Hawaii Diary #2


ハワイでの写真など


■ 3月15日(金) 21:20うち思ったより寒くない

昨日の「ホタル」は、ぽろぽろ涙もの、という訳ではなかったけれど、 心動かされ、また、考えさせられた。奇しくも、前日に開戦の地、真珠湾を 訪ね、そして次の日に終戦の物語を観る。自分がこの時代についてあまりに 知らないのを恥じた。
健さんはやっぱりいい。健さん自体はそれほど目立つわけではなく、むしろ、 彼の控えめな存在が相方の奥さんの人間像を十二分に映画の前面に引き出す。
映画は知覧の特攻の物語を軸にしてはいるけれど、戦争の悲劇を訴えるというよりは、 その中で、苦しさに必死で立ち向かいながら、前を見て生きぬく夫婦の姿を ひしひしと伝えて、心打たれた。
今の時代、かくも苦しさと避けられない運命を背負いながら、幸せに 生を全うする夫婦、人々はどれほどいるのだろうか。

午後、帰仙。教室の建物も景色も自分の机も、何が変わっているわけではないけれど、 あまり帰ってきたという気がしない。言うなれば、これまで自分がいた場所でない、 見知らぬ所に迷い込んだような、妙な感じがする。
一方で、暮らしなれた空間での日常に戻ったことで、自分はハワイなんかに本当に行ったんだろうか、夢でも見てたんじゃないかという気持ちも湧いて来る。
なんか矛盾してますね。まあ、じき普通にもどるだろうけど。

東京を出るときからそうだったけど、だんだん鼻がむずむずして目がしょぼしょぼしてきた。
やっぱ今年もこいつに苦しまなくてはならないのか。
実家でお薬を多種仕入れて来たけれど、眠くなるのであまり使わずにすませたい。

ああ、なんてハワイは良いところだったんだろう、花粉症がないなんて!

久しぶりに原付に乗ったけど、やっぱ時々左車線に違和感を感じてしまう。危ない危ない。
・・・ということは、やっぱりハワイに行って、右車線で500milesも運転したというのは夢ではなかった、ということですね。

■ 3月14日(木) 17:30実家ちょっと天気悪くなってきた

天気も良かったので、昼前に家を出る。お決まりのパターンで梅ヶ丘から 登戸まで各停で行って、急行で下北に戻り、高架工事の様子をチェックする。 すでに梅ヶ丘駅含めて、以西の下り線は完全に高架になっていた。 中吊広告によると、02年度中に上下線ともに高架化完了、04年度には 複々線かが完全に完成するとか。着々と変わって行く。

その後はのんびり下北散策。しばらく空き地だった小学校時の友人の 家の跡地には、見知らぬ新しい家がそびえ立っていた。 他にも行く度に微妙に変化が見られる。でも、道は変わらず昔の通り。 なんかほっとする。
本屋で文庫を買って、珍しく適当な店で昼を食べたあと、 いつものように中古CD屋を巡る。今日の購入、BUMP OF CHICKEN「JUPITER」(2480円)、 ゆず「ユズモア」(2580円)、RAZZ MA TAZZ「Best Seasons -autumn〜winter-」(1380円)、かの香織「裸であいましょう」(480円)、DORAMAにて。
前者2つは日本を離れている間に出たNEW ALBUM、もとより新品ででも買おうと思ってたけど、幸い中古でも出回ってて少し安く買えた。
後者はもはや遠い過去の発掘アーティスト、やっぱり昔に比べたら随分値が下がってる。
安めの床屋でやっと髪を切った。ほんとはハワイ行く前に切りたかったんだけど。 でもだいぶすっきりした。

さて、親がチケットもらったとかで、これから渋谷に出て渋谷公会堂で 映画を見て来ます。「ホタル」高倉健主演。
健さんいいよなぁ。 「鉄道員」でも抜群だったし。また泣いてしまうかも。

のんびりモードは今日いっぱい、明日早くに仙台に戻って、 気持ち切り替えてまずは来週の研究会に備えねば。

#日本に戻って2日目、ちょっと鼻がむずむずし始めるいやな予感が、、、。忘れてたのに。

■ 3月14日(木) 6:00 AM実家東京は晴れ

やっぱり自分の中にもちゃんと体内時計が壊れず機能しているらしい。
4時には目が覚めてしまった。向こうでは9時、適度な時間である。
まあ、明日またすこし起きるのをずらせば丁度良いペースで日本時間に戻せそう。

日の昇る前に早起きしてしまったので、例のリゾッチャビンゴ必勝法?についてまとめました。 知りたい人は以下を参照下さい。
今後も純粋にビンゴを楽しみたい人は見ない方がいいかもしれません。また、JALの営業 妨害になってもまずいので、身近(教室、ハワイ)のみのアクセス制限とさせてもらいます。その他でどうしても見たい!という人は、個人的にこっそりご相談下さい。

日が昇ってきたので、裏の羽根木公園でも散歩してこよう。

Reso'cha Bingo必勝法!?

■ 3月13日(水) 10:50 PM実家やっぱりまだ寒い

今朝は朝焼けのMauna Keaがきれいだった。

12日7:00 HST(13日2:00JST)ホテル発。数日前に、予定の飛行機が運休になったと 代理店から連絡があったので、1時間以上早い一本早い飛行機で ホノルルに向かう。遠ざかるホテル、ヒロの町、数日前走った外周道路、 無数の渓谷と滝、ひときわ壮大なワイピオ渓谷。いまや身近に感じる ハワイ島の地形をあっと言う間に舐めて行く。山頂の望遠鏡群も、 どれがどこの望遠鏡、とすぐに分かるくらいになっていた。

ホノルルで、3時間くらい飛行機の待ち時間があったので、思い切って 空港の外に出ることにした。無難に近いところで、タクシー拾ってPerl Harborの U.S.S. Arisona Memorialを目指す。平日というのに大勢の人でにぎわっていた。 いざ入ろうとすると、軍のお兄さんに呼び止められてしまう。どうやら、 大きなかばんをもって入ることはできないらしい。確かにそういう 看板も立っていた。カメラバッグ程度もだめだとか。
ほとんどの人は自分の車や観光バスで来てるから、荷物を置いて手ぶらで施設に入っていくけれど、 こちらはタクシーで来たからそうもいかず。しかも、手荷物預かり所なんてのは ないらしい。グループで来てる人は、2手にわかれて荷物番と見学を交互にやる 人も見受けられたけれど、1人でそう時間もあるわけでないのでそれもできない。
無念にも、今回は中に入るのは断念して、施設前の芝生の木陰で風に涼みながら、 記念館のにぎわいと、対岸のBattleship Arizonaを眺めるにとどまってしまった。
ちなみに、行きのタクシーを空港前で呼んだら、なんとものすごく長〜い リムジンがやってきてしまった。こんなの初めて乗った。 料金がものすごく気になりつつも、 いまさらあとに引くこともできず乗り込んだら、記念館まで10分ちょっとでchip込み17$。 まあ、そんなものかな と思ったけど、帰りのタクシーはハイウェイを飛ばして5分足らずで10.50$。 やっぱり行きは高かった。でも、どうやら車の質というよりは、道の選び方が 悪くて時間がかかったことが大きいようだ。ともかく、めずらしい体験したので 良しとしよう。

成田への飛行機は気流に逆らうので、行きよりも2時間もかかって9時間も機内に缶詰め。 昼間なのでそれほど寝られるわけでもなく、じっとする時間が多くてしんどかった。 最初は見たくもなかったけど、映画が始まったので仕方なしに見始めたら、結構おもしろかった。 「バンデッツ」。結末のちょっとしたどんでん返しに、にやっとさせられたけれど (ちょっとうまく行き過ぎの感もあったけど)、所々にちりばめられた台詞にも はっとさせられるところが多かった。
JALだし、もう日本語圏かな、と思ったけど、スチュワーデスも日本語が それほどうまくない感じだったし、となりの席は成田経由でフィリピンに帰る というおっちゃんと中国人らしい兄ちゃんだったりで、結局、飲み物の注文も ちょとした世間話も、相変わらず英語ばっかりになってしまった。 最後には、となりのおっちゃんに、銚子は醤油で有名だとか、 あれが霞ヶ浦であれが利根川、成田山だとかどうでもいい話をしながら成田に着陸。

帰ってきた。長かった。空港を出るとやっぱり寒かったので、 アロハの上にトレーナーを着込み、バスで新宿へ向かう。 行きは時間が心配なので列車が一番だけど、帰りは多少渋滞で 時間かかってもバスが楽。やはり浦安あたりで渋滞になり、1時間半くらいかかって やっと新宿に着いた。あとは、小田急で実家へ。あまりに普通の日本の風景に いまやものすごく違和感を感じる。

さてさて、ここで重大発表。
ハワイ観測所に出入りする皆様。
噂のRisocha Bingo、当たりカードの見分けかた、 見事解明しました!近日、写真、図解入りで詳細に紹介予定。
乞うご期待!!
本当に偶然に当たりカードが配られて、ほかの人のを盗み見して比べてたら 違いを発見できたのだけれど、これで前回に続いて2戦2勝。 こんなところでつきを使ってどうする!?

ハワイ時間で言えば、朝7時に出て、いまはもう朝の4時。さすがに疲れたので そろそろ寝ます。久しぶりの和式布団で。

■ March 12 (Tue) 1:00 HSTNaniloa Resort Hotel, 707

どうせアップするのは帰国後だけれど、最後のハワイで。

午後はダウンタウンでご飯を食べたあと、夕方までめいめいに 散歩することになった。早速、昨日断念したTSUNAMI MUSIUMに行ったら、 熱心なおっちゃんが、ゆっくりとしたな英語で 懇切丁寧にTSUNAMIについて解説をしてくれた。
ずいぶん長々と話を聞いたけれど、 面白い話ではあった。その話のなかで、Mauna KeaのKeaの意味を 質問されて、whiteと答えたら、今日(?)初めての正解だと 感動されてしまった。(ちなみにその後時間をずらして行ったI田も 同様に正解して、2番目だ!と感動されたとか。)
その後はぶらぶらと町をあるいて、最後はしばらく海辺で海を眺めながら 心地よい風に当たりながらぼーっと考え事。

夕方4時の集合後は、時間があったので、溶岩で分断された ハワイ島南岸の道路の東の端まで行ってみようということになり、 最後のドライブ。溶岩あり、波高い海辺あり、なかなか変化に富んだ道路だった。 帰り道は、めったに見られないという夕空に映えるMauna Keaと望遠鏡群を眺めつつHiloに帰ってきた。

夕御飯をホテル近くのレストランで、やや豪勢に済ませて、H田先生の お部屋に少々ビールを持ち込んでささやかな酒宴を開く。
早めに切り上げたあとは、ずいぶん長い時間ホテルの庭の海辺に寝転がって、 (本当はいけないんだろうけど、余ったビール一本をペットボトルに詰めかえ て飲みながら)じっと星を眺めていた。時に唄を口ずさみながら。 今回のヒロ最後の夜空。沈みかけでさえオリオンは高かった。 準備の期間から含めて、長い長い一仕事だった。いろいろな経験、 いろいろな失敗、いろいろな喜び、いろいろな想い、きっと忘れることは できないだろう。
思い通りにできたこと、思い通りにならなかったこと、頭をよぎっては 止むことはないけれど、とにかく多くの人の暗に陽にの支えに感謝する ことは忘れてはならない。

夜半過ぎ、最後に南十字を拝むべく、もう一度あたりをのんびり散歩して、 雲で下半分が隠れたところを眺めて満足したところで床に就く。

明朝、帰国。

■ March 11 (Mon) 11:45 HSTSUBARU Office, Hilo終わった

装置を日本に向けて送り出しました。これでこちらのお仕事は全て終了。
みなさん、大変お世話になりました。

■ March 10 (Sun) 18:45 HSTSUBARU Office, Hiloあと2日。土産希望承るかも。

結局6-7時間で目が覚めてしまったので、今回初めてホテルの一階 で朝食を採る。パンや卵はハレポハクなんかとも変わりばえしないけれど、 9月に来たときも食べたヨーグルトがおいしかった。おすすめ。
レストランの中にすずめ(?)が平気で入ってくるのはなんとも のどか。

良い天気。集合時刻までまだまだ時間があったので、車で5分くらいで 行きどまりになるヒロ北東の海岸通を走って 適当な小さな海岸公園でお昼寝。30分そこら寝ころがっただけで、ずいぶん焼けてしまった。
湾の中とはちがって、波はけっこう高く、水は適度につめたくて、 足をつけると気持ちよかった。

午後はオフィスで観測所への報告書書き。やっと終わって、いまは隣で H田先生が英語のチェックをしてくれております。・・・拙い英語で申し分けなしです。

明日はいよいよ装置を日本に送り出します。抜かり無く終わらせよう。

■ March 9 (Sat) 23:40 HST NANILOA RESORT HOTEL 707, Hilo

装置グループ残留3人組(平均年齢高?)である計画を遂行。むふふ。いろいろ挫折もあり、夢果てて、夜11時前に帰還。
本計画の走行距離、占めて、256.9 miles。ハワイ島は広く奥が深い。

ホテルに泊まっていると、長い時間完全にネットワークから遮断される
(これも、デジカメ写真を落とすついでにオフラインで記述)。
日本では、布団の中にいてさえ度々PHS使ってメールをチェックしてしまうくらい、 どこにいてもネットワークから離れられない、それに囚われた生活を送ってたので、 いざそこから全く遮断されると、疎外感のようなとてつもない不安を覚える。でも、むしろそういう時間があるのが自然なことなのかもしれない。
あまりに情報を得るのに急ぎすぎていなかったか。そこまで得ようとした情報は、 本当に一秒一刻を争うものだったか。仕事の連絡も私信も、待つこと、待たせる ことも必要なのではないか。
なんて、のんびりしたことは言ってられないんだろうなぁ、日本に帰ったら。

ホテルの部屋、前半とは違い、時計も冷蔵庫もコーヒーのサービスもない、古めの部屋。チェックインの時は、今日、ocean viewのいい部屋に変えてくれると聞いてたけれど、それはなしになって、結局最終日まで部屋は変わらず。冷蔵庫なしはいろいろと不便、、、。

少しオフィスで仕事をしたとは言え、ほとんどお休みの一日だった。
こんなにも長く仕事から離れたのは、1ヶ月ぶりくらいかも。

お休みついでに、朝のファーマーズマーケットの様子をご紹介。

明日は午後からお仕事の予定。朝早く起きたらハワイ島日本人移民資料館かツナ ミ・ミュージアムでも行ってみたいなと思って調べてみたら、どっちも日曜 は休みらしい。残念。ひさしぶりにゆっくり寝ようかな。

■ March 9 (Sat) 13:10 HST SUBARU Office, Hilo

午前中は、M田くんを空港に送りがてら、こちらのゼミ大臣さんのご案内で ファーマーズマーケット見物。詳細は後程。

これから、ちょっと(?)外出予定。

■ March 8 (Fri) 18:40 HST SUBARU Office, Hilo 暑い!

ゼミ終了。初めての人々に装置のことを話せたのは嬉しかったけど、 さて、自分が代表してしゃべった事の、どこまで自分が貢献できていたのだろうか。
毎度のように、後半は早口で落ち着きがなく話していた気もする。
発表のまずかったところ、自分の理解が足りなかったところも 頭をよぎって、ちょっと自己嫌悪に陥ってしまった。
まあ、次に生かそう、前向きに。
いずれにしろ、いつもより沢山の方が聞いて下さったとか。
お忙しい中、またお疲れのところ、御静聴と活発な議論、どうもありがとうございました。 楽しいゼミでした。

昼ご飯はMIYOSでKATSU-DON。昨年食べた厚揚げか豆腐のような油揚げ(?)が載った KITSUNE-SOBAとは違い、まともな日本風だった。うまかった。

その後、装置はおよそ梱包が終わり、あとはちょっとした作業を残して日本行きを待つのみ。
また一段落。

作業後は夕方までぐったり、ぼーっと。

■ March 7 (Thu) 15:30 HST SUBARU Office, Hilo

昨日はホテル1Fの中華料理屋で、ほぼ2週間ぶりに飲酒。その後9時間くらい寝たような。

動作チェックの合間に明日のゼミの準備。

■ March 6 (Wed) 15:30 HST SUBARU Office, Hilo さらば山頂

装置はHiloに到着。
明日から簡単な動作チェックと日本行きの梱包作業。
あ、あさってのゼミの準備もしなければ。

空気濃いはずなんだろうけど実感はなし。山頂から持って来たペットボトルは 少しつぶれていたけど。下山も自分の運転で。これからさらにレンタカーを 借りて、右車線に染まって行きます。

■ March 5 (Tue) 22:30 HST UH Office, Hale Pohaku 小雨-> 晴れ

夕方までで片付け梱包を終え、明日、Hiloへ搬送。
ハレポハクは東北大関係者多数。3グループもいる。
いまいるUH Officeからは、常に88インチ望遠鏡の様子がモニターで映し出されている。 時々電気が付いてカセグレンローテーター回しているところをみると、 今夜からの観測のN尾君、順調に観測できている様子。
昼はかなり悪天だったけれど、晴れて良かったですね。

仙台を離れて2週間超、これまで2週間を超える観測は何度もあったけれど、 とりわけ長く長く感じる2週間だった(まだ先があるけど)。
やっぱり、日々初めてのことに対応しなくてはならず、 しかも言葉一つ一つにも神経を集中しなければならない、非日常の連続というのが大きいのかな。 充実していたということなのだろう。

この間、日本はどうだったろうか。みなさん元気にしてますか。こちらはこの通りなんとかやってます。
とは言っても、別にホームシックにかかった訳でもなし。 長かったとはいえ、こういう世俗を離れたところに滞在するのも悪くはないな、岡山とかの観測とはちがって。今日で山の滞在は最後。やや名残惜しい。

■ March 5 (Tue) 13:00 HST UH88 Telescope, Mauna Kea 雲の中

現在装置取り外し、撤退作業中。
お昼休み。

あまり天気には恵まれなかったけれど、素晴らしいデータは撮れた。

■ March 4 (Mon) 15:00 HST UH88 Office, Hale Pohaku 下界は曇り、ちょっとぱっとしない天気

今晩が観測最終夜。
我々の次の観測となる東北大のお二人は既にこちらに到着。

■ March 3 (Sun) 15:00 HST UH88 Telescope, Mauna Kea 小春日和

言われた程ではないにしても、やっぱり乾燥のせいで良く眠れない ことが多い。今日も喉の乾きで予定よりはやく目が覚めてしまった。 唇も乾いてぱりぱり。枕元に充分な水とリップクリームでも常備して おかないと。軽い睡眠薬を持参する人も多いみたいですね。

折角なので洗濯して、その間に食堂前のバルコニーの椅子でねそべる。 高地のせいか結構強い日差しが心地よく、気温も適度で、気がつけば 山頂への出発の約束時刻寸前までうとうとしてしまった。

今日も山頂は観光客で大賑わい。スキー、そりを楽しむ若者あり、 雪遊びをする家族連れあり。こっちの雪だるまは日本の2玉式(?)とは ちがって、節操もなく3つ4つ積み重ねたり、不気味な顔を作ったりする のばっかり。まあ、普段雪に慣れていない人々が作るの だから、典型がなくても当り前か。
荷台一杯に雪を積んで降りて行くのは、麓の子供達へのお土産だろうか。

周りは絶好の天気の下で思い思いの休日を過ごす人々で溢れかえる中、窓のない制御室で フラットデータ撮り。

■ March 2 (Sat) 22:00 HST UH88 Telescope, Mauna Kea 悪天

昼から登ってフラット取得。
強風につきドーム開けられず。
ハワイの日記屋さん来客中。

■ March 1 (Fri) 21:40 HST UH88 Telescope, Mauna Kea 好天

ついに自分の天体の観測開始。
淡いけれど、ちゃんと輝線プロファイルは受かった。
淡々と作業は進むけれど、喜ぶべき節目ではあろう。

■ March 1 (Fri) 7:50 HST UH Office, Hale Pohaku 2月は短い。

朝まで観測。
UHでのファーストライトは無事完了、感慨に浸るまもなく次の作業へ。
まだまだこれから。いろいろ壁が。

■ February 28 (Tue) 2:10 HST SUBARU Office, Hale Pohaku ねむい。

一筋縄ではいかず。いろいろある。
ふー。
酸素の多いところでしっかり寝よう。

■ February 27 (Wed) 17:40 HST UH88, the summit of Mauna Kea 10日経過。現在日本の様子はどんな感じでしょうか?

昨夜、仕事が遅くまでかかったおかげで、今度こそ本物の南十字観望。
高度が低くて月夜だったので、カンパネルラが去っていった 石炭袋までは分らなかった。次の機会に。

装置は無事望遠鏡にくっついた。
CCD冷却を待って、調整作業続きと、いよいよ観測へ。
もし興味を持って下さる方はこちらでもどうぞ。

まだまだ滞在半分に満たず。これからが本番。
ハレポハク滞在の皆さんは毎日朝から大勢で陽気に話してるけど、 寝おきの悪い自分にとってはちょっとできない芸当です。
疲れがたまって来た感じだけれど、そんなときこそ、 明るく元気に。

■ February 26 (Tue) 7:30 HST UH88 Office, Hale Pohaku 銀世界

積雪10cm。

Road Closed to All Observatories
Go Home


だそうです。

■ February 25 (Mon) 23:50 HST UH88 Office, Hale Pohaku 今夜も悪天候

日が暮れて、うっすらと雪が積もりかけた中を恐る恐る下山。
いまはハレポハクも雪景色。珍しいらしい。
山では雷も鳴ってるから大荒れだろうか。

観測準備の方は・・・、まあいろいろ起こりますね。

■ February 24 (Sun) 17:00 HST SUBARU Office, Hale Pohaku 悪天候

みぞれ、あられがひどくなり、山を下りろとの電話が掛かって来た。
山頂作業は午前中で終わり。

■ February 23 (Sat) 18:50 HST SUBARU Office, Hale Pohaku

予定にしたがって山頂で作業進行。
こちらに来てまだ一週間。一週間前が遠い昔に感じる。

今日の懺悔:
昨日まで見た見たと言ってた南十字はいわゆる「ニセ十字」でした。ウソつきでした。すいません。
いちばんありがちな、でも、まさか自分は間違えないだろうと思ってた罠に、まんまとはまってしまった・・・。

■ February 22 (Fri) 23:00 HST UH Office, Hale Pohaku 昨夜、念願の南十字を初観望

CCDカメラ、IRTFから持ってきたら、ちゃんと冷えた。良かった。
今日も晴れ。
山頂でスキーやらそりを楽しむグループが結構来ていた。
Maui島まで一望。(一番右がお世話になったIRTF)
あ、南十字がのぼって来た。寝よう。

■ February 21 (Thu) 22:00 HST UH Office, Hale Pohaku 一つのステップクリア

こんな数年間運転をしていない人間が、右車線のハワイを、 4WD車を駆って、Hiloからサドルロード、 未舗装山頂道を経てMauna Kea山頂まで運転してしまった。 無謀?
でも楽しかった。
ほぼ快晴でMauna Kea山頂もお向かいのMauna Loaも始終綺麗に見えていた。

今日はHilo(SUBARU Office)から山頂(University of Hawaii 88inch Telescpe)への装置運送、山頂での開封作業。
空気が薄い中、力仕事が多い上にUH staffとの英語での応対、トラブル発生、 さすがに今日は心身ともにくたびれた。
装置は無事山頂に到着し、首尾良く観測準備に入れそう。一安心。
でも、UHのCCD真空ポンプが壊れていて、急拠近くのIRTFにカメラを持っていって 真空引き、冷却をしなければならなくなった。 明日、またIRTFに行って冷却して、済んだら、温度が上がらないうちに急いでUHに運びこまないと。車で3分+建物出入りの15分くらいが勝負。
やっぱいろいろありますね。

一山越えて、少し時間の余裕が持てたので長々と。
南の空高く輝くカノープス、マウナロアの山頂ぎりぎりに沈んで行く、 日本では見られないアケルナルを見て感動。
人が見てないのをいいことに、ほとんど始めての ビリヤードも試してみたり。
ついでに、やっとのことで洗濯できた。

明日は8時発で山頂に向かいます。またもや急造ドライバーの運転で。

今日の教訓1: 英語は勢いと度胸で通じるものもあるが、そうでないものもある。
今日の教訓2:高山病と2日酔いの症状には一部相通ずるところがある。
昨日の夕飯@Hilo:Beef Curry (・・・焼肉カレーだった。附属のサラダになぜかテンプラが・・・)
今日までの写真: Hiloでの調整風景(-2/20)| UH88への装置搬入1| UH88への装置搬入2| UH88 1Fに置かれた装置。真空引きしようとするがポンプが壊れてた・・・

■ February 20 (Wed) 22:00 HST Subaru Office, Hilo あわただしい?

力仕事が主。明日朝早くから山の上へ。

■ February 19 (Tue) 10:00 HST Subaru Office, Hilo ちょっと冷えたかも

3日目。
朝は雪をかぶったMauna Keaがきれいに見えた。でも今はくもり。
空模様の変化が激しい。

たしか今日、Bump of Chickenの新アルバム発売日?
聞けるのは日本に帰ってからか。

22:45 HST(17:45 JST)そろそろ撤収
夕ご飯はSUSHI。10$はちょっと高かったけど、思ってたよりはずいぶんまともだった。
つかれた。やりたいこと、やるべきことは山積みだけれど、山頂行きに備えて 体調も整えないとね。

■ February 18 (Mon; President's Day) 14:00 HST Subaru Office, Hilo あったかい。ぐずついてた鼻はすっきり。

とりあえず2日目。

23:15 HST(18:15 JST)撤収
ノイズ半分になった。まだまだ下がりそう。
いまさらながら。

■ February 17 (Sun.) 14:30 HST Subaru Office, Hilo あったかい。

とりあえず到着。