2007 年度 粒子物理学 A
（担当：志垣賢太）

はじめに

「粒子物理学 A」 は広島大学理学部開講の専門的教育科目です。 主として物理科学科 3 年生を対象に、 (1) 極微世界と極初期宇宙を支配する物理学の基礎を学び、 (2) 核子、原子核などの構造と性質を理解し、 (3) クォーク多体系としての原子核研究の初歩的概念を学びます。 2007 年度後期は火曜日 7-8 時限 （14:35 - 16:05） に 理学部 E104 講義室で開講します。

講義範囲 （予定）

• 自然の階層構造
• 素粒子と相互作用
• 自然単位系
• 原子核の構造と性質
• 核構造模型
• 核崩壊
• 弱い相互作用の特徴的性質
• 核分裂と核融合
• 放射線と物質の相互作用
• 粒子検出器
• 粒子加速器
• 元素合成
• 極初期宇宙状態
• クォークの閉込と解放
• クォーク物質
• クォークとハドロン

期末試験情報

日時

2008 年 2 月 5 日（火） 14:35 - 16:05

場所

理学部 E104 講義室

持込可

電卓

持込不可

講義資料、参考書、ノートなど

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講義資料 （公開終了）

各回の内容

第 01 回 （2007 年 10 月 02 日） 自然界の階層構造

第 02 回 （2007 年 10 月 09 日） 素粒子と相互作用

第 03 回 （2007 年 10 月 16 日） 原子核の構造と性質

第 04 回 （2007 年 10 月 23 日） 原子核構造の主な模型

第 05 回 （2007 年 11 月 06 日） 原子核の崩壊

第 06 回 （2007 年 11 月 13 日） 弱い相互作用とニュートリノ

第 07 回 （2007 年 11 月 20 日） 核分裂と核融合

第 08 回 （2007 年 11 月 27 日） 放射線と物質の相互作用

第 09 回 （2007 年 12 月 04 日） 粒子検出器

第 10 回 （2007 年 12 月 11 日） 粒子加速器

第 11 回 （2008 年 01 月 08 日） 元素合成

第 12 回 （2008 年 01 月 15 日） クォークの閉込と解放

第 13 回 （2008 年 01 月 22 日） クォーク物質の探索と性質探究

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推奨参考書

• 原子核物理学 永江知文・永宮正治共著 （裳華房）
• 原子核物理入門 鷲見義雄著 （裳華房）
• 素粒子・原子核物理入門 B.ポッフ 他著 （シュプリンガー）

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連絡先

志垣賢太 （shigaki@hiroshima-u.ac.jp） 理 C209 号室、内線 7377

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2007 年度 粒子物理学 A （担当：志垣賢太） - shigaki@hiroshima-u.ac.jp