スペイン旅日記


2004年3月1日

関西空港発AF293便。JALとのコード・シェア便のためJALでパリへ。オーバー・ブッキングのためビジネス・クラスにアップ・グレード!パリに到 着。シャルル・ド・ゴール空港からオルリー空港へ直通のリムジン・バスで移動。パリ市内を迂回するので 渋滞は少ないと聞いていたが、一部、大渋滞。それにしても、バスの運転手はなかなか豪快な運転をする。

オルリー空港行リムジンバス乗り場

オルリー空港行リムジンバス乗り場。なぜか紙切れが散乱していた。


オルリー空港発AF8405便。Iberiaとのコード・シェア便のためIberiaでセビージャへ。
ホテルにチェックインののち、夕食のためシエルペス通りにある客でにぎわうbar(バル)へ。 Croquetas de bacalao(干し鱈のコロッケ)とjamo'n(生ハム)をつまみにビールを飲む。ワインの国スペイン だが、ビールもけっこう飲まれている。スペインのBARでは、とにかく店員がよく働く。店員どうし大きな声 でやりとりしながら、客の注文を次から次へとさばく。どんなに混雑していても、客の注文を聞き、そして 会計をする。スペインというとのんびりしたイメージがあるが(もちろん本当にのんびしている店もあるが)、 人気があって混雑するBARの店員の動きにはリズムがあって、見ていて心地よい。



2軒目は、閉店間際のbodega(酒倉の意味だが居酒屋のこと)へ。7年前、はじめてセビージャに来たときに 入ったbodega。まったくかわらない店内と店員。オーナーらしき老人に、「7年前に来たことがある」というと、「今も ずっとここにいるよ」という返事にちょっと感激。店内にはシェリーの樽が並べてあり、そこから注がれる シェリーはとにかくうまい!なにしろ、店には、「客よりもシェリーを大事にする」という張り紙があるのだ。 これまた感激。

ここちよい酔いとともにbodegaの前のホテルにもどり、長旅の疲れもあいまってぐっすりと眠る。 これで時差ぼけもあまりないだろう。

つづく


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