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お知らせ
- 期末試験情報を掲載しました。(New!)
- レポート問題(pdfファイル)を出題
しました。
- 介護体験のため全員出席することがないので、中間試験を実施せず、レポー
トを提出してもらうことにしました。提出締め切りを1月14日とする予
定です。
- 2005年度のページを見ると1回に
どの程度進むかわかります。テキストを見て予習しておくと良いですよ。
目次
- 日時:2月4日(水)3.4時限(10:30~12:00)
- 場所:講義と同じ部屋
- 範囲:第3章条件付分布~第7章まで
- 講義のページ
から、過去の確率・統計Bのページを見ると過去問や練習問題などがあります。
- レポート問題と同じような問題と、最小二乗法、不偏性、一致性、最尤推定量、区間推定に関する問題を出します。講義で説明した例題なども見ておくと良いです。
- 提出締め切り:2009年1月14日(水)
- 提出場所:数学事務室カウンター前のボックス
- 問題:レポート問題(pdfファイル)
- レポート問題の補足:
問題3について、特性関数からモーメントを求めるためには、
絶対モーメントが有限値であることを確かめる必要があるが、そのやり方がわからないとの質問がありました。
反転公式を用いて、確率密度関数を計算する方法はあるのですが、難しいので、問題の特性関数は自由度 k のカイ二乗分布の特性関数である、ということを利用して良いとします。カイ二乗分布の定義は、テキスト98ページにあります。
- 解答(pdfファイル)
- 補足(pdfファイル)
(カイ二乗分布の特性関数の導出方法と, 問題4(3) の解が二組あることについて)
テキスト出版にあたり、web ページへの掲載は中止しました。
期待値の一般的な定義で, ルベーグ積分の積分範囲は実数全体
ですね。
→はい
一意性定理の証明で, 分布関数の連続点の全体は稠密であることを示すのに,
「不連続点が高々可算であることより」とありましたが, 一般的に
「 の測度= 0
ならば は稠密」は正しいですか.
→
実数全体 の部分集合
について
は で稠密かどうかということであれば,
成立します. 稠密でなければ,
に含まれる開区間が存在することになりますが,
開区間のルベーグ測度は正だからです.
独立の記号が出てきましたが, という用い方でよいのですか.
→はい.
確率収束の定義を
としても良いのですか.
→はい. 余事象の確率の収束を考えているので, ノートにある定義と同値な条件です.
11/19の授業で、N 人の母集団中、M 人の支持者がいる場合に、n 人を非復
元抽出したときの n人中の支持者数を X としたとき、, と板書しま
したが, なのになぜ
とする必要があるのですか。
→ の書き間違いです。ノー
トを訂正しておいてください。
12/3の板書の訂正平均二乗誤差を分散と偏差で表す
ところで,
と書きましたが, 正しくは
です。
中央値の例として、ボーナスの分布で「平均値を取るよりも、中央値を取っ
たほうが多くの低所得の社員が喜ぶ」と言っていましたが、その中央値を
どう利用するのでしょうか。実際どこかで使うのでしょうか。
→ 新聞やテレビの報道では、平均値は示されても中央値が示されることはほ
とんどないのですが、実際に実験や調査の結果得られたデータの分布を報告する
ときは、平均値、中央値だけでなく、標準偏差、四分位範囲、さらにヒストグ
ラム、箱ひげ図と呼ばれるグラフなど、様々な特性値や図が提示されます。
- 10/1 : 確率・統計Aの復習(確率空間, 確率変数, 確率分布, 連
続型, 離散型), 条件付分布の定義(離散型の場合)
- 10/8 : 条件付分布の定義(連続型の場合), 条件付期待値の性質
テキスト 83ページまで配布
- 10/15 : 特性関数の定義, 性質, 反転公式, 応用(分布の特定, 期待値計
算)
- 10/22 : 確率収束と分布収束の定義, 大数の法則, 確率収束 ⇒ 分布収束
テキスト 91ページまで配布
- 10/29 : 中心極限定理, 連続性の補正
- 11/12 : 概収束の定義, 概収束⇒確率収束, 漸近公式
テキスト 107ページまで配布
- 11/19 : 母集団と標本, 無作為抽出(復元抽出, 非復元抽出), 母集団分布,
統計モデル(パラメトリック統計, ノンパラメトリック統計), ランダム標本, 経験分布関数
- 11/26 : 経験分布, 標本平均, 標本分散の漸近性質.
順序統計量の定義, 標本平均と中央値.
テキスト117ページまで配布.
テキスト97ページ~102ページを飛ばした. (後まわし)
- 12/3 : 順序統計量の分布。
推定問題, 推定量の良さの基準(不偏性, 平均2乗誤差, 分散, 一致性,
集中確率)
- 12/10 : 最小2乗法、重回帰モデルの最小2乗推定量とその良さ(不偏性
と分散)
- 12/17 : ガウスマルコフの定理と証明(
の正則性を仮定しない場合), 最尤推定量の定義
- 1/14 : 最尤推定量の例(二項分布, 正規分布の母数の最尤推定量と, その性質).
正規分布に従う確率ベクトルの線形変換の分布(→定理6.2).
- 1/21 : 正規分布の母平均, 母分散の最尤推定量の分布. 区間推定. カイ二乗分布とt分布.
- 1/28 :仮説検定と基本定理.
- 2/4 : 期末試験