@経済システムの変動や産業構造の特性について学び、分析するための基礎を学ぶ。
A具体的には、方法的基礎として、国民経済計算(SNA)の構造や考え方、
産業連関分析や計量経済学の枠組みなどを学ぶ。
Bその上で、分析対象として、各産業や個別経済主体の動態・行動を取り
上げ、分析する。
C政策分析・意思決定論の基礎も欲張って学びたい。
D上記を通じて、産業経済の実態、日本経済の現状、国際経済の問題、
都市・地域経済の実状等を経済学的に分析する基礎力、自分自身の頭で考え論理を組み立てる力などを養い、卒業研究に着手してもらう。
@経済学の基礎理論の考え方(マクロ的知識、ミクロ的知識、学説史)
A実証系経済学の基礎1(主に、産業連関分析やSNAについて)
B実証系経済学の基礎2(主に、計量経済学など)
C分析のための基礎(統計学、コンピュータ・リテラシーなど)
D旺盛な問題関心(人間社会に生起するあらゆる現象に知的好奇心を寄せられるセンス)
@ディスカッション能力の鍛錬
Aプレゼンテーション能力の向上
2008年度:「生産性測定問題」
2007年度:「日本経済の長期不況問題」
2006年度:「日本経済と産業政策」
2005年度:「日本経済の実証分析」
2004年度:「産業連関分析の基礎」
2003年度:「産業連関分析の基礎」
2002年度:「アジア通貨危機とIMF」
2001年度:「ゲーム理論の基礎」
2000年度:「計量経済学の基礎」
99年度:「政策科学と経済学」(経済学は、公共経済学、ゲーム理論、簿記論
を取り上げた)
98年度:「金融問題と日本経済」
97年度:「国民経済計算の構造」
95年度:「数理経済学の基礎」
93年度:「環境問題と経済学的アプローチ」
92年度:「地域経済と公共政策」
以上のことを学んで、産業政策、経済発展、開発経済、国際経済、環境問題、都市・地域問題など、具体的な現実の経済的問題を考えるための資質を育てることが最終的な目的である。
そのために必要なプレゼンテーション(調査、資料収集、レジュメ・資料作成、発表、討論等)の能力を培うことも目標の一つとなる。
また、理論だけの勉強ではどうしても不十分であるので、出来る限り見学・調査・聞き取りなどの実習を取り入れる。
(でも、これらは大抵学生任せなので、学生の方に企画能力ややる気がなければ、実行されないことがある。)
(1)実際のゼミは、レジュメ等による発表を中心にすすむので、積極的に発表、討論できることを望みます。
(2)「楽しく勉強したい」と自ら工夫できる学生を望みます(「面白おかしく元気よく!」)。
(3)経済学、統計学、数学の初学者であっても、学ぶ意欲と「根性」(?)があれば一向に構いません(とにかく、元気が無いとね。)。
(4)経済学の学習に一番必要なものは、あれこれの知識ではなく、様々な社会現象への飽くなき問題関心・知的好奇心である、というのが私の考えです。
分析すべき対象が決まったなら、その分析に向けてあらゆる知識や技術が動員される必要があり、その為にこそ多くの勉強・学習が必要になるのです。
ですから、事前にどれだけの知識があればというようなことはありません。極論すれば、従来の経済学や社会科学でさえも不十分です。
もちろん、知識や能力はあればそれに越したことはないでしょうが、「何のための」が問われなければ、何の意味もありません。
必要になれば何事にも憶することなく切り込んでいけるスタンス、自分自身の頭で考え抜く構えこそが肝心である、というのはそのような理由からなのです。
研究室の場所:総合科学部A棟8F、A815
連絡先:内線6404(外からの場合は、424-6404)
E-mail:ichiあっとhiroshima-u.ac.jp
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