最尤法では、学習データから導かれる尤度(likelihood)を最大とするようなパ
ラメータを探索する。求めたい確率密度関数が 個のパラメータ
を用いて
のように表されているとする。 個の学習用データの集合
が与えられた時、これらのデータが確
率分布
の独立なサンプルである尤もらしさ(尤度)
は、
最尤法では、この尤度を最大とするようなパラメータ
を求め
る。実際には、尤度の対数(対数尤度)をとって、
(15) |
一般には、最適なパラメータ(最尤解)は、数値計算法を用いて求められるが、
多変量正規分布モデルの場合には、最尤解を解析的に求めることができ、
(16) | |||
(17) |