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Q
弱視とはどのような障害ですか?
日本にはどのくらいの人がいますか?
A
一般的に眼鏡やコンタクトレンズを使用しても、ものを鮮明な像として捉えられず、矯正しても視力が0.3未満の状態のことを「弱視」といいます。
「弱視」は、教育的弱視と医学的弱視に大きく分けられます。教育的弱視は、先天性白内障、牛眼、視神経委縮、小眼球、無虹彩、白子眼底、網膜色素変性症などの先天性の病気や、未熟児網膜症などさまざまな病気のために、どのような治療を行っても0.3以上の視力がでない場合をいいます。
この矯正視力の値は、日本の規定によるもので、国によって規準は異なります。「ロービジョン(Iowvision)」という言葉も最近ではよく使われるようになっていますが、世界保健機関(WHO)では、両眼の矯正視力0.05以上0.3未満をロービジョンと定義しています。日本眼科医会による推計では、国内の視覚障害者約164万人のうち、ロービジョンの状態にある人は約144万9,000人いるとされています(2007年現在)。
医学的弱視は、医学的な治療や訓練を行えば視力の回復が期待できる場合をいいます。
弱視の見え方は千差万別で、見えにくさの程度や状態は一人ひとり異なります。例えば、「屋内でもまぶしくて見えづらい」「本を読むとき、ページに顔を数センチメートルまで近づけな
弱視の定義・分類
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