HUSAインターンの声

HUSA Interns' Voices

2013-2014 「グローバル化支援インターンシップ」受講生 OB (2020年より日本企業に勤務)

シン テフン Shin, Taehun

慶北大学(キョンポック大学), 韓国, 電子工学専攻 Kyungpook National University, Korea, Major: Electronic Engineering

私が2013年‐2014年HUSAグローバル化支援インターンシップ(以下インターンシップ)に参加した当初は、全てが初めてで本当に難しいと何度も思いました。20歳の留学生に社会人レベルの対応を求められることはかなり厳しいものでした。しかし、そのインターンシップのおかげで6年が経った今、私は日本の会社に就職し、今年で入社2年目を迎えます。

私が「インターンシップのおかげで」と言ったのは、日本語のレベルが上達したことや、日本社会が経験できたからだけではありません。もちろん、それも就活面接の時に大きく役立ちましたが、なにより私にとって1年間のインターンシップは、私が会社を選ぶ軸を決めてくれました。その軸とは、「私を成長させてくれる環境で働きたい」ということです。そして、インターンシップの経験から以下の3つであれば、そのような環境であると確信しました。

①いろんな仕事ができる インターンシップではインターンが企画、会議参加、プロジェクト実行など様々な仕事に取り組みます。もちろん大変です。私は最初、簡単な文書作成すらできませんでした。 初めての仕事だったインターンの名簿作成は何回もやり直しでした。会議に行くと頭が真っ白になりました。一生懸命、なんとかして会議の議事録を作成し、先生から詳細な指導を受けました。 当時は「こんな仕事までやるのか」と思いましたが、振り返って見るとその一つ一つにたくさんの学びがあり、自分を成長させてくれました。なので、「インターンシップのようにいろんな仕事ができ、自分が成長できるような会社で働きたい」と思いました。

②いろんな国の人と仕事ができる 留学生インターンは、専攻はもちろん、出身国も文化も違います。当然一緒に仕事をして行くと意見が合わないこともあり、多くは文化の違いから起因するものです。同じ国、同じ価値観を共有している人と仕事する方が楽なのは当たり前です。しかし、違う価値観を持った人と一緒にいると、お互いぶつかることはあるとも、それを理解していく中で普段と違う視点で物事を見ることができるようになります。多様性の力です。インターンシップで私はアメリカ、ポーランド、フィリピン等からのインターンと一緒にいながら、その力を体験しました。

③上の人の近くで仕事できる インターンシップは大学内だけでなく、大学外の方々も絡んで一緒に仕事することが多くあります。中には、市役所の部長や議員の方に協力していただくこともあります。俗に言う「上の人」です。私は、大学生では普段会う機会のない方々とお話し、意見を聞くことにより、そのような方々の近くにいるだけでも非常に良い勉強になることに気付きました。

以上の3つの点を考え、私が選んだのが熱処理設備を製造、販売する今の会社でした。 社員数100人程度の中小企業でありますが、大手企業と比べ規模が小さい分、できる仕事の範囲が広く(上記①)、社長や役員との距離も近い(上記③)です。また、設備の60%以上を海外へ輸出しているため海外出張も多くあることから(上記②)、私が決めた「自分を成長させてくれる3つの環境」に満たしていると思いました。

私の場合、1年間のインターンシップが6年後の就職へ繋がりました。これからインターンシップに参加する皆さんはどうなるか、私には分かりません。私と同じものを得るかもしれないし、それ以上のものを手にするかも知れません。全ては皆さん次第です。最初は何もかもが初めてで、心がくじけそうになると思います。当たり前です。1日、1週間でなんでもできるインターンにはなれません。しかし、毎日少しずつ自分の不十分なころを補完していくと、1年後は日本の就活生にも負けないような立派なインターンになっていると、私は確信します。


2019-2020

パク スミン Park, Soo Min

濟州大学(チェジュウ大学), 韓国, 土木工学科 Jeju University, Korea, Major: Civil Engineering

僕は前から日本に興味があって広島大学の HUSA(Hiroshima University Study Abroad)プログラムを通じて意味のある事と日本についてもっと詳しく理解したかったし、インターンシップ授業は学校にあったどんな授業より僕のニーズを満たしてくれるに十分な授業だった。

僕と友達はインターンシップの授業を通じてフェスティバルの一部分を計画して実際に実行するプロジェクトを進めたしその過程の中で日本社会を理解することができる機会だけでなく価値観が違う人と協力する方法、リーダーシップ、責任感のような自分の能力を発展させることができる経験になった。

もちろんインターンシップ授業は地域社会と協力を通じたプロジェクトを進めるので他の授業より難しいし多くの責任感を必要とする授業だがインターンシップ授業を通じて僕が得られた経験を考えれば挑戦する価値は十分だと思われる。


2019-2020

ナッタニチャー・ラムヤイ Natthanicha Lamyai

チュラーロンコーン大学 , タイ, 日本語専攻 Chulalongkorn University, Thailand, Major: Japanese

広島大学での留学には、色々な活動があるけれども、最も楽しみにしていたのはこの「グローカル・インターンシップ」という授業です。そもそも実践的な活動が好きだし、日本でプロジェクトを行うことも面白いと思うし、このインターンシップに参加しました。将来に役に立つことをたくさん挑戦させていただきました。例えば、ビジネス電話応対、グループディスカッション、名刺交換、企画を作成すること など。特に仲間と一緒に企画を作成し、発表することは本当に勉強になりました。全体的に、実際のプロジェクトをすることによって、日本の社会人の礼儀などを理解できるようになりました。本当にいい経験でした。


2018-2019

ヒカル・ムハンマド・ハニフ Hikaru Muhammad Hanif

ダルマ・プルサダ大学, インドネシア, 日本語専攻 Darma Persada University, Indonesia

正直初めて広島大学に来た時は、何を期待しているかなんて分からなかった。ただ日本に行きたい、日本文化を体験したい、日本人と話したいなどの他の留学生と同じ思いで留学することになった。恒松先生の授業「グローバル化支援インターシップ」に参加した時もどんな授業になるか分からなかった。この授業で私達に与えられた課題は倉橋フェスティバルの為の企画を立てることです。自分で企画を立ててそれを自分たちで準備する為の自主性を、他国文化の人たちと働くことで協力することを、市議会員や色んな方々と仕事をすることで日本社会での態度を身に着けることが出来るようになった。他にも企画書の間違いを毎週改訂、関係者への電話対応、大変事だらけだったが、倉橋フェスティバルでテントに来てくださったお客様の顔を見て嬉しい気持ちが込みあがってきた。授業の中にもいろんなことを教えていただきました、その中で一番印象に残ったのは自分の仕事に対して責任を持つことです、例えどんな状況にあっても仕事は必ず続かないといけない。

 もしもこの授業に参加した理由を聞かれたら、私はこう答えます。「最初は分からない、分からないけど、この授業に参加して、分かるようになった、それは日本の事を表面的にしか見るのではなくもっと日本社会の事を知ることです。」


2015-2016

黄旭翔(コウ キョクショウ)

温州大学, 中国, 日本語専攻 Wenzhou University, China

広島大学に来て、私は日本人の学生たちと出会い、多くの国の留学生と一緒に勉強したり、色んな国の文化と触れ合ったりして、素晴らしい留学生活を体験しました。広島で過ごした楽しい日々は間違いなく私の大切な思い出になり、一生忘れられないと思います。そしてHUSAプログラムに参加したことこそ今の自分が存在していると言っても過言ではないと、私はそう思っています。 夢みたいな留学生活の中、日本社会で生活していると実感させたのは恒松先生担当の「グローバル化支援インターンシップ」の授業であり、私にとって最も勉強になった授業でもある。今年のインターシップの内容は主に授業で勉強した電話応対の方法、メールの仕方、名刺の受け渡し方などの知識を活用し、呉市倉橋の地域団体の方々と一緒に倉橋フェスティバルでのイベントを成功されることと 外部の大手企業の社会経験者を招待し、講話とグループディスカッションの形式で日本社会及び会社の仕組みの理解を深めることです。 特に数ヶ月の時間を使って準備した倉橋フェスティバルの中、地域の人々と一緒に中国の紙切り飾り・アメリカのイースターエッグを作ったり、カウボーイに変身して記念写真を撮ったりすることで、 楽しいと思う同時に「私たちの努力は無駄ではない、ちゃんと意味がある!」のことを意識しました。これは何よりも大切だと思います。 この授業を経て、私は日本社会における数え切れないほどのものを経験し、日本社会で生きていく自信がつけました。もし自分の能力を高めたい或いは将来日本で発展したい学生は是非この授業を参加してみてください。


2014-2015

ロウ・テイ Lou Ting

東北師範大学, 中国 , 日本語専攻 Northeast Normal University, China

半年近くの間、広島での生活は楽しかったです。先生たちもやさしいし、他の国からのみんなも親切し、さまざまな国から来た友達ができました。ホームステーなどの活動のおかげで、日本の家庭生活をある程度で了解して、家族のみんなと仲良くなりました。日本に来る前に、なんか来るかどうかがすごくためらっていたが、やっぱりここに来た自分がラッキーだと思います。
広島大学では、一番印象深いのは恒松先生の「グローバル化支援インターシップ」の授業です。この授業は以前の授業と違って、会社の事務のような形式で展開されました。この授業では、直接会社と連絡したり、会議を行ったり、お客様を接待したりします。そして、観光振興とか、実際の問題とかの解決方法などを考えしました。授業とはいえ、社会人としての実践演習といってもよいでしょう。この授業を通じ、創造性と問題解決能力を鍛えて、それに団体協力の重要性も認識しました。さらに、日本企業の文化もすごしわかりました。たいへん勉強になりました。これからもがんばりたいと思っています。


2014-2015

金 浩(キン・コウ)

大連理工大学, 中国 , IT専攻 Dalian University of Technology, China

この授業では、実際のプロジェクトに取り込むことで、社会知識を増やしていきます。 今年度の授業では主に二つのプロジェクトに参加しました。私は最初のプロジェクト「倉橋 長門の造船歴史館国際ガイド」(以下:国際ガイド)に多く経験を得ました。 このプロジェクトは、三日にかけて歴史観のガイドを行います。そのために、ガイドの学習はもちろん、ほかにも、主に呉市観光振興課の方々との連絡、会議、メールなどを行いました。 最初は社会経験がものすごく不足な私たちですけれども、先生の授業を受け、市役員の方々のアドバイス、授業での模擬訓練などにより、スキルがだんだんと上回り、さまざまなスキルを身に着けました。 公式に電話をする方法、メールのしかた、名刺の受け渡し、打ち合わせ向けの準備、日本社会及び会社の仕組みなどなど、一年にかけて学習をし、だんだんと社会人としての基本のスキルができるようになりました。 国際ガイド当日も、倉橋フェスティバルにも登場して、みんなに宣伝しました。夜にも、みんなで一緒にご飯を作ったり、ガイドの途中にも、お客様の笑顔を見て、とても充実だと思います。 授業では、中国人、韓国人、オーストラリア人、ポーランド人、ドイツ人がいて、国際的に知識も増えました。違う国の習慣もわかるようになり、共に働くことにも自信をつけました。この授業を経て、私は日本で働くことにも自信をつけました。将来、進学してから、日本で就職してみようと思います。日本へ進学しようと思う学生、もしくは将来日本で就職を考えている学生はぜひこの授業を参加してみてください。


2014-2015

章天嬌

北京師範大学, 中国, 日本語専攻 Beijing Normal University, China

日本に留学したとき、インターンシップ授業を受けました。この授業は、わたしにとって、一生忘れられない授業でした。国際観光ガイドの準備をしたり、本格的な会議に参加したり、仕事の企画を立てたりして、日本語でフォーマルなメールの書き方や、仕事の企画のファイルの作り方や、専門的な国際観光ガイドのやり方などについて、大変勉強になりました;また、日本社会についてもより深く理解できるようになりました。うち・そとの社会意識や、学校と企業と地域の違いなどいろいろ感じたり、考えたりしました。 また、この授業の経験を通して、責任というのは、いったいどういうことなのかについて、だんだんわかるようになりました。以前から、「責任を持つことが大事だ」とよく耳に入っていますが、実際に体験しいたことはかなり少なかったです。インターンシップ授業を通して、大事なのは、自分の仕事を全力を尽くし、できるだけうまくでき、また、全体の状況をきちんと把握して、仲間同士の仕事までも協力することだということが分かりました。仕事全体を順調に進めるために、自分の担当部分だけではなく、他人の担当する部分も考えて、必要のとき助けてあげるのはかなり重要です。それは、チームワークということであり、リーダーシップでもあります。 たった一年の時間で、自分の日本語能力も異文化理解能力も社会人として働く能力もだいぶ上達したと感じています。様々な体験機会を与えてくださってこのインターシップ授業には、心より感謝しております。


2014-2015

Park, Keun Mo

漢陽大学校, 韓国, 人数学専攻 Hanyang University, Korea

私は2014-2015のHUSA交換留学生であり恒松先生の国際インターンシッププログラムの元インターンだった韓国のパッククンモと申します。ここでは私が1年の間インターンシッププログラムを通じて何を学び、どんな有意義な経験を過ごして来たのかについて紹介させていただきたいと思います。 まずこの授業の価値は現場意識を持ちつつ生の日本社会と振り合わせることにあります。このプログラムでは単純に宣伝用として立たせるマネキンではなく、実際市役所、地域社会といった類の日本社会の核と交流、協力しながらプロゼックトを果たします。すなわち外国人である我々が一から十まで全部学びながら動けるプログラムです。 このおかげで生の日本の姿、意識、心構え等を学び、広くは社会、狭くは日本社会と接することの重さ、責任感等を身につけます。もちろん実務能力や日本の敬語、礼儀等実際的な能力も向上します。私の場合自分勝手に日本語を習得したケースなので敬語やフォーマルなメールの作成、電話の仕方(礼儀)などが全然だめな人でしたが、インターンシップの過程を経ってる間、だんだん自身がつきました。実際そのおかげで興味のある研究分野の先生に直接メールを送り、訪ねることもできました。 この授業の価値は自分から(もちろん先生に指導を受けますが)動くことが大事であるため何かを企画したり、いかなる手段で実行するかなどを考えたりする間に能力の向上はもちろん、自分につい振り返ってみることができます。すなわち自己省察ができることもこの授業の特徴です。私もこのプログラムのいろんな企画、実行を通じて漠然と持っていたグローバルに関する偏見(詳しく言うと無意識的に英語圏の人々を優位に位置付けへこんだりすること等々)を克服できました。また自分が何をもっと学び、何がしたいことか等自分の取柄と願い、将来やりたいことなどに真剣に考えてみるきっかけになりました。


2013-2014

Yang Hyeongmin

済州国際大学, 韓国 (Korea)

何も知らないまま来た広島。もうそろそろ帰る時期になってこそ、ここに慣れた気がします。初めての外国生活で習ったことは「文化」。ここ、広島は多くの外国人がおり、多国的に習う機会がある場所だと思います。私はここにきてよかったと、今でも後悔はないと、そう思っています。 広島大学の生活の中、私に教育的に最も勉強になったと言える授業は、恒松先生の「グローバル化支援インターンシップ」の授業です。最初は、ただ、 他の授業と同じように企業でどのような仕事をするのか、それの実習ぐらいだと思っていました。しかし、授業とは言え、直接、会議に行ったり、ツアーの企画や他の会社との連絡など、様々な仕事をする、体験型授業でした。この授業で、私は日本人と韓国人の意識差、仕事のやり方の違い、文化、エチケット、常識など、数えきれないものすごい経験をしました。 私がこの授業を取った後、最もいいと思うことは、直接やってみないと、分からない体験がここにあるということです。ぜひ、自分の実力を信じて、挑戦してみてください。習うことがたくさんありますので。


2013-2014

辛 泰勲(シン・テフン)

慶北大学, 韓国 (Korea)

インターンシップで行ったプロジェクトは主に二つありました。 まず一つは、東広島市役所とで、これから来る外国人に東広島をPRするビデオをつくりました。東広島のグローバル的な面を強調することにより、外国人を東広島に招くことが目的でした。そのために、私たちインターンは東広島市で行われた国際交流行事を取材し、ビデオでつくりました。 このプロジェクトで私はチーフとして、会議で市役所に訪問したり、市役所はもちろん、取材のために地域の人々に電話をかけたり、電子メールを書いたりしました。 市役所の方と先生からアドバイスをもらいながらやりましたが、企画と日程調整は私たちインターンがやりました。その中で、未熟なところはもちろんいっぱいありました。社会経験もほぼなかったし、韓国、ポーランド、アメリカ、中国など様々な国から来たインターンの意見をまとめるのも大変でした。 でも、訓練を受けながら、日本社会を少しずつ理解し始め、インターンの仲間同士に協力できるようになって、無事に約6ヶ月間のプロジェクトが終わりました。 もう一つのプロジェクトはHUSA留学生を対象にした倉橋•江田島歴史ツアーで、ツアーの企画、バス会社との連絡、モニターツアー以外も、倉橋中学校との交流会のため、中学校に伺って会議に参加するなど、100%ではないが多くの仕事を私たちインターンがやりました。 ツアーは2014年4月26日に行われ、長門造船歴史館訪問、倉橋中学校との交流会、江田島との交流会などをやりました。インターンはツアーに参加しながらも、資料を配布したり、ガイドをしたりツアーの円滑な進行のために勤めました。 特に、私は倉橋中学校との交流会でスピーチをしたことにより、自分の考えを中学校の皆さんに伝えることができて、嬉しかったです。 最初は、「自分がインターンシップの授業をとっても大丈夫かな」という心配がありました。そして、その心配は事実で、インターンシップをやるには力不足でした。 でも、1年間先生のご指導の上、訓練を受けることによって、今は「このまま日本に就職しようかな」と思うくらい、自信がつきました。すごく成長することができました。もし、日本社会を経験したい、自分を成長させたいと考えている、やる気のある方がいれば、ぜひこのインターンシップに参加してほしいです。


2010-2011

邊慧臨(ビョン・へリム)

嶺南大学(韓国)

2011年2月に広島県竹原市の白井汽船株式会社にインターン生として派遣され、2週間の間インターンシップ活動をさせていただきました。とても自由な雰囲気の中で、とても親切な社員さんの扱いにリラックスしながら働くことができました。会社に着いてから全ての計画を自ら練り、実践する中で、時々社長を含めた社員の方々と一緒に竹原の周辺を見せていただく等、日本のいろんな文化を体験させていただきました。 2週間の間、インターン生として会社にて行ったのは、白井汽船の売れている商品「盛り塩」の販売促進のために商品の開発方案を立つことです。もちろん、ただ自分の頭の中にあるアイデアだけではなく、その商品に関連した様々な資料の調査、それからその調査から得た情報などに基づいた説得力のある発表の準備をしなければなりませんでした。その過程から、大学の授業などではいくら教わってもなかなか修得できないこと、つまり実際働くところ、「現場」でだけ修得できることを身に付けることができました。 また、私は韓国の大学で日本語と一緒に経営学を専攻していますが、経営学の授業・経営学会(サークル)にて教わった理論的なことを実際に「現場」にて経験できるということこそ、インターンシップ活動の目的であり、最大の効果であるということに気づきました。発表の準備をした最終日も、「本当にインターンシップ活動ができて良かった」と考えました。この2週間の間、日本でかけがえのない思い出が一つできました。


2010-2011

陳曦(チン・ギ)

華中科技大学(中国)

白井汽船株式会社でインターンシップをするチャンスに恵まれて、すばらしい2週間を過すのは本当によかったと思います。白井汽船株式会社で、私の主な仕事は「風水盛塩」への商品企画案を作成することでした。「風水盛塩」は意匠を凝らしてすばらしい商品であり、小さい盛り塩がお塩から商品まで作られるプロセスを見学し、また、実際にパッキングなどを体験して、商品の開発・経営・商売のノーハウを身につけることができて、私にとって本当に貴重な経験になりました。仕事以外は、会社の経営理念を勉強したり、日本の職場文化を体験したり、竹原の歴史や文化を習って、特に美食をたっぷり味わったりして、この二週間は本当に満喫でした。白井汽船の皆さんはいつも優しくしていただいて、分からないところを理解しやすく説明していただいて、本当に感謝したいです。また、社長さんが主催してくださった「出発式」(発表会)は一番印象残りました。発表会の形で、インターンシップを通して得ていた成果をまとめました。白井汽船でのインターン経験はきっと私の将来のキャリアにも大きなプラスになれると確信しています。


2008-2009

Tian, Rongxing

Beijing Normal University (China)

田栄幸  北京師範大学 (中国)

"私はどうしてもHUSAに参加したかった理由の一つは、HUSAのパンフレットに載っていたインターンシップでした。それは日本社会を深く理解するため絶好なチャンスだと思って、ずっと憧れていました。

インターンシップを参加するために、HUSAインターンシップという授業を受けました。その授業を受けて、私は日本の企業で仕事をするためあるべき姿を学び始めました。8月の3日から14日まで、私は東広島市役所でインターンシップをさせていただくことになりました。そこで、市役所の各部門の担当の方にお世話になり、日本の市役所はどんな仕事をし、どんな機能があるのかを説明したり、案内したりしてくださいました。実際に職場に出て、窓口で仕事をさせてもらうことも多かったです。学生の私にとって、毎日新鮮で、発現がいっぱいでした。最も面白かったのは、前のインターンシップの授業で勉強したことが目の前で起こることだと思います、例えば、稟議書とか、上下関係など。本当に大変勉強になりました!今からのキャリヤもその経験に恵まれると思います。本当にありがたい経験でした。"

![](/assets/img/sangaku/voice/voice03.png) ![](/assets/img/sangaku/voice/voice04.png)

2007-2008

Guangna Sun

Dalian University of Technology (China)

孫広娜 大連理工大学(中国

"It was a great experience for me to have the internship in Higashimahiroshima city hall. I had a great time there. All the members there were kind to me and told me how to do some basic work and something about traditional culture in Japanese enterprises, such as, seniority, overtime, and lifelong employment. What is more, I also see a lot people work in the city hall as a part time job. I learned that this phenomena is very prevalent in Japan now. The reason why college students now are eagerly want to be an employee working for the government also became clear to me. Comparably higher salary and stable job may be the two most attractive reasons. No overtimes, available holidays might also accounts for it. This internship experience let me know more about working in Japan, which provides a foundation for me to work in Japan in future.

Two weeks really flies. I felt the people's kindness and hospitality all the time. I would sometimes think that how good it would be if I can work in such a harmonious circumstance. It was the last most precious memory for me in this one year life in Hiroshima University, in Japan. I am sure it will also be the most precious memory for me in all my life."


2004-2005

Maxim N. Shabalin

Tomsk Polytechnic University (Russia, Western Siberia)

In August 2005 I spent two amazing weeks as an intern at the City Hall of Higashi-Hiroshima. My main working place was the Planning Division, but I also visited other departments.

I was writing my thesis on socio-cultural factors in foreign-policy decision making in Japan, so I was looking for a place where I could observe the decision-making processes going on inside a public organization. Prof. N. Tsunematsu offered me a unique chance to work at the City Hall of Higashi- Hiroshima, and the place fulfilled all my expectations.

My internship allowed me to see what the actual ‘diplomatic kitchen might look like (judging analogously); it allowed me a rare glimpse of how the local government in Japan is being run, of how the Japanese white-collar workers are socializing etc. I was not really burdened with too many responsibilities there: the staff were very kind to me and designed my schedule according to my wishes. One of the most unforgettable experiences was the registration of two newly born babies in the system that I was able to implement of course, under supervision.


2007-2008

Jin Hyo Bae

Yeungnam University (Korea)

べ ジンヒョ  嶺南大学 (韓国 大邱)

「広島大学への留学の前に、私は韓国で去年のHUSAの先輩からインターンシップに関するお話を伺ったことがありました。その先輩は、「もし機会があればぜひインターシップやってみてください。」とアドバイスをくださいました。そのため、私は今年の夏1週間、ダイキョーニシカワという車の部品会社でインターンシップに挑戦しました。

インターンシップの前に研修で4ヶ月間、日本の社会文化や敬語の使い方、電話の取り方などをしっかり学びました。しかし、実際に企業で使おうとしたら本当に緊張しました。出勤の前の夜、眠れないこともありました。

私が所属した部署は、関係会社部といって韓国の設計会社といろいろなやり取りをする部署でした。韓国の設計会社に電話をかけたり、韓国からかかってきた電話に応対したり、更に契約書の翻訳もしたりなど、インターシップの間なんらかの形で会社に貢献できて本当に嬉しかったです。そして、最も緊張しましたが良い経験になったと思うことは、理事の方々の前で発表をしたことです。いつかこのような会社で働くことになると思うので、それを誰よりも早く経験できて本当に良かったです。

1年間の交換留学で日本語や日本の文化など色々学びましたが、この1週間のインターシップでは教室の中だけでは学べない日本の会社や社会の文化を学ぶことができた貴重な体験となりました。一年間一生懸命大学の授業で勉強して、最後にインターシップでまとめるのが一番良い方法なのではないかと思いました。」