1月の植物                  

ズミ (バラ科)
リンゴと同じ仲間で別名、コリンゴ、コナシとも呼ばれる。全国の山地に自生し、県内でも中北部に分布する。(5/10生態実験園)
フジ (マメ科)
野生のフジでノダフジとも呼ばれる。ヤマフジに比べて、花序が長く、開花期が遅く、ツルが右巻きになる。(5/10生態実験園)
ヒメコウゾ (クワ科)
山地の林縁に生える落葉低木。枝はツル状に長く伸びる。花は集合し、雌花のめしべが赤く放射状に伸びる。(5/10生態実験園)
シライトソウ (ユリ科)
やや湿り気のある林床に自生する。葉はヘラ状で輪生し、株元から長い花茎を伸ばす。花びらは約4枚が糸状に伸びる (5/21生態実験園)
カキツバタ (アヤメ科)
やや冷涼な地域の湿地に生え、低地に自生するノハナショウブと住み分ける。花が大きく、葉には中肋がない。(5/21生態実験園)
サイジョウコウホネ (スイレン科)
コウホネとベニオグラコウホネの雑種といわれる種で西条盆地の数ヶ所の池に自生する(5/29生態実験園)
チョウジソウ (キョウチクトウ科)
東アジアのやや湿った草地に稀に自生する。絶滅危惧種に指定され、県内では庄原市高野で自生が確認されている。(5/29樹木園)
ヒメジョオン (キク科)
北アメリカ原産の2年草。畑や路傍の草地に生える。よく似た種類に開花期が早いハルジオン、葉がヘラ状になるヘラバヒメジョオンが混在する。(5/29樹木園)
オオニワゼキショウ (アヤメ科)
北アメリカ原産の帰化植物。ニワゼキショウに似るが、やや湿り気がある場所を好み、草丈が長い、花が小さくて青色になることで区別できる。(5/29圃場)
キウイ (マタタビ科)
ニュージーランドで中国原産のシナサルナシから改良された果樹。果実が野鳥のキウイに似ているためこの名前で呼ばれる。雌雄異株で写真は雌花。(5/29果樹園)