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Discussionでは、第1パラグラフがDM1に、最終パラグラフがDM3に、その間の複数のパラグラフがDM2相当することが多い。

 

l  DM1: Highlighting Overall Research Outcome(本研究の概略)

Ø  DM1-Step1: Describing background of research subjects(研究対象の背景情報)

Ø  DM1-Step2: Summarizing the present study(本研究の成果の概略・意義)

Ø  DM1-Step3: Presenting major findings of the present study(本研究の主要な知見)

l  DM2: Explaining Specific Research Outcomes(個々の結果の考察)

Ø  DM2-Step1: Describing specific background(個々の結果の背景情報)

Ø  DM2-Step2: Restating specific outcomes(個々の結果の提示)

Ø  DM2-Step3: Interpretating specific outcomes(個々の結果の解釈)

Ø  DM2-Step4: Describing strength of the present study(本研究の強みと意義)

Ø  DM2-Step5: Describing limitations of the present study(本研究の限界と課題)

l  DM3: Stating Research Conclusions(まとめと将来展望)

Ø  DM3-Step1: Describing summary(本研究のまとめ)

Ø  DM3-Step2: Describing perspective(本研究の展望と課題)

 

DM1では、本研究の概略を説明する。まず、本研究の概略(DM1-Step2)を述べ、それに引き続いて具体的な発見(DM1-Step3)やその解釈が示されることが多い。またDM1は、研究対象の背景情報(DM1-Step1)から始まることもある。

DM2では、複数のパラグラフからなるDM2は、パラグラフごとの独立性が高く、それぞれ異なる結果についての考察が行われる。その際には、個々の結果(DM2-Step2)を述べ、引き続いて個々の結果の解釈(DM2-Step3)が述べられることが多い。また、結果を述べる前に、関係する背景情報(DM2-Step1)が示されることもある。また、本研究の強みや意義(DM2-Step4)、限界や課題(DM2-Step5)について述べられることも多い。

DM3は、Discussionの最終パラグラフに相当することが多いが、途中からDM3が始まる場合もある。まず、まとめ(DM2-Step1)を述べ、それに続いて将来の研究などの展望や課題(DM2-Step2)を示すことが多い。