用できるようになります。 Zaurusを再起動してから買ったままの16GBMicroSDHCカードを刺すと 自動的にマウントされ
MicroSDHCカード16GB FAT32
と認識されました。

次はMicroSDHCカードにext2ファイルシステムを作成する手順です。 SDHCカードをアンマウントし、 fdiskを使ってパーティションを確保しなおします。
# fdisk /dev/mmcda
最初からあるパーティションを削除し、新たにパーティションを確保します。
fdiskのSDnew partition
これでパーティションの確保は完了です。 次にmkfs.ext2によってパーティション/dev/mmcda1に ext2ファイルシステムを作成します。
SDのmkfs.ext2
以上でMicroSDHCカードをext2ファイルシステムの記憶装置として 利用できるようになります。 このMicroSDHCカードをZaurusに刺すと自動的にマウントされ、 fdiskで状態をみると次のようになります。
SDカード Linux

32GBMicroSDHCカードを入手したので、 Zaurusで利用できるように設定を行いました。 普段使っているVine Linuxのマシンでパーティションを確保して ファイルシステムを作成すると、 Zaurusでは認識できませんでした。 そこで、上の記録同様にZaurusで作業をするとZaurusで認識でき、 Zaurusで利用できるMicroSDHCカードになりました。 fdiskやmkfsを使うときに適切なオプションを付ければ、 Zaurusで作業をしなくてもうまくいくのかもしれません。


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