"ただいま読書中"(近況一言報告)
1998年10月
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1998.10.31
- LC475と外付けHDからiMacにファイルをコピー。アプリケーション類の設定。
- 科研費の書類がほぼ完成。
- 夜、つれあいの車で岡山へ。
1998.10.30
- iMacが届く。2週間かかったおかげで(?)OSは8.5がインストールされている。
- 『ぷりぷり県』5巻購入。
- 夜は家で学生さんたちと鍋会。鍋とビールと濁酒で満腹。
1998.10.29
- 『現代思想』11月号は「サイエンス・ウォーズ」特集。まずは団まりなインタビューを読んで、次に松野孝一郎インタビューを読みはじめる。
- ついこの間『フルハウス』が出たと思ったら、またグールドの新刊。『暦と数の話 ―グールド教授の2000年問題―』。どちらも訳者は渡辺政隆。そういや『PCRの誕生』もこの人の訳だ。仕事してるなあ。
1998.10.28
- 基生研でアジ化ナトリウム混入事件。事件を知ってまず思ったのは「またもや生物系か」ということ。試薬が手に入りやすいというのも理由の一つだろうけど…。
- 生協で『タナトスの子供たち』が理学書の棚に置いてあった。「生態学」だから(笑)?
- 『クルーグマン教授の経済学入門』(ポール・クルーグマン)を購入。
1998.10.27
- Bonnie PinkのNew Single『犬と月』を購入。
- 中島梓『タナトスの子供たち ―過剰適応の生態学―』購入。やおい論。『コミュニケーション不全症候群』の続編だそうです。
- 毎日新聞社の『シリーズ20世紀の記録 1968年』購入。
- 『スカルマン』1巻(石ノ森章太郎&島本和彦)、『宗像教授伝奇考』4巻(星野之宣)購入。
- 京大が立命館にぼろ負けしたアメフトの試合を、CS(GAORA)で観る。
1998.10.26
- 『PCRの誕生』(ポール・ラビノウ)を購入。PCRを生んだバイオテクノロジー産業をエスノグラフィー(民族誌)の手法で描いた科学社会学の本。分子生物学関係者にとっては面白い本じゃないかな。
- 『蒼天航路』14巻(王欣太&李學仁)購入。
1998.10.25
- 良い天気だったので、昼食をモスバーガーで買って鏡山公園で食べようという話になる。公園では桜がちょっとだけ咲いていた。
- 本棚をもう1本買い足した。これで家には11本の本棚があることになるが、1本はビデオとCDとLD用で、本用は10本。活字本に6本、マンガに4本だが、マンガはすでにあふれているので、近々もう1本必要になる。活字本はまだ余裕があるが、研究室に置いてある本を持ち帰れるだけの余裕は(当然ながら)ない。
- 録画しておいた『カウボーイ・ビバップ』第一話を観る。最近のアニメはよく出来ているなあ、と感心する。CGにはちょっとなじめないところもあるのだけど。
1998.10.24
- 広島大総合科学部の発生系研究室(天野、渡辺、河原研)の同窓会セミナー+懇親会、という会があったので参加するために広島市内へ。
- 始まるまで時間があったので、CD屋に行ってSandiiの『Sandii's Hawaii』のvol.2、vol.3を購入。むかし買った1作目はとても気に入って、一時期はヘヴィーローテーション状態だったのだが、新しいのが出ていたとは知らなかった。(先日買ったウクレレの本に紹介されていて知った。)最近CDのチェックがおろそかになっていると痛感。
- 本屋にも立ち寄って『Comic CUE Vol.5』、『EDEN』2巻(遠藤浩輝)を購入。
- DeoDeoのパソコン館で『CodeWarriorで始めるマッキントッシュプログラミング』を購入。ついでにソフマップを覗いて、中古パソコンを見てくる。
- セミナーはなごやかに進行。懇親会も、半分以上は知らない方だったが、色々と話もできて満足でした。
1998.10.23
- 昨日、PerfecTVの『爆笑問題の言わずに死ねるか』の橋本治がゲストだった回(前に見逃していた)を再放送で観た。その中で橋本治が、いま『平家物語』を書いているという話をしていたのだが、今日、生協に行ってみたらその『双調 平家物語1 序の巻、栄花の巻1』(橋本治)が出ていた。購入する。
- 最近マンガの復刻をいろいろやっている太田出版が『水木しげる貸本モダンホラー』という本を出した。今回は上巻だけで、下巻は12月の予定。しかし、いつものチープな感じの装丁とは違ってハードカバーで良い紙で、定価も2000円とマンガとしてはずいぶんお高め。強気だ。それでも売れるということか。買いましたけどね。
- 研究室の学生さんたちに誘われて、居酒屋へ。安くてうまくて満足。
1998.10.22
- 実習に備えてゾウリムシの世話をする。
- エルドリッジの『ウルトラ・ダーウィニストたちへ ―古生物学者から見た進化論―』を購入。遺伝学者 vs 古生物学者の進化論争に関する本。エルドリッジはもちろん、後者の立場で書いている。訳者はあとがきで、進化学本流である「ウルトラ・ダーウィニスト」たちへのエルドリッジの反論について「『負け犬の遠吠え』のように感じた読者もいるだろう。その印象は、たぶん正しい」なんていう(^_^;、結構ひどいことを書いている(うーむ)。僕のシンパシーはどちらかといえばエルドリッジたちの側にあるのだが、ちゃんとした判断は読んでからにします。
1998.10.21
- パスポートの期限が切れたままになっていたので、県庁に申請に行く。バスの中で『始末』を読み進める。
- 大学に帰るバスの時刻まで時間があったので、本屋とCD屋をのぞく。
- ちょっと前から探していた『ポケットの中の君』(冬野さほ)を見つける。今ほどはぶっとんでないけど、やっぱり基本的にあの絵だったのね。他に、この前買ったのの続きで、かわぐちかいじ『獣のように』2巻。新しいところでは『大同人物語』の平野耕太の『ヘルシング』1巻、期待の『王道の狗』2巻(安彦良和)、『からくりサーカス』5巻(藤田和日郎)など。
- 『マックでSOHO!!―MacOSとMkLinuxで作るインターネットサーバ―』(板垣朝子&尾久土正己)という本を買ってざっと飛ばし読み。ちょっと古いMacでUNIXを動かしてサーバを立ち上げるというのは魅力的な考えだなあ。NetBSDの本も買ってみようかな…。
- CD屋では、この前シングルを買ってみたらなかなか良かったスーパーカーのアルバム『スリーアウトチェンジ』と、たまたまビデオを観て良さそうに思えたSILVER FINSの『pigment』を買う。
1998.10.20
- PHSを入手。
- 『CodeWarrior Professional アカデミック版』が届く。
1998.10.19
- 電車の中で『宴の始末』を2/5ほどまで読み進む。
- 『カオス力学系の基礎』も、現在2/5くらい。
- 『いしいひさいちの問題外論』15巻、夏目房之介『笑う長嶋』購入。
1998.10.18
- 昨夜は岡山の旭川のほとりにある友人宅でスキヤキをごちそうになり、そのまま泊めてもらったのだが、台風の影響でいつになく川の水が増え、いろんなものが流れてくる。濁流を眺めながら川沿いを散歩。旭川の中州にはキツネが棲んでいたのだそうだが、かれらはどうなったのだろう?
- 平井店、津島店、本店、東岡山店、と岡山市内の店舗は一通り回った「万歩書店」(←古本屋ね)だが、市外の倉敷店、総社店はまだ行ってみたことがなかった。先日、遺伝研ののださんが、倉敷店は文庫が充実していたと書いていたので、この機会に行ってみることにした。
- しかし文庫の棚にたどり着く前にマンガの棚で完全にトラップされる。結局、買ったのはマンガ関係だけ。清原なつの『未来より愛をこめて』と、『ぱふ』の清原なつの特集号('83年9月号)。清原なつのって薬学部出身だったのか。御厨さと美『トゥインクル・ノーラ』と『NORA』1、2巻。『NORA』の方はもしかして持っていたかな?と思いつつ、それほど高くなかったので買った。佐々木譲&望月三起也『ベルリン飛行指令』。くつぎけんいち『Libido』、伊藤誠『鴉』1巻。三上龍哉『それ行け!三蔵法師』。そして高橋葉介『クレイジーピエロ』。これも(持っていなかったはずだけど…)と思いながら買った。『クレイジーピエロ』は(高校生の頃だったと思うが)連載中に読んでいて、(『腸詰め工場の少女』とともに)僕に多大なトラウマを与えた作品だ。
- 夜、岡山大学のすぐそばで、イタチが塀の上を走っていくのを目撃した。
1998.10.17
- 事務室のメールボックスに『セクシュアル・ハラスメントと被害者の心理』というA5判10ページほどのパンフレットが配布されていた。それは良いのだが、ちょっと引っかかるのはこれが「広島大学保健管理センター」の出している「健康安全シリーズ」の中の一冊として発行されていること。執筆者も個人名(保健管理センターの教授)になっている。啓蒙活動として意味があることは認めるけど、大学当局としてどのように責任をもって取り組んでいくのか、という具体的な話にはなっていないし、広島大学の構成員がセクハラの被害を受けたときに具体的にどうしたら良いのかもよく分からない。
- 台風10号が接近する中を、電車で岡山へ。
1998.10.16
- 途中まで読んで放り投げていた『カオス力学系の基礎』(R・L・デニバー)を再度読んでいる。
- 生協でPHSを注文。来週の火曜に届くそうだ。
- 最近のおめでたいこと色々(就職が決まったとか大学院に受かったとか)をお祝いして研究室で宴会。メニューはキムチ鍋。
1998.10.15
- iMacを注文した。
- CodeWarriorを注文した。
- EtherNet(10BaseT)用のケーブルを作った。
- 『塗仏の宴 ―宴の始末―』(京極夏彦)を読み始める。
- 動物学会の打ち上げ。これで学会関係はすべて終り。
- 打ち上げのあと、大学のそばの「松竹亭」という飲み屋へ。もともと安い店なのだけど、サービス期間中につき発泡酒の中ジョッキが50円ということで、しこたま飲む。食べ物も色々食って、結局2000円ほど。
1998.10.14
- 『有限と微小のパン』読了。これでこのシリーズが終わりだと思うと少し名残り惜しいが、最後まで楽しませてもらいました。
- 『ユラニア最後の日』を読み始める。『始末』はもう少しおあずけ。
- 夜、『ユラニア最後の日』読了。ケイロニアの今後の動きに注目。次の巻では久しく出てこなかった“黒太子”スカールが登場か?パロの内乱にアルゴスがどう関与するのかにも興味がもたれる。
1998.10.13
- 幻冬舎文庫から2冊、『ビフォア・ラン』(重松清)と『大猟奇』(唐沢俊一、ソルボンヌK子)を購入。
1998.10.12
- 中村雄二郎と池田清彦のインターネット・哲学アゴラ『生命』を読了。議論はあまり深まっていない。1対1なら奇をてらわずに対談にした方が良いと思う。掲示板やMLのようにいろんな人が参加できるシステムにするのでなければ、わざわざネット上でやることはないのでは。
- 『世界』の別冊、『この本を読もう! ― 書評の森 '97 > '98 ―』購入。
- グイン・サーガ62巻『ユラニア最後の日』(栗本薫)購入。
1998.10.11
- 『宴の支度』をようやく読了。しかし『始末』にとりかかる前に、森博嗣の新刊を読んでしまうべきであろう。
- 午後から尾道に出かけて、街をぶらぶらする。タコのカレーを食い、カエルの貯金箱を購入。
- 西条では手に入りにくい森博嗣の新刊を福山の書店でゲット。『有限と微小のパン』。けっこう分厚い(『狂骨』よりちょっと厚く、『始末』よりは少し薄いくらい)。というわけで、さっそく電車の中で読み始める。
- 福山でマンガも何冊か買う。しばらく探していた『ひみつの階段』2巻(紺野キタ)が買えたのが収穫。ほかに『学校怪談』10巻(高橋葉介)、『学園天国』(唐沢なをき)、あとは古いところで『獣のように』1巻(かわぐちかいじ)、『はっぱ64』1巻(山本直樹)、『青い春』(松本大洋)など。
1998.10.10
- 西条酒祭り。広島大学がある東広島市西条地区は多くの酒蔵が集まる「酒都」としても有名だ。毎年、秋に行われる「酒祭り」は酒都西条の一大イベントの一つ。メイン会場では全国の酒蔵から送られてきた酒の利き酒ができたり、西条名物「美酒鍋」をはじめいろんな食べ物も楽しめる。というわけで、行ってきました、酒祭り。まずは(連れあいが釣堀で釣った魚の塩焼きなどを肴に)利き酒を楽しんだ後、酒蔵めぐりコースへ。西条に住んでいても、こういう機会でもないと酒蔵を見学することはなかなかできない。「白牡丹」では酒祭り限定のにごり酒の試飲。「賀茂鶴」でも吟醸酒など3種類の酒の試飲。「福美人」では升酒を買って飲みながら骨董市などをひやかしてまわる。「賀茂泉」では和太鼓、琉球民謡のミニコンサート。ということで、祭をたっぷり堪能して帰宅。しかししこたま飲んだ上にだいぶ歩き回ったので、さすがに夜は頭が痛くなりました。
1998.10.09
- 生物学実習の聴講受け付けで、希望者が定員をオーバー。一度に140人以上に実習を受けさせるというのも、考えてみればすごい話だ。
- たくさんのDNA配列を解析していると、頭が混乱してくる。
- 『マシンの園―人工生命叙説―』(クラウス・エメッカ)購入。
1998.10.08
- 『東と西の語る日本の歴史』を読み始めたらけっこう面白い。僕はNHKの大河ドラマとかはほとんど観ないんだけど、『炎立つ』はちゃんと観ておけば良かったなと、今になって思う。東北の歴史なんて何も知らないもんなあ。東北人なのに。
- 『カイジ』9巻(福本伸行)購入。福本伸行の『カイジ』と『アカギ』は今だいたい同じくらいの巻数で、内容も似ているところが多いのだけど、麻雀というきわめて複雑なゲームを題材にした『アカギ』に対して、『カイジ』は限りなくシンプルなルールに基づくゲームを題材にしてどこまで複雑かつスリリングな話に持っていけるか、というところを目指しているように見える。で、僕が個人的にどちらが好きかと言えば、『アカギ』の方なのだ。(でも『銀と金』が一番だけど。)
- 宮本輝原作の『春の夢』(土田世紀)購入。うまいな、土田世紀。
- 土田世紀をもう一冊。『同じ月を見ている』1巻。こちらもそこそこ読ませる。
- 『殺し屋1』2巻(山本英夫)。痛そう…。
- 『ホタルロード』(画:西沢一岐/原作:七月鏡一)。悪くはない。七月鏡一って『ジーザス』やってた人だよね?似たような感じ。
- 『ジョジョの奇妙な冒険』60巻(荒木飛呂彦)購入。
1998.10.07
- 『MacintoshではじめるCプログラミング』読了。CodeWarriorの正式版が欲しくなったので、近日中に購入の予定。
- 『生命誕生をめぐるバイオエシックス』(金城清子)、『東と西の語る日本の歴史』(網野善彦)購入。
- NHK「クローズアップ現代」でキャンパス・セクシュアル・ハラスメント問題が取り上げられる。鳴門教育大学のセクハラ事件-裁判や、全国ネットの活動、高知大学でのとりくみなど。
1998.10.06
- 松本零士『ニーベルングの指輪2 ワルキューレ』。「始めて明かされるハーロック、トチロー、メーテル、エメラルダスの幼少時代!」という帯の文句に負けて購入。しかしあんたら、ガキの頃から知り合いだったんか…?
- 橋本治=文辞、岡田嘉夫=画飾、という『女賊』を購入。江戸川乱歩の『黒蜥蝪』をアレンジしたもの。
- 帰りがけに本屋に寄ったら諏訪緑の新刊『蠶叢の仮面』を見つけたので購入。
- 同じ本屋で、生協では見かけなかった『Quick Japan』の新しい号を見つけたので購入。QJを買うのは久しぶり。
1998.10.05
- 「中村雄二郎のインターネット哲学アゴラ」の第一弾として池田清彦との対論、『生命』が出版された。購入。付属のCD-ROMには中村、池田両氏のムービーも入っている (^-^; 。
- 別冊宝島409『ザ・マンガ家』、唐沢なをき『電脳なをさん』2巻、日本比較内分泌学会編『甲状腺ホルモン』購入。
1998.10.04
- 先週の日曜日は動物学会だったので、休みは久しぶり。家の掃除などをして過ごす。
- 読み残しのマンガを色々と読む。
- 『宴の支度』を読んでいたら眠ってしまった。
1998.10.03
- 『Comic GON!』3号。石ノ森章太郎、三原順、かがみあきら、月刊OUT(みんな「今は亡き」ですね)などなど。いつもながら読むべきところが多い。
- 『七夕の国』3巻(岩明均)。起きる事件はかなり大規模になってきているのだから、大げさに見せようと思えばいくらでも見せられるはずなのだが、意図的になのかどうなのか、話は淡々と進んでいく。
- 『天才柳沢教授の生活』12巻(山下和美)購入。
- 『量子宇宙干渉機』(J・P・ホーガン)購入。
1998.10.02
- 『東京大学物語』23巻(江川達也)購入。
- しし座流星群特集の『月刊天文』11月号を購入。
1998.10.01
- 後期の授業が開講。実習は来週からはじまる。実習室の整理を行なう。
- ピチカート・ファイヴの新譜を購入。
- 『ももいろシスターズ』 5巻(ももせたまみ)購入。
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