研究報告 / 研究費

研究報告 (追って充実していきます)

[Blue Planet 研究] PHAI: プラネタリーヘルシーエイジングの地域実践

世界は今、高齢化社会を迎えようとしており、国連も「健康的に年を重ねる(ヘルシーエイジング)10年計画」を2020年に開始しました。このヘルシーエイジングを実践するにおいて、人間の健康のみならず、我々を取り巻く「社会」や「自然」を包括する「地球システム全体の健康」との調和が必要です。本研究は、「地球とともに歩む ヘルシーエイジング (Planetary Heath Aging:PHA)」の実践を行うため、地域の現状把握と課題の可視化を行うための「プラネタリーヘルシーエイジング指標 (PHA Index:PHAI)」の開発を行います。本研究は旭硝子財団 「ブループラネット地球環境特別研究助成」を受けて実施しています。

https://phai.hiroshima-u.ac.jp/

実施期間:2023年度~

倫理審査承認番号:

研究代表者:鹿嶋 小緒里

論文1:

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(新型コロナウイルス)新型コロナウイルスの人々の行動変容に関する研究

継続して発生する新型コロナウイルスに対して、感染始まりの人々の行動変容は必要不可欠です。コロナ過における人々の行動変容に関しての研究を実施しています。

実施期間:2020年度~

倫理審査承認番号:HUIDEC-2020-0009

学内研究代表者:張 峻屹 教授(先進理工系科学研究科)

論文1:Kashima S, Zhang J. “Temporal trends in voluntary behavioural changes during the early stages of the COVID-19 outbreak in Japan”
Public Health. 2021; 192: 37-44 https://doi.org/10.1016/j.puhe.2021.01.002

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(大気汚染)多目的コホート研究における、大気汚染曝露と健康影響に関する研究

国立がんセンターが実施する多目的コホート研究データを用いて、大気汚染やその他環境因子と健康影響に関する疫学研究を実施しています。

実施期間:2015年度~2024年度

倫理審査承認番号:広大 E-102号

研究責任者:澤田 典絵 (国立がんセンター)

詳細 (PDF)

論文1:Kashima S, Yorifuji T, Sawada N, Nakaya T, Eboshida, A. “Comparison of land use regression models for NO2 based on routine and campaign monitoring data from an urban area of Japan.”Sci Total Environ. 2018, 631–632, 1029-1037. https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2018.02.334

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(大気汚染)越境型大気汚染による健康影響評価に関する研究

黄砂をはじめとする越境型大気汚染による健康影響に関する疫学研究を実施しています。

実施期間:2015年度~2023年度

倫理審査承認番号:広大 E-174 号

研究責任者:鹿嶋 小緒里

論文1:Kashima S, Yorifuji T, Suzuki E. Are People With a History of Disease More Susceptible to a Short-term Exposure to Asian Dust?: A Case-Crossover Study Among the Elderly in Japan. Epidemiology. 2017 Oct; 28 Suppl 1:S60-S66. https://doi.org/10.1097/EDE.0000000000000700

論文2:Kashima S, Yorifuji T, Bae S, Honda Y, Lim YH, Hong YC. “Asian dust effect on cause-specific mortality in five cities across South Korea and Japan”
Atmos Environ 2016; 128: 20-27. https://doi.org/10.1016/j.atmosenv.2015.12.063

論文3: Kashima S, Yorifuji T, Suzuki E. Asian dust and daily emergency ambulance calls among elderly people in Japan: an analysis of its double role as a direct cause and as an effect modifier. J Occup Environ Med. 2014;56(12):1277-83. https://doi.org/10.1097/JOM.0000000000000334

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(災害)平成30年西日本豪雨災害の影響に関する研究

2018年の西日本豪雨災害が及ぼした影響について研究を実施いています。詳細はもうしばらくしたらお伝えできると思います。

実施期間:2018年度~2021年度

倫理審査承認番号:広大 E-1688 号

研究責任者:松本 正俊 (医歯薬保健学研究科)

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(災害)東日本大震災後の医療資源分布に関する研究

2011年の東日本大震災が医療資源にどのような影響をもたらしたかに関する研究を実施しました。

倫理審査承認番号:帝倫 17-083 号

研究責任者:井上 和男 (帝京大学)

論文1:Kashima S, Inoue K, Matsumoto M. Have the tsunami and nuclear accident following the Great East Japan Earthquake affected the local distribution of hospital physicians? PLoS ONE 2017 May 25;12(5):e0178020. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0178020

論文2:Kashima S, Inoue K, Matsumoto M. Characteristics of physician outflow from disaster areas following the Great East Japan Earthquake
PLoS ONE 2017; 2(1): e0169220. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0169220

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(気象)気象の健康への影響評価

循環器疾患は世界の死亡原因の大きな割合を占めており気象要因が強く関連します。そこで気候・生活様式が異なる地域で気象状況が循環器疾患へ及ぼす影響の多国間比較アプローチによる評価(日本、イスラエル、アメリカ、ドイツ、インド)に関する研究を実施しています。

実施期間:2019年度~

倫理審査承認番号:広大 E-1930 号

研究責任者:鹿嶋 小緒里

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(糖尿病)「ゆうぽうとスタディ」データを用いた疫学的研究

食生活や運動習慣の変化により、世界では糖尿病患者数は増加しており、予防対策のためのエビデンスがますます重要となっています。日本人の大規模健康診断データ「ゆうぽうとスタディ」を用いて糖尿病に関する疫学研究を実施しています。

実施期間:2012年度~2030年度

倫理審査承認番号:広大 E-1999 号

研究責任者:井上 和男 (帝京大学)

学内研究代表者:鹿嶋 小緒里

論文:後で追加します

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研究費

研究代表(研究費)

  • 科学研究費助成事業 (基盤研究(C)), 越境型大気汚染(黄砂)および地表大気汚染のヘルスインパクトアセスメント、2021-2023年
  • 科学研究費助成事業 (基盤研究(C)), 東アジア地域における越境型大気汚染(黄砂)の短期・長期曝露による健康への影響評価、2018-2020年 関連URL
  • 科学研究費助成事業 (基盤研究(C)), 東アジア地域における黄砂による健康影響評価(直接的・効果修飾的影響), 2015 – 2017年関連URL
  • 科学研究費助成事業(若手研究(B)), 黄砂による健康影響の東アジア地域における地理的差異の解明, 2013 – 2014年関連URL
  • 科学研究費助成事業(若手研究(B)), 日本の地形を考慮した大気汚染曝露の時空間モデル構築と死亡への影響評価, 2011 – 2012年関連URL
  • 環境研究助成, 国際的災害救援・人道支援活動における人工衛星画像の活用法の研究, 2008年
  • 平成19年度 八雲環境科学振興財団環境研究助成
    「国際的災害救援・人道支援活動における人工衛星画像の活用法の研究」, 2007

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研究分担(研究費)

  1. 令和2年度ヘルスケアサービス社会実装事業費補助金 ヘルスケアサービス社会実装支援事業(コラボ-コラボヘルスモデル構築支援)(分担), 企業が抱える健康課題に対処するための企業協同のコラボ-コラボへルスモデルの構築, 2020年, 2023年
  2. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)(分担), 医師の属性は人口地理的分布にどのように関わっているか-縦断的分析-, 2020年ー2025年
  3. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)(分担), ビッグデータを用いた大気汚染環境政策の健康影響評価, 2020年ー2023年
  4. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連J-RAPID (分担), 新型コロナウイルスの感染拡大が交通運輸・ロジスティクス部門に与える影響とその対応策, 2020年ー2021年
  5. 2020年度 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム (分担), Social Distancingによる社会の脆弱性克服・社会的公正の回復と都市の再設計, 2020年ー2022年
  6. ファイザーヘルスリサーチ財団 第28回(2019年度) 国際共同研究助成 (研究代表), 気象の循環器系疾患への影響評価:情報提供システムを目指した多国間比較アプローチ, 2019年ー2021年
  7. 平成30年度サタケ基金研究助成金 分担, 「医学部地域枠出身医師の県外流出に関する前向きコホート研究」, 2019(研究代表者:吉田 秀平 先生, 広島大学)
  8. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 分担,「6年制薬学部教育および薬学部新設は薬剤師分布を改善したか-人口地理指標からの分析-」, 2018 – 2021年 (研究代表者: 安藤 崇仁 先生, 帝京大学) 関連URL
  9. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)) 分担, 「地理情報システムGISによる大気汚染・地表熱の複合曝露の健康影響:コホート研究」, 2018 – 2020年 (研究代表者: 澤田 典絵 先生, 国立がんセンター) 関連URL
  10. 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 分担, 「岡山市における大気汚染曝露の急性・慢性影響評価」, 2017 – 2019年 (研究代表者: 頼藤 貴志 先生, 岡山大学) 関連URL
  11. 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 分担, 「新医師臨床研修制度は医師分布を改善したか-人口地理指標・診療科・施設からの分析-」, 2016 – 2018年 (研究代表者: 井上 和男 先生, 帝京大学) 関連URL
  12. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 「地理情報システム(GIS)による個人の大気汚染曝露と健康影響に関するコホート研究」, 2015 – 2017年 (研究代表者: 澤田 典絵 先生, 国立がんセンター) 関連URL
  13. 科学術研究助成基金助成金(基盤研究(C)(一般))分担, 大気汚染の疾病罹患・死亡・出生時アウトカムに与える影響の検討, 2014年, 2016年 (研究代表者: 津田 敏秀 先生 岡山大学) 関連UR
  14. 平成25年度へき地離島救急医療学会調査研究事業, 「無医地区における救急医療搬送の実態およびアクセスの評価」, 2013年 (研究代表者:井上 和男 先生, 帝京大学)
  15. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 「東日本大震災および原発事故が東北被災3県の医師分布に与えた影響の解明」, 2013 – 2015年(研究代表者: 井上 和男 先生, 帝京大学) 関連URL
  16. 公益財団法人ファイザーヘルスリサーチ財団 第21回(平成24年度)助成 【国内共同研究(年齢制限なし)】 , 「無医地区における一・二・三次および救急医療へのアクセスの評価」, 2012年 (研究代表者: 井上 和男 先生, 帝京大学 )
  17. 科学研究費助成事業(基盤研究(C)), 「日本とアジア各国での大気汚染による健康影響に関する包括的研究」, 2012 – 2014年 (研究代表者: 土居 弘幸 先生, 岡山大学) 関連URL
  18. 科学研究費助成事業(基盤研究(B)), 「気候変動による健康ハイリスク集団の特定と効果的な予防・適応策の構築」, 2010 – 2012年 (研究代表者: 津田 敏秀 先生, 岡山大学 ) 関連URL

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研究協力(研究費)

  • 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 研究協力者, 学校が避難所機能と教育を両立するための災害リスク管理に関する研究, 2017 – 2019年関連URL (研究代表者: 川崎 裕美, 広島大学)
  • 厚生労働科学研究(統計情報 総合研究)「医師・歯科医師・薬剤師調査や医療施設調査等を用いた医師確保対 対策に関する研究」 ,2014-2015年(研究代表者:小池創一, 自治医科大学)

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