ただいま読書中(近況一言報告)
2001年03月
- このページを運営しているMacintosh LC475(hiko475.ias.hiroshima-u.ac.jp)が、かなりやばそうな状況です。
アクセスできなくなった時は、こちらを御覧下さい。
2001.03.31
- 『ベル・エポック』10(逢坂みえこ)、『黒衣』1(高橋葉介)、『最終兵器彼女』4(高橋しん)購入。しかし『最終兵器彼女』って何を描きたいのかさっぱり分からない。話は進まないし。どういう人がこれに共感するのだろう? 対照的に『ベル・エポック』は(あいかわらず)むちゃくちゃ分かりやすい。分かりやす過ぎるという気がしないでもない。20代後半から30代くらいの人は身につまされることが多いだろう。
- 森山さんの日記で知ったのだけど、NTTのURLの広場と日本の新着情報が2001年3月31日を以って終了だそうだ。最近ではその存在すら忘れていたけど、昔はお世話になったよなあ。
2001.03.30
- 『片想い』(東野圭吾)、『空想科学エジソン』(カサハラテツロー)購入。『片想い』はアメフト+性同一性障害という題材に興味を引かれたのだが、出だしはちょっとたるい。
2001.03.29
2001.03.28
2001.03.27
- ちくま新書『路面電車 未来型都市交通への提言』(今尾恵介)購入。
- 『ぽちょむきん』2(北道正幸)、『雪の峠・剣の舞』(岩明均)購入。
2001.03.26
- 朝、大きめの余震。まだ早かったのでそのまま寝る。
- ひきつづき風邪ぎみ。
- 『トレジャー・ストーン』第1号を購入。
2001.03.25
- アギト。北條G3大活躍。その間、氷川は刑事ドラマ。
- 風邪で体調が悪い。鼻水と喉の痛み。
2001.03.24
- 午後、安芸灘を震源とする地震。ほとんど前ぶれもなく、ぐらっときた。研究室でパソコンの前に座っていたのだが、これは本棚が崩れてきたらつぶされるなと思って、ドア付近の棚のない場所に避難する。揺れている間は、“いつかは来ると思っていたけど、とうとう広島にも来たか、さてどのくらいまで揺れが大きくなるかなあ”、なんてことを考えていたのだけど(わりと冷静に)、おさまってみると、まあそれほど壊滅的な揺れでもなかったので一安心して、一応部屋の中を見渡す。本がちょっと落ちたくらいで被害はない。ガスの元栓を閉めて、実験室へ向かう。薬品ビンが心配だったけど、そちらは無事。ガラスのサンプルビンがちょっと割れたくらいだった。飼育部屋ではカエルが逃げていたのと、ボンベが倒れてガラス戸が割れていたが、こちらはすでに使用していないものだったので実害はない。自分の実験室を片づけて、学生実習室の様子を見に行く。顕微鏡が数台床に落ちて、箱が壊れているものもあった。スチールラックが落ちていた。ガラスビンが割れていた。こちらも薬品関係は無事。
他の研究室ではパソコンが壊れたり、本棚が倒れたりしていたようだが、僕の関係するところはそれほどの被害はなかった。揺れの方向や階数による違いなのだと思う。工学部の方ではガス漏れなどもあったとか、教育学部では屋根瓦が落ちたとか、いろいろあったみたい。(それにしても、なんで大学の校舎に屋根瓦?)
- 東広島周辺の街では震度5とか6とか言われているが、東広島の揺れはそれほど大きくはなかったと思う。これが東広島の地盤がしっかりしていることを意味しているのであれば、僕らにとってはありがたい。報道によると震度4くらいとのこと。僕の記憶からいっても、宮城県沖地震のときの方が揺れが大きかったし、被害も大きかったし、恐怖感も大きかった(まあこれは子供だったからというのもあるけど)。
- 自宅では、やはり本棚から本が落ちていたが、本棚自体は倒れずに済んだ。割れたものもほとんどなかった。同居人によると、ネコたちは地震のあとしばらく、怖々と抜き足差し足で歩いていたそうだ。
2001.03.23
- 卒業式。祝賀会に出席して、卒業生と話をしたり写真をとったり。毎年の事だが、うれしくもありさびしくもあり。
- 『ファインマンさんベストエッセイ』、『ねじまき鳥クロニクル 第二部 予言する鳥編』(村上春樹)購入。
2001.03.22
- 岩波現代文庫『物理法則はいかにして発見されたか』(R・P・ファインマン)購入。
- 理学部の嶋田先生の退官記念パーティーに出席した。僕も非常にお世話になった先生である。京大では学位の審査委員に学外の審査員を何人か含めることになっていたため、僕らの学年の学位審査のときには、分野が近かった嶋田先生にお願いして、広島からわざわざ出向いていただいたこともある。スピーチに立った僕の師匠も言っていたのだが、むかし僕たちがホヤで分子発生学をやろうとしていた時に、同じく海産無脊椎動物のウニで分子発生学を精力的に進めていた嶋田研の研究は、ある意味で僕らの目標であり、心の支えにもなっていた。いろいろと教えていただいたことも多い。
パーティーは広島市内のホテルで、全国から卒業生や動物学関係の研究者たちが集まって、盛大に行われた。パーティーみたいなのはあまり得意じゃないんだけど、今日はいくつか面白い話もきけて、楽しかった。
- 『永遠のなかまはずれの国』(永野のり子)購入。
2001.03.21
- 文春新書『都市の魅力学』(原田泰)購入。
- 『リアル』1(井上雄彦)購入。
2001.03.20
- 昼頃に名古屋を発って、京都へ。同居人は京都で用事があるので、別れて、こちらは京都で買い物など。
- 駅前の近鉄のビルの旭屋書店(だったと思う)で『朝霧の巫女』1(宇川弘樹)、『WORK BOX』(犬上すくね)、『熱帯のシトロン』1(松本次郎)、『ラブ・ゾンビ』(山崎さやか)を購入。
- 17系統のバスに乗って百万遍へ。古本屋に行こうと思ったのだけど、休日でほとんど休んでいるようなのであきらめて、ぶらぶらと歩く。ほんとはバスで三条まで戻ろうと思ったのだが、歩いているうちに時期を逸して結局バスには乗らず仕舞い。ちょっと疲れた。コースは次のとおり。
- 万里小路から東一条へ出て、大学1年から4年まで下宿していた吉田中阿達町のあたりを歩く。昔住んでいたぼろアパートがまだ存在していたのが、ちょっと意外だった。大学まで自転車で3分くらい、京間の6畳に狭い(ほんとに狭い)台所がついて、トイレ共同、風呂なし、声は筒抜け、家賃は2万円ちょっと、という下宿だった。でも僕らの友達はたいていこんな部屋に住んでいたんだよね。風呂つきの部屋の方が珍しかった。
ちょうど京都に引っ越してきたのもこれくらいの季節だったから、当時のことを思い出した。大学1年の4月、5月ころって、時間がたっぷりあって、自由で、見るもの聴くものみんな新しくて、はじめての一人暮らしはほんとに楽しかったよなあ。京都という街も学生には優しくて住みやすかった。もう一度学生生活を送るならどこで? と聞かれたら、やっぱり京都って答えると思う。
- 鴨川へ抜けて、荒神橋を渡り、河原町通りを丸太町へ。河原町丸太町周辺の古本屋をちょっと覗いて、『小説を書きたがる人々』(久美沙織)を購入。そのまま河原町通りを歩いて、河原町三条へ。古本屋を何軒か見るが、特にめぼしいものはなし。駸々堂が潰れた後に入ったブックファーストで『河原の小石の図鑑』(千葉ときこ、斎藤靖二)、『立花隆サイエンスレポート 「旧石器発掘ねつ造」事件を追う』を購入。丸善で洋書を見るが、めぼしいものは無し。THE STUDY ROOMというNATURE SHOPみたいな店でオタマジャクシがカエルに変わる様子を4ステージに分けて見せている人形じゃない蛙形を購入。四条河原町のタワレコで杉真理のベスト版を購入。
- 四条通りを歩いて、ジュンク堂、ブックストア談などを覗くが、特に欲しいものはなかった。四条烏丸から地下鉄で京都駅へ。駅の地下で弁当を買って新幹線に乗る。
- 車内では『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』(村上春樹)を読んだ。
- 福山乗り換えで西条へ。帰ったら10時すぎ。ああよく遊んだ。
2001.03.19
- 有給休暇をとって自主的に連休。
- 早めに起きて朝風呂を浴び、朝食。昼間ではのんびり温泉の周りの遊歩道を歩いたり、河原で石投げ、石拾いなどして、妹の子供を遊ばせたり。昼食をとって、列車で豊橋、そして名古屋へ。
- 名古屋駅のホテルに1泊し、夜は駅の近くの居酒屋で飲む。地鶏とコロッケが旨かった。
2001.03.18
- 蒲郡から豊橋へ。読経やら焼香やらの後に納骨。「彦坂」姓の墓がたくさんあって、どれが自分の家の墓なのか、自分では絶対に探せそうにない。納骨の後、会食し、解散。
- 母、父、妹夫婦と子供、そして僕と同居人の7人は豊橋から飯田線で湯谷温泉へ。母の還暦なので、温泉でお祝いをしようという計画である。川音を聴きながら露天風呂につかって、食事。和食で、なかなか凝った料理が次々と出てくる。食べきれないくらい。堪能した。特に印象に残ったのが桜蒸しという料理。春の香りがした。他にアマゴの焼いたのとかも旨かった。ただ一つの問題は、隣の座敷の団体が延々とカラオケを続けていて、あまり上手とは言えない歌を聴かせられ続けたこと。あれは苦痛だった。
2001.03.17
- 昨年末に亡くなった祖母のお骨を墓に収めるために、豊橋へ。祖母は仙台の人なのだが、祖父は三河の生まれで、家の墓も祖父の故郷にある。「彦坂」の姓も三河地方に由来する。とはいえ、祖父は旧制二高を経て東北帝大に入学して以来、各地を転々として、ずっと三河を離れていたし、僕も生まれてこの方、3回くらいしか家の墓に参ったことはない。うちの親戚も多かれ少なかれ同じような状況で、まぁあまりご先祖を大事に奉っているとは言い難い家系である。
- とはいえ祖母の法事はきちんとやろうと言うことで、親戚の多くが集まった。この日は蒲郡に1泊して宴会。わいわい話をして、酒もかなり飲んで、ふらふらになる。
- 広島で「のぞみ」に乗り換えるまで時間があったので本屋を見て、『SFが読みたい2001版』を購入。
- 新幹線の中ではフレッド・カサックの『殺人交叉点』を読んだ。面白かったけど、古い作品だから、いま読むとネタの新鮮さはやはり少々落ちる感じがする。同案のネタは最近のミステリでもよく見かけるしね。歴史的な価値はある作品ということでしょうか。同時収録の『連鎖反応』もなかなか良かった。
2001.03.16
- 『ハチミツとクローバー』1(羽海野チカ)、マンガ版『ブギーポップは笑わない』1(上遠野浩平)、『はじめの一歩』56(森川ジョージ)、『SF Japan』購入。
2001.03.15
2001.03.14
- 『Perl言語プログラミングレッスン 入門編』を読みはじめる。
- グインの新刊読了。最後の数ページは、なかなか良かった。いつもああいうテンポで書いてくれれば良いのに。「いよいよ、世界の歴史は、かつて誰も、どの国家も知らなかった、まったく新しい段階に突入しようとしていたのだ。」なんて、なかなかかっこ良いじゃないですか。続刊ではちゃんとそういう話を書いてほしいものだ。
2001.03.13
- 『脊椎動物の起源』をようやく読了。苦しかったけど勉強にはなった。個人的にはカルシコーダータ説を勉強できたのが収穫。ミトラータ萌え。
2001.03.12
- 『脊椎動物の起源』は読むのにものすごく時間がかかる。他の本が読めない。といいつつグインを半分くらい読む。(ほらグインは本のうちに入らないし。)まあ予想通りの展開だが、栗本薫もこのネタであまり引っ張らないでくれたので、とりあえず一安心だ。
2001.03.11
- 『アギト』。ダミアン君がまた成長。子供のままで行くのかと思ったのだけど、そうじゃないのか。それはそうと氷川って、瀬戸内の田舎町でパトロールしていた警官だったのに、一つの手柄だけでいきなり警視庁のG3の装着員に抜擢されたのか。そりゃ何か裏があると勘繰りたくなる北條の気持ちも分かるよ。
- 課題図書『脊椎動物の起源』を読む。なかなか進まない……。
- 気分転換に買い物にいって、煮物(蓮根、里芋、人参、銀杏、エンドウ)と、夕飯のおでんを作った。僕の中でおでんの具として必須とされているのは大根とタコで、あとは適当に人参とか、魚肉製、大豆製食品をぶちこむ。しかし材料が多すぎて、圧力鍋に入りきらず、鍋2つ分になってしまった。大きい鍋が欲しいなあ。それはそうと、この量だとあと3日はおでんだ。好きだから良いけど。
- グイン・サーガの新刊『ルノリアの奇跡』(栗本薫)、『現代倫理学入門』(加藤尚武)購入。
- 赤米とかいう米で作った酒を買ってきた。西条の酒屋が造った酒。おでんにあわせて飲んでみたが変な味だった。むう。明日は賀茂泉にしよう。
2001.03.10
- 『東京』(pizzicato five)購入。
- 『ケロロ軍曹』3(吉崎観音)『闇のイージス』1(七月鏡一作&藤原芳秀)購入。
2001.03.09
- 『Perl言語プログラミングレッスン 入門編』(結城浩)購入。
- 『KOKORAHEN!』創刊号購入。特集:Return of Guitar Pop!! だって。CDつき。
2001.03.08
- 餌子さんの日記経由で田崎晴明さんの日記へ。
「複雑系」の話にからめて、
ぼくも(多くの人と同様)、生物の生物らしさはどこから来るのか、そもそも、生きているっていうのはどういうことなんだろう、といった問題には強い強い興味と憧れをもっています。 そして、××みたいにゲノムを読みあさることが、そういった知的好奇心を満たすのとは正反対の方向に向かっているという認識ももっている。
と書いてある。
田崎さんが興味を持っている「生きているっていうのはどういうことなんだろう」というような問題は、いってみれば生命の一般理論なんだと思う。生物学、生命科学の中でも、より理論的で、物理学に近い(?)問題。たしかに、そのような問題にとっては、ゲノムの具体的な構成などはあまり関係がないのだろう。研究対象が現実の生物である必要すらないのかもしれない。「人工生命」とかね。
そういう、ゲノムを読むことでは満たされない「知的好奇心」があるのは当然のことだ。しかしその一方で生物学の中には「ゲノムを読みあさる」ことによって知的好奇心が満たされる(少なくともその出発点になる)ような種類の問題もたくさんあるし、そういう問題に興味を持っている人もたくさんいるはず(僕も含めて)。
シリコンの中の「生命」や概念の中だけの「生物」とはちがって、現に生きている具体的な生物は生々しいものだ。何よりも現実の生物は(偶然をはらんだ)歴史の産物であって、実際に手を動かして自然に訊いてみないと絶対に分からないことがたくさんある。生物学は泥臭いものであって、脳やシリコンの中に閉じこもっているわけにはいかない。「××みたいに」(何みたいに?)力ずくでやらなきゃしょうがないことはたくさんある。ゲノムプロジェクトはそういう「力ずく」の中でも、個人では到底できない最大級の「力ずく」をやっているわけで、そのことについては素直に凄いと僕は思っている。
たとえば僕はいま課題図書で『脊椎動物の起源』(H.Gee)という本を読んでいるのだけど、この本が扱っている「脊椎動物がどのような祖先から、どのような進化によって生まれたのか」という問題は、大昔から議論されていて、いまだに解決していない難しい問題だ。しかしキーになる動物(棘皮動物、ギボシムシ、翼鰓類、ホヤ、オタマボヤ、ナメクジウオ、メクラウナギ、ヤツメウナギなどなど)のゲノムが読めれば(いつのことになるか分からないけど)、この問題についてもかなりのことが分かるはずだ。少なくとも研究の見通しが格段に良くなることは疑いえない。僕は自分の「知的好奇心」が満たされるために早くそういう時代が来てほしいと思っている。まあ、そんな夢みたいな話じゃなくても、日常の自分の研究にとっても、他の誰かが「××みたいに」読んでくれたデータ(ゲノムじゃなくてESTだけど)はとても役に立っているし、そういうデータを使えることに感謝している。
田崎さんの文章を読んで僕が思ったのは、おそらく田崎さんはこのような種類の問題(現実の生物に即した、泥臭い問題)に対しては、あまり興味を感じないのだろうな、ということだ。もちろん人の興味関心は様々だから、そうだとしても何の問題もない。ただ「××みたいにゲノムを読みあさる」ことで見えてくる問題もあるということも、頭の隅に置いておいていただけるとうれしいのだが、とは思った。
- 『新世紀未来科学』(金子隆一)購入。
- 『賭博破戒録カイジ』2(福本伸行)購入。
2001.03.07
- アラインメントを1セット終えて、昨日から次のセットに取り掛かっている。こちらは前のやつより楽にできそう。
2001.03.06
- いろいろと事情があって、朝型の生活にシフトしている。今日は7時ころ大学に来て実験を始めた。しばらくこの生活を続けてみる予定。
- S先生の退官記念パーティー。
2001.03.05
- 『ヒカルの碁』11(ほったゆみ&小畑健)購入。
- 中島義道の新刊、『働くことがイヤな人のための本』購入。この人も次から次に本を出すよね。
2001.03.04
- 『アギト』。ついに3人目のライダー、ギルス登場。初登場ということで格好よく見せてやろうということなんだろうけど、それにしても格好よかった。口がぐわっと開いて、敵にかみついてた。叫ぶし。アマゾン系。
- 『夜刀の神つかい』3(志水アキ&奥瀬サキ)、『聖』4(山本おさむ)、『狼の瞳』(岩原裕二)購入。
- ちまたでは賛否両論の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観てきたんだけど、なんか気分わるかった。主人公の中ではあれが「子供のため」なんだろうけど、あれじゃ子供がかわいそう。あの状況で、子供に必要なのは視力よりも母親だろうという発想は、あの主人公には無いのね。
2001.03.03
- 『あずみ』21(小山ゆう)、『本気のしるし』2(星里もちる)、『健全恋愛ライフ』2(こいずみまり)、『Heaven?』2(佐々木倫子)、『サブカルチャー世界遺産』(サブカルチャー世界遺産選定委員会)購入。
2001.03.02
- 実験の合間にアラインメントをして、アラインメントの合間に実験をしている。(アラインメントというのは複数のDNAの塩基配列(またはタンパク質のアミノ酸配列)を並べて、ギャップを挿入してうまく揃うようにする作業のこと。)アラインメントをしていると時間があっという間に過ぎていく。この時間感覚は、コンピュータのプログラミングをしているときの感じに似ている。
- 生協にマンガの新刊がたくさん並んでいた。『百鬼夜行抄』8(今市子)、『HUNTER×HUNTER』11(富樫義博)、『昴』4(曽田正人)、『低俗霊DAYDREAM』1(奥瀬サキ&目黒三吉)、『タカハシくん優柔不断』2(新井理恵)、『キカイダー02』(石ノ森章太郎&MEIMU)の6冊を購入。
- テレビをみていたら「白鳥」が廃止されるというニュースが流れてきた。白鳥は青森と大阪を結ぶ特急。同じ路線を走る寝台特急に「日本海」というのがあるが、白鳥の方は夜行ではなく、昼間に走っていた。僕は大学院生時代、実験のために京都と青森を頻繁に往復していたので、白鳥もよく利用した。丸まる半日、列車の座席に座っているのでかなり疲労するのだが、寝台とか新幹線を使うよりは安くすむので、貧乏な学生にはありがたかった。廃止ということはあまり利用者がいなかったということなのだろうが、なんとなく寂しい。やはりよく利用した東北線の夜行急行「八甲田」も無くなってしまったし。北陸線の「きたぐに」はかろうじてまだあるのかな? とにかく、最近のJRの「新幹線つかえ、特急使え」というダイヤは、金をかけずに旅行したい貧乏人には厳しいものがあるよね。
2001.03.01
- 講談社現代新書の新刊2冊、『戦争を記憶する 広島・ホロコーストと現在』(藤原帰一)、『自由はどこまで可能か リバタリアニズム入門』(森村進)を購入。
- 『だれが「本」を殺すのか』(佐野眞一)購入。
- 生協で『Nature』のヒトゲノム特集号を購入。2000円ちょっとしたが、いちいちプリントアウトする手間を考えれば安いもの。生命科学の一つの偉大な到達点ということで、手元に置いておくのも悪くない。
- 『MONSTER』(浦沢直樹)購入。
- BSマンガ夜話は『岸和田博士の科学的愛情』。僕はアフタヌーンで斜め読みする程度で、あまり興味なかったけど、夏目さんが絶賛していた。そんなに面白いかね?
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