画像特徴として何を採用するかは類似画検索システムの性能を左右する重要な問題で ある。画像特徴としては、例えば、画像の濃度分布、周波数分布、局所相関、局所コ ントラスト、概略図(輪郭図形)等が考えられる[50,51,52]。こ こでは、提案した手法の有効性を調べることに主眼を置き、画像を 個 にメッシュ分割し、各メッシュ内の黒画素数を表す 次元のベクトルを画像特徴 とした。これは、図形の形状(濃淡分布)の粗い近似に相当する。なお、画像特徴と して何を採用すべきかについては、文献[59,83,84]で考察 されている。