1月の植物    

              

テリハノギク (キク科)
西表島に見られるが,尖閣諸島の魚釣島にも分布しているという。
渓流沿いに多いが,海岸や山地でも少し日が入るようなところにも生えている。葉は厚いが光沢はない(12/22大温室)
カゴメラン (ラン科)
南西諸島に分布する地生ラン。暗い林床に生え、網目模様が美しい葉を広げる。花は小さくたくさん咲く(12/28 B温室)
センリョウ (センリョウ科)
日本南西部から東南アジアの常緑樹林に分布する低木。冬に赤い実をつけ正月の飾りに利用する。実を観察するとめしべの痕とおしべの落ちた痕の二つが見える(12/28 大温室)
タマオキナ (玉翁サボテン科)
メキシコ原産の小型のサボテンで-6℃の低温に耐える。針状のとげの間から白い綿毛を伸ばして美しい。花は小さく冬から春に数個ずつ咲く(12/28 B温室)
セイヨウタンポポ (キク科)
西在来種のタンポポを駆逐しながら人里に分布を広げている。春だけでなく一年中花を咲かせて単為結実して種子を散布する(12/28 圃場)
シロイヌナズナ (アブラナ科)
ヨーロッパからの帰化植物で海岸や空き地に生える。生活サイクルが短いため最近では遺伝子研究の実験植物として盛んに用いられている(12/28 圃場)
ハコベ (ナデシコ科)
世界各地の人里に見られ、肥沃な畑地を好む。花弁は深く二裂して10枚の花びらのように見える。春の七草のひとつ(12/28 圃場)
ホトケノザ (シソ科)
水田や畑の雑草として世界中に分布する。小さな花もよく見るとひょうきんな形をしていて面白い。春の七草のほとけのざはコオニタビラコをさす(12/28 圃場)