シネマ・コレクション(こんなもの見てしまいました!)



 
 
黄泉がえり
 

当初,この映画2週間で興業打ち切りになるという話だったらしい。で,どういうわけか(ひょっとしたら主題歌のヒットのおかげ?)ロングランになって人気も徐々に上向きに。ミーハーな僕も流行に遅れてはと映画館へ。どうせ日本映画だし・・・。と思いつつ。でも,なかなか良かった。主役の草g 剛・竹内結子も良かった。ストーリーもまったく知らなかったので,結末にはちょっとじーんときたかな・・・。柴崎コウの劇中歌。何度聞いても泣けるよー・・。

 


 
 
ロード オブ ザ リング 1,2

言わずと知れた,指輪物語。といっても,僕は読んだことがなかったので,この映画を見るまではどんな話なのか知らなかった。
ご多分に漏れず,CGをこれでもか!と言うほど駆使していて,ちょっと肉を食べ過ぎて胃がもたれたかな?って感じ。
 2に至っては,主人公が予算の関係で他の人に変わったの?ったくらい出番がすくなくて,何がどうなっているのかよくわからん・・・。
 


 
 
スパイダーマン

 アメリカンコミック最後の大物,ついに登場!スーパーマン・バットマンに並ぶアメリカンヒーローの映画化。蜘蛛の糸でビルの間を飛び回る特撮が今までの技術では撮影不可能だったため,映画化が遅れたらしい。(あくまでも噂)派手なアクションばかりを期待していくと,ちょっとおもしろくないかも?いろいろメンタルな部分で悩み多きヒーローが原作に忠実に描かれていて,面白かった。


 
 
オーシャンズ11
  
 ジョージ・クルーニ,ブラッド・ピット,ジュリア・ロバーツなど出演料だけで大学の予算に相当してしまいそうな俳優が勢揃いのこの映画。過去のリメイクらしいのだけれど,見終わってちょっとがっかり。こんな俳優勢をそろえる必要がはたしてあるのか?ストーリーにしてもアクションもなければとりたてて盛り上がりもない。え?これだけ??そんな感想。ジュリア・ロバーツに至っては他の映画の合間に出演って感じが見え見え。

 
 
千と千尋の神隠し

 アニメーションの巨匠?宮崎 駿の最新作。これも映画を観るまで何日もかかってしまった作品。チケット売り場に行ってもすでに満席。レイトショーにいっても残席2とか3とか・・・。他の映画館にいっても長蛇の列。まるで開店前のバーゲンセール状態。で、やっとの思いで観たスクリーンの迫力はさすが!リピーターも多いみたいだ。自宅でビデオで観るよりこれはやはり劇場で観るに限る!


 
 
シュレック

 人形がCG合成のおかげでなめらかに動くアニメーション。僕は日本語吹き替え版を見た。「藤原紀香」「ダウンタウンの浜ちゃん」が声を担当している。昔々のおとぎ話。お姫様と醜い怪物のお話。もう、何の説明もいらない。大人から子供まで何も考えずに笑える作品。後には何も残らない。当然「血」も「バイオレンス」も「爆破シーン」も出てこない。


 
ソード・フィッシュ
  
 あのジョン・トラボルタがアメリカを騙してしまうテロリストに扮する。なかなか小気味よいアックションとはでな演出,CGを駆使してともすると「またマトリックスのものまねか?」と思ってしまうところもあるが,エンドクレジットが出た後ストーリーを考え直すと面白いかも?

 
トゥーム・レイダー

 アンジョリーナ・ジョリー主演の女性版インディージョーンズというところか?物語の導入部分に時間をかけすぎたような感じがする。エンディングに進むにつれて舞台セットもこぢんまりとして、まあ、テレビゲームを楽しんだと思えばいいかも。パート2が進行中とかそうでないとか。


 
ハリーポッターと賢者の石

 今(2002年)の話題を独占しているこの映画。原作の本は読んでない。でも、前評判もすごいし、だいたいチケット売り場に長蛇の列!時間を気にして行っても、既に売り切れという状態。で、やっとのことで見ることが出来た。で、感想は・・・。本を読んで映画を観たらきっと面白いのかも。ぼくにはただの説明映画にしか思えなかった。特にチェスで戦うところなど、あっけなく終わってしまうし、ラストの戦闘場面?などえっ?ってな感じ・・。並んでまで見る物かなあ・・・。というのが正直な感想。

 
ダイナソー

 ディズニーが配信する恐竜映画。まだ人類が地上に出現するずっと以前。恐竜達が我が物顔で地上を支配していた時代。地球に隕石が落下してくる。世界が地獄と化した中、生き残ったわずかな生物達が伝説の楽園目指して困難に打ち勝ちながらもやがてたどり着く・・・。品行方正、文部科学省推奨のお墨付きでももらえそうな、そんな映画。残酷シーンもないし
・・・。僕は「江角マキ子」の吹き替え版を見てしまいました!!全編オールCGでここまで技術は進んだか!って感じの映画でした。


 
 
ヴァーティカル・りミッツ

 魔の山K2。その山に無謀にも向かった妹を含むパーティが天候の悪化で遭難してしまう。残された時間は22時間。妹達を救出するため、登山から遠ざかっていた兄が再び悪天候のK2に向かう。果たして間に合うのか?!映画の冒頭からはらはらの連続で正直、緊張のしっぱなしの映画だった。5分に1回驚きの場面がやってきて、落ち着いて見ていられない。CGをふんだんに使って撮影してあるとは思っても、随所に出てくる落下シーンは手に汗ものだ。


 
オーロラの彼方へ

 1999年ニューヨークの空にオーロラが出現する。それは実に30年ぶりの異常気象。恋人に捨てられた主人公は自宅でかつて父親が使っていた「無線機」を見つける。そして奇跡が始まる・・。現在(2001.1)上映中なのでストーリーは伏せるが、案外予想のつくストーリーだと甘く見ていたら、最後に大どんでん返しを食らった。予告編では悲しい話なのかな・・?と想像していたが、涙はない。しかし、見終わってなんだか嬉しくなった映画だ。


 
 
オータム・イン・ニューヨーク

 プレイボーイのハンサム中年男と余命幾ばくも無い少女の恋愛ストーリー。初めは遊びのつもりの中年男。が、次第に少女にひかれていく。そして迎えるクリスマスの日。発作に襲われて倒れてしまう少女。「大好きなあなたと、ずっと一緒に生きていきたい・・・。」ベッドの中でそうつぶやく少女の台詞で、まわりからすすり泣きが聞こえ始め、紅葉の美しいニューヨークがいっそう悲しみをさそう。でも、僕は泣けなかった・・・。鬼か?


 
 
アルマゲドン

 もう一つの隕石衝突モノ。のっけから迫力あるパニックシーンがやってくる。その中に「松田聖子」が登場してくるのには笑える。同じようにニューヨークやパリ、香港を隕石の雨が襲い、やがてメインの巨大隕石が地球に近づいてくる。主人公達はスーパースペースシャトルに乗り込み隕石破壊に出発する・・。ストーリーまでおんなじ。こんなことなら、二つ一緒にもっと予算を使ってすごい映画をつくればよかったのでは?こちらはDVD発売中。

ディープ・インパクト

 丁度同じような映画が重なっていた、いわゆる隕石衝突モノ。そのうちの一つ。主人公の女性キャスターとその両親。そして、もう一人の主人公の少年とその家族が縦軸と横軸になって時間が経過。あくまでも生き延びようとする少年と静かに運命を受け入れようとする女性キャスター。やがて訪れる地球最後の時。地上30メートルの巨大津波が押し寄せて大都市ニューヨークを飲み込むCGは圧巻だった。DVDやLDでの発売がないのが残念。
 


 
 
グリーン・マイル

  スティーブン・キングの同名小説の映画化。映画で公開された時は、映画館に行くチャンスが無くて、結局DVDの発売を待ってやっと見た。小説を読んだのは結構前だったので、ストーリーは虫食い状態。でも、いろんな場面を見ながら、「そうそう、こういう話あったよなあ。」って思い出しながら見た。自分の思い描いていた俳優とは主人公のイメージが違ったが、コーフィー役の黒人俳優
は、なかなか良かった。死刑執行シーンがくどいのと、ラストシーンが原作もそうだったのかは忘れたが、肩透かしを喰らった感があった。でも、見て損はないかな?さすがに僕は泣けはしなかったけど。
 


 
エリン・ブロコビッチ

 全米史上最高額の和解金を手にした女!がコピーの映画。主役はジュリア・ロバーツ。実話の映画化で、本人が実際に映画にも登場している。派手なアクションもHシーンも(爆)無いけれど、尻の重い弁護士を蹴飛ばしながら最後に大企業相手に勝利する話は、実話だけあって面白いと思った。全米史上最高額の和解金を手にした女を全米映画界最高の出演料女優が演じるもの皮肉?でも、素で演じていると思わせる演技はさすがプロ。
 


 
マイ・ドッグ・スキップ

 少年の誕生日に両親から贈られた犬。その名はスキップ。近所の悪ガキにいじめられていた少年が、その犬を通してだんだん成長していく過程を、成人した主人公が思い出しながら語っていく・・。そんな話。古くは名犬ラッシー、最近ではベートーベン?の話の二番煎じって感もなくはないかな?しこんだわけでもないのに、芸達者な犬はなんだか不自然。でも、こんな犬いたらいいなと思ってしまう。晩年老衰?で死んでしまった犬のことを寄宿舎に入った主人公の下に届いた手紙の文章でさらっと知らせるあたりで、ちょっと胸にキュンときた。