トップページにもどる

 

知的社会研究所

Institute for Studies on the Intellect-based Society

(ISIS)

 

6. ヒトの社会システムの進化(1)アメリカ合衆国のかたち(1.への追加)

6.1. はじめに

6.2. ヒトの生物学的進化─偶然から生まれる必然

   目次の詳細   テキスト

6.3. アメリカ建国の要因(1)植民拠点の樹立と植民地行政府の成立

   目次の詳細   テキスト

6.4. アメリカ建国の要因(2)アメリカ本土植民地の大躍進

   目次の詳細   テキスト

6.5. アメリカ建国の要因(3)独立革命はなぜ起こったか

   目次の詳細   テキスト

6.6. アメリカ建国の要因(4)連邦政府の成立と独立革命

   目次の詳細   テキスト

6.7. アメリカ建国の要因(5)アメリカ合衆国憲法の制定

   目次の詳細   テキスト

6.8. アメリカ建国へ歴史を展開させたキリスト教のユニークな役割

   目次の詳細   テキスト

6.9. アメリカ建国の父祖たちへ続いた理神論の流れ

   目次の詳細   テキスト

6.10. 進化する理神論

   目次の詳細   テキスト

 

内容の詳細

6.1. はじめに

6.2. ヒトの生物学的進化─偶然から生まれる必然

 1)生物学的進化の特徴─無数の失敗のトライアル

 2)単細胞生物─原核細胞から細胞核をもつ真核細胞へ

 3)単細胞真核生物から多細胞真核生物へ

 4)ゲノム配列の変化が支配する生物学的進化

 5)ランダムなゲノム配列の変化と自然淘汰

 6)遺伝子の機能、遺伝暗号、ゲノム配列の変異の多形性、スニップ

 7)ゲノム配列のランダムな変化が原因で起こる生物の進化

 8)進化の系統樹の上の分岐点で同時に起こっている大規模なゲノム変異

 9)地球上における生物の進化の特徴

6.3. アメリカ建国の要因(1)植民拠点の樹立と植民地行政府の成立

 1)はじめに

  (1)我々の課題に答えてくれるポール・ジョンソンの「アメリカ人の歴史」

 2)ポルトガル、スペイン、フランスがやったこと

  (1)ポルトガルの西アフリカ沿岸諸島での植民地建設

  (2)西アフリカに残存していた奴隷制

  (3)西アフリカ諸島における製糖産業の成功と奴隷貿易が支えた植民地文化

  (4)近代型奴隷労働市場の成立

  (5)大西洋植民事業へのスペイン王国の参入

  (6)奴隷労働によって莫大な富を手にしたスペインの中南米植民事業

  (7)大西洋を越えてブラジルへ拡大したポルトガルの奴隷貿易と製糖産業

  (8)北米沿岸漁場をめざす北西ヨーロッパ沿岸諸国のプロテスタントの漁師

  (9)ポルトガルによって殲滅されたフランスのアメリカ植民拠点

  (10)まとめ

 3)おくれてきたイギリス人がやったこと

  (1)イギリス人の選民思想

  (2)ハンフリー・ギルバートの失敗

  (3)ロアノーク植民地の失敗

  (4)ロアノーク植民地の失敗の教訓

  (5)イギリスをさらなる植民事業にかりたてた要因

  (6)ヴァージニア植民地のぎりぎりの成功

  (7)ヴァージニア植民地のタバコ産業と奴隷労働の導入

  (8)ニューイングランド植民地の成功と怒涛の移住

  (9)偶然に手に入れた信じられないほど有望な土地

  (10)先住民の征服という側面が希薄なニューイングランド植民事業

  (11)まとめ

6.4. アメリカ建国の要因(2)アメリカ本土植民地の大躍進

 1)はじめに

 2)マサチューセッツ植民地の初期の社会と政治

  (1)聖職権主義の完全な欠落

  (2)自由と宗教、行政の権威と個人の自由

  (3)ロードアイランド、ニューハンプシャー、コネティカットの植民地創立

  (4)ピューリタンのニューイングランドにおける個人主義

 3)多様な植民地の形成

  (1)階級社会の色彩が強いメリーランド植民地

  (2)奴隷制に支えられたカロライナ植民地

  (3)クェーカーのペンシルヴェニア植民地(領主植民地)

  (4)イギリス人以外の植民地

 4)北アメリカ植民事業におけるイギリスの成功の必然性

  (1)イギリスの政治の伝統が果たした役割

  (2)北アメリカの植民地の離陸が1630年〜60年の間であった奇跡

  (3)イギリスのとった植民政策の重要性─「国王の支配による自治」

 5)離陸を果たしたアメリカ植民地の大発展

  (1)大規模な移民の流れ、点から面ヘ発展する植民地、フロンティアは西へ

  (2)人口の急増と経済発展

  (3)十八世紀前半の半世紀で500パーセントの成長

  (4)十八世紀前半にイギリスと肩を並べたアメリカの製造業の競争力

  (5)イギリス当局の認識不足

  (6)十八世紀半ばのアメリカ植民地に出現した大都市

 6)大覚醒運動

  (1)大覚醒運動の発端

  (2)フロンティアで始まったプロテスタント信仰復興運動の持続性

  (3)アメリカ史上初の思想家であるジョナサン・エドワーズ

  (4)大覚醒の祖ジョージ・ホイットフィールドとジョン・ダヴェンポート

 7)プロテスタント信仰復興運動「大覚醒」が与えた独立革命への影響

  (1)「大覚醒」がもたらした精神主義と啓蒙主義

  (2)「大覚醒」思想の政治的側面

  (3)「大覚醒」によって形成されたアメリカ宗教

  (4)「大覚醒」がアメリカ人に与えた地理的な一体感

  (5)「大覚醒」によって生まれた独立革命の精神

6.5. アメリカ建国の要因(3)独立革命はなぜ起こったか

 1)はじめに

 2)独立革命までのイギリス植民地の政治形態

  (1)イギリスの制度の特異性

  (2)植民地総督の立場

  (3)植民地議会がもっていた成文憲法

  (4)イギリス本国と共に手に入れた、国王の支配の排除と自治の権利

  (5)植民地議会の下院の権限の拡大

  (6)権力をめぐる総督と民衆のたたかい

  (7)中流階級が圧倒的となったアメリカ人が手にした代表民主制と多数支配

  (8)世界一税金の安いアメリカ植民地

 3)植民地を独立に導くべく登場した歴史上最も優れた男の集団

  (1)多彩な才能、しかも互いに長所と短所を補い合う集団の出現の奇跡

  (2)この時期にアメリカをひきいた男たちのリーダーシップ

 4)史上初の世界戦争となったフランスとの七年戦争の口火を切ったワシントン

  (1)ジョージ・ワシントンの登場

  (2)兵士ワシントンの誕生

  (3)フランスとの七年戦争のきっかけをつくったワシントン陸軍中佐

  (4)北アメリカのフランス軍とイギリス領植民地の対立の状況

  (5)アメリカのイギリス領植民地をフランスに結びつけなかった理由

 5)イギリスとフランスの七年戦争の経過と結末

  (1)地球規模の紛争

  (2)ウィリアム・ピットの勝利

  (3)空前絶後の大規模な所有国の変更が行なわれたパリ講和条約

  (4)突如としてローマ時代以降で最大の帝国となったイギリス

 6)戦争後のイギリスをひきいた首脳陣のお粗末さ

  (1)お粗末なイギリス首脳陣

  (2)イギリス領植民地の反感をかったイギリス政府の社会工学

  (3)インディアン優先の国王宣言がまねいた植民地の反発

 7)戦争後に生じた、アメリカの紳士階級の反イギリスへの傾斜

  (1)イギリス国王のインディアン優先策にたいするワシントンの反発

  (2)植民地軍将校に対するイギリス社会の差別

  (3)植民地の紳士階級には不利なイギリス本国中心の制度

 8)戦争による膨大な債務を植民地に負担させる政策への反発

  (1)七年戦争がイギリスにもたらした巨額の債務

  (2)アメリカ植民地からの徴税

  (3)印紙税というアメリカ向けの特別税に対する反発

 9)イギリス本国とアメリカ植民地の対話を仲介─ベンジャミン・フランクリン

  (1)ベンジャミン・フランクリンの門出

  (2)ベンジャミン・フランクリンの多彩な知的活動

  (3)科学者としての活動

  (4)政治家としての活動

  (5)アメリカ主要植民地の連邦政府設置をいち早く提案したフランクリン

  (6)ペンシルヴェニア植民地議会の代表フランクリンと枢密院議長の対話

 10)独立戦争開戦前夜のアメリカ

  (1)インディアンの族長ポンティアックの大規模な反乱

  (2)辺境で広がる暴動

  (3)課税と課税に対する抵抗運動の悪循環

  (4)植民地議会の正当性を認めないイギリス政府

  (5)「ボストン虐殺」事件

  (6)植民地メディアの活躍

6.6. アメリカ建国の要因(4)連邦政府の成立と独立革命

 1)はじめに

 2)ボストン茶会事件

  (1)エリート弁護士ジョン・アダムズの登場

  (2)東インド会社へのイギリス政府経済支援が起こしたボストン茶会事件

  (3)イギリス政府の「強圧的諸法」に付随していた「ケベック法」

 3)啓蒙思想家トマス・ジェファソンの登場

  (1)トマス・ジェファソンの生い立ち

  (2)矛盾のかたまりだったジェファソン

  (3)ジョン・ロックの思想を受け継いだジェファソン

  (4)革命のイデオロギー論争を制した思想家ジェファソン

 4)「国家」を求める大衆の心

  (1)「国家」のもとに共通の利益を探究する欲求と経済不況にたいする恐怖

  (2)「自由が奪われ法による秩序が破壊される」ことへのアメリカ人の恐怖

  (3)イギリスの武力行使宣言、植民地の同盟のための第一次大陸会議

  (4)外交官としてのベンジャミン・フランクリン

  (5)レキシントンとコンコードでの武力衝突

  (6)フランクリンの活動─長期の戦争を予想した準備と連合規約原案の作成

  (7)第二次大陸会議─ワシントン総司令官が陸軍を創設、植民地連合の結成

  (8)イギリス国王との訣別を決定づけたトマス・ペインの「コモンセンス」

  (9)ジェファソンが書いた独立宣言

  (10)独立宣言のブラックホール─奴隷制

  (11)独立宣言案の審議で幸運にも議論されなかったこと

  (12)各州で制定された憲法のモデルとなったマサチューセッツ憲法

  (13)実質的に初のアメリカ憲法となる大陸会議の「連合規約」の制定

 5)独立戦争の経過と決着

  (1)8年半もつづいた独立戦争のパラドックス

  (2)偉大な総司令官ワシントン

  (3)二流の人材を指揮官にあおいだイギリス軍

  (4)戦争の成り行き

  (5)ヨーロッパに同盟を求めたアメリカ特使フランクリン外交の成功

  (6)フランス艦隊に支配された制海権

  (7)戦争終結とフランクリンが立案者かつ立役者として働いたパリ講和会議

  (8)アメリカとイギリスの不思議な関係─イギリスとの単独講和

 6)アメリカ革命の甚大な影響

  (1)大した損害も受けず工業大国への道を進んだイギリス

  (2)弱体化したヨーロッパの王室

  (3)イギリスに裏切られたアメリカ先住民

  (4)南部奴隷制の拡大

  (5)奴隷制廃止運動の加速

  (6)国王忠誠派のカナダへの移動─代りにカナだを手に入れたイギリス

  (7)内戦の悲劇をかろうじて免れたアメリカ独立戦争

  (8)ワシントンによって阻止された軍事政権への動き

6.7. アメリカ建国の要因(5)アメリカ合衆国憲法の制定

 1)はじめに

 2)「市民」の概念の形成

  (1)身分制度のない国

  (2)絶えず変化する、社会で広まった平等の概念

  (3)必要になった「シティズン」や「パブリック」という新語

  (4)国の教育がめざした道徳の向上と公徳心の習慣

 3)合衆国憲法制定に至るアメリカ第二次革命を生んだ要因

  (1)独立したアメリカの緊急の課題となった共和制の再編成

  (2)憲法をめぐるアメリカ第二次革命を推進した財政問題

  (3)強力な中央集権政府を目指すアレグザンダー・ハミルトンの登場

  (4)連合政府による西部地域の開発と管理

  (5)開拓地における新州の創設

  (6)アメリカ合衆国政府の枠組みを決定したジェイムズ・マディソンの登場

 4)多くの失敗と偶然による成功の積み重ねで出来たアメリカ合衆国憲法の制定

  (1)意外にも国の統一へと事態を進展させることになった州間の争い

  (2)連邦体制の再編で互いに補完する働きをしたハミルトンとマディソン

  (3)法律家による国家の統治

  (4)連邦憲法の制定を加速させた農民の反乱、560回もの賛否投票

  (5)妥協(二院制、奴隷制、大統領選挙制度)と偶然(強大な大統領制)

  (6)他の国が学ぶべき最重要課題は、アメリカ合衆国憲法制定の手法である

 5)各州による合衆国憲法批准という難問の解決

  (1)憲法の批准過程に導入された民主主義の原理

  (2)大衆の間に巻き起こった広範な憲法論議

  (3)「ビッグ・ガヴァメント(大きな政府)」に対する反連邦主義者の懸念

  (4)各州による批准と憲法の成立

 6)民主主義の拡大と公共の利益や個人の権利の保護

  (1)個人の権利を法制化した権利章典の批准

  (2)議員の歳費と選挙費用の問題

  (3)25年で倍増する人口を反映する新州の誕生と下院の議席の再配分

  (4)市民権と参政権

  (5)民主主義と政治的平等の拡大

  (6)司法についての最も重要な憲法条項が偶然に生まれたいきさつ

  (7)公共の利益やあらゆる個人の権利の究極の保護者となる連邦判事の誕生

 7)独立戦争後のアメリカの極度の財政的混乱を収拾したワシントン政権

  (1)満場一致で選出されたワシントン大統領

  (2)連邦政府にのしかかる独立戦争のつけ

  (3)合衆国の財政破綻を救ったハミルトン財務長官

  (4)政府の「信用と力」を勝ち取ったハミルトン財務長官

  (5)ハミルトン財務長官による国立銀行の設立と工業重視の金融政策

 8)ハミルトン財務長官とジェファソン国務長官の対立が生んだもの

  (1)望ましい対立─チェック・アンド・バランス

  (2)ワシントン内閣における二人の立場

  (3)ジェファソンと対照的なハミルトンの生い立ち

  (4)ジェファソンとハミルトンが生んだ二大政党制─民主党と共和党

  (5)政府の腐敗のはじまり

 9)アメリカ建国の6人の父祖のリーダーであるワシントンの政治 

  (1)連立内閣から出発したワシントン政権

  (2)第二期政権でのジェファソン国務長官の更迭とワシントン引退の決意

  (3)大成功を納めたワシントンの外交・通商政策

  (4)ワシントン政権のもとで自立した工業発展に向かって離陸したアメリカ

  (5)アメリカ国民に対するワシントンの告別の辞

6.8. アメリカ建国へ歴史を展開させたキリスト教のユニークな役割

 1)はじめに

 2)ルター派とカルヴァン派のプロテスタント運動

  (1)ルターと距離をおいて第三の道を行くエラスムスの「自然宗教」

  (2)エラスムスの「第三の教会」を求める声

  (3)ルターの回心

  (4)ルターの思想

  (5)世俗の権威に訴えた聖職者ルター

  (6)ルターのプロテスタント運動が内包する矛盾

  (7)農民を犠牲にしたルターの改革─領邦国家のキリスト教

  (8)プロテスタント運動の分裂

  (9)カルヴァンの思想─アウグスティヌスの運命予定説と神権政治

  (10)三種の国家宗教の並立

 3)一体として発展したアメリカ宗教とアメリカ合衆国

  (1)アメリカ革命を実現した人びとの合理主義と大覚醒運動の精神

  (2)一体となった独立革命の理念とキリスト教倫理にもとづくアメリカ宗教

  (3)アメリカ合衆国の共和制の維持に不可欠なキリスト教

  (4)ユニテリアンに受け継がれたエラスムスの思想

  (5)ユニテリアン派を発展させたアメリカ共和制

  (6)世界の改革を道徳的観点から吟味するアメリカ

  (7)倫理や道徳をコンセンサスとするアメリカ宗教

 4)人間の社会システムの進化を推進したキリスト教の特異性とは何か(1)

  (1)エッセネ派の修道士であった洗礼者ヨハネ

  (2)歴史上実在した人物イエス

  (3)パウロが証明すること

  (4)正典の福音書が伝えること

  (5)聖書学の効用と限界

  (6)人間の理解を超えたイエスの普遍救済主義

  (7)イエスに与えられた困難な使命─自分の死によって得られる勝利

  (8)失敗によって正しさが証明されるというイエスの使命のパラドックス

  (9)ローマ総督ピラトによるイエスの磔刑の背景─ユダヤ教社会との断絶

  (10)イエスの民主的な運動の支援者となった「地の民」

 5)人間の社会システムの進化を推進したキリスト教の特異性とは何か(2)

  (1)キリスト教の特異性(1)イエスの哲学的思想─山上の垂訓

  (2)キリスト教の特異性(2)政治と宗教に対する抵抗のシンボル、イエス

  (3)キリスト教の特異性(3)人間の罪を購うためにイエスを犠牲にした神

  (4)キリスト教の特異性(4)イエスの復活

 6)イエスの時代のユダヤ教

  (1)ディアスポラのユダヤ人

  (2)政治的な問題を解決する能力の不足したユダヤ人

  (3)純粋に法的であった人間と神との関係、法解釈で分裂するユダヤ教

  (4)サドカイ派

  (5)ファリサイ派

  (6)エッセネ派

6.9. アメリカ建国の父祖たちへ続いた理神論の流れ

 1)はじめに

 2)アメリカ建国にたずさわった人びとの宗教観

  (1)合衆国憲法が宗教についての合意も枠組みも欠くに至った歴史の偶然

  (2)宗教に寛容だった理神論者ワシントン

  (3)フランクリンの理神論

  (4)信教行為に不寛容なものを嫌った理神論者ジェファソン

  (5)聖典に関する広範な研究を行なっていた理神論者マディソン

  (6)宗教と道徳を教える教会と知識を教える教育の重視

  (7)憲法修正第一条の意味

  (8)非キリスト教的、あるいは反キリスト教的なものの否定

 3)エラスムスに至る理神論の流れ

  (1)十四世紀にはじまった、キリスト教の論理的な上部構造の排除

  (2)基本的なキリスト教文書の再調査と新学問が生み出した自然宗教

  (3)聖書主義の台頭

  (4)印刷技術の発展と新しい知的運動の展開

  (5)エラスムスの経歴

  (6)偉大な著述家、世界的ジャーナリストとなったエラスムス

  (7)潰えたエラスムスの夢

  (8)待望されたエラスムスの第三勢力の発展を妨げた二つの集団

 4)中産階級の代弁者エラスムス

  (1)聖職者による聖書の独占を認めないエラスムス

  (2)聖職者による教育の独占を認めないエラスムス

  (3)神の前の人間の平等

  (4)自国語訳聖書の普及

  (5)検閲を受けない、一般大衆が読んで理解できる聖書の普及

  (6)教会の仲介を拒否したエラスムスの聖書中心主義─『痴愚神礼讃』

  (7)三位一体説が後年付け加えられたものであることを示したエラスムス

  (8)神学を退けたエラスムス─キリスト教の神髄はイエスが説いた美徳だ

  (9)ルターのプロテスタント勢力も拒否したエラスムスの不可知論

 5)国家宗教と宗教戦争によってくだかれたエラスムスの夢

  (1)エラスムスのめざした平和的宗教改革─理性、博愛、信仰の自由の主張

  (2)ドイツ諸侯の力に頼ったルターの宗教改革

  (3)宗教戦争の回避に努力した平和主義者エラスムス

  (4)一世紀以上つづいた宗教戦争の暗黒時代の到来

 6)17世紀半ばのイギリスで再建されたエラスムスの第三勢力

  (1)暗黒時代の終焉

  (2)多宗派社会の誕生

  (3)宗教と政治の分離

  (4)イギリス社会に浸透しはじめたエラスムス派の第三勢力の思想

  (5)新しいキリスト教弁証学体系の基盤となった自然哲学

 7)ジョン・ロックの思想

  (1)ロックの生い立ち

  (2)ロックの『人間知性論』─真実のために真実を愛する

  (3)ロックの自然宗教─精神と物質

  (4)「啓示」に対するロックの解釈─理性では否定できない教義

  (5)キリスト教の最小限度の教義─ロックの選択

  (6)エラスムス派の思想への傾斜

  (7)トマス・ホッブスから大きな影響を受けているロックの思想

6.10. 進化する理神論

 1)はじめに

 2)キリスト教の教義の形而上学的ことがらについて

  (1)宗教の進化が社会システムの進化の原動力になっているのではないか

  (2)形而上学的な事柄(宗教のもつ保守性)を議論するのは誤りである

  (3)キリスト教の理神論は進化するのではないか

  (4)合理的キリスト教は無力か

 3)ポール・ジョンソンの『神の探究』

  (1)人間は道徳を完全に排除して生きることはできない

  (2)神を求める人間

  (3)人間にはなぜ良心があるのか

  (4)神を求める心─不幸や苦痛や悲しみを理性で克服できる人間はいない

  (5)神についての私の認識とそれに伴う結果がもつ意味を追求する

 4)私の『神の探究』

  (1)科学のできること

  (2)知能を備えることになった人間はどう生きればよいのか

  (3)人生の不条理

  (4)肉体の欲望の強さをどう考えるか

  (5)自然宗教

 5)生物としての人間

 

文献一覧

【文献24】内山敬康「大学化学の基礎」共立出版(1991);6.2., 4.4.

【文献25】David Sloan Wilson, The struggle to evolve complexity, a book review on "The Cooperative Gene: How Mendel's demon explains the evolution of complex beings", Mark Ridley, Free Press (2000), Bioessays 25, 189-90 (2003);6.2.

【文献26】Richard E. Dickerson, Irving Geis, The Structure and Action of Proteins, Harper & Row Publishers (1969)、「タンパク質の構造と作用」(山崎 誠、赤沼宏史、野村晃司、諸井将明、黒田和史、共訳)共立出版(1975);6.2., 4.4.

【文献27】Paul Johnson, A History of the American People, HarperCollins Publishers, Inc. (1997)、ポール・ジョンソン「アメリカ人の歴史」(I、II、III)(別宮貞徳、べっく さだのり、訳)共同通信社(2001);6.3., 6.4., 6.5., 6.6., 6.7., 6.9., 7.2., 7.3., 7.6., 7.11.

【文献28】Paul Johnson, A History of Christianity, The Orion Publishing Group Ltd. (1976)、ポール・ジョンソン「キリスト教の2000年」(上、下)(別宮貞徳、べっく さだのり、訳)共同通信社(1999);6.8., 6.9., 6.10., 7.2., 7.6., 7.11.

【文献29】Paul Johnson, The Quest for God: A Personal Pilgrimage, The Orion Publishing Group Ltd. (1996)、ポール・ジョンソン「神の探究」(高橋照子 訳)共同通信社(1997);6.10.

【文献30】Jared Diamond, Why is sex fun?, Orion Publishing Group Ltd. (1997)、ジャレド・ダイアモンド「セックスはなぜ楽しいか」(長谷川寿一 訳)草思社 (1999);6.10.

 

6. のはじめにもどる     トップページにもどる