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研究プロジェクト:「人間の文章産出における心的表象の変化過程」
メンバー
リーダー
 藤木大介(広島大学大学院教育学研究科准教授)(2014.4-)
 山川真由(名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士課程前期課程)(2012.4-2014.3)

共同研究者
 山川真由(名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士課程後期課程)(2014.4-2020.9)

アドバイザー
 藤木大介(愛知教育大学教育学部准教授)(2010.4-2014.3)

研究協力者
 山川真由(愛知教育大学教育学部初等教員養成課程教育科学専攻心理学履修モデル)(2010.9-2012.3)
 1名(広島大学教育学部第一類(学校教育系)初等教育教員養成コース学習開発実践専修)(2021.4-2023.3)

実験補助者
 1名(愛知教育大学教育学部初等教員養成課程教育科学専攻心理学履修モデル)(2013.4-2015.3)


本プロジェクトの目的と意義
 人間の文章産出のプロセスに関するモデルはこれまでにもいくつか提案されてきましたが,それらは主として文章産出過程に起こる認知的処理や行為の整理を目的としていました。これに対し,本プロジェクトでは文章産出作文に伴う表象変化過程(≒知識の変容過程)を説明するモデルを提案し,その心的妥当性を検証しようとしています。
 このようなモデルを構築することで,書き手の認知能力や,作文状況によってどのような文章が産出されるのか予測できるようになります。また,なぜ作文に困難感を持つのか,どのようにしたら作文が改善できるのかが特定できるようになり,作文指導に活かすことが出来るようになります。

(参考:簡単な研究紹介[PDF])

成果(2023年)
学界発表
♦ 藤木 大介 (2023).小学生の文章産出過程の発達的変化 日本心理学会第87回大会 神戸国際会議場・神戸国際展示場3号館 (9月15-17日) (日本心理学会第87回大会発表論文集,xxx.) (有審査)  doi.org/10.4992/pacjpa.87.0_1D-065-PL

成果(2017年)
学界発表
♦ 藤木大介・山川真由 (2017).文章産出における文の産出プロセス 日本心理学会第81回大会 久留米大学 (9月21日) (日本心理学会第81回大会発表論文集,688.) (有審査) [PDF]

成果(2015年)
論文(審査あり)
♦ 山川真由・藤木大介 (2015).文章産出における制御機能の役割 読書科学,57(3・4),55-62. [PDF]
♦ 山川真由・藤木大介 (2015).文章産出における心的表象の変化過程モデルに基づいた文章産出方略研究の展望 読書科学,56(3),124-137. [PDF]

成果(2014年)
論文(審査あり)
♦ 山川真由・藤木大介 (2014).文章産出における心的表象の表出過程のモデル化:表象表出の自動性・制御性 認知科学,21(4),485-496. [PDF]

学会発表
♦ Yamakawa, M., & Fujiki, D. (2014). Relationship between executive function and written texts. Psychonomic Society's 55th Annual Meeting. Long Beach, California, USA. (November 21) (refereed) [PDF]
♦ 山川真由・藤木大介 (2014).文章産出における課題情報が表象表出過程に及ぼす影響 日本認知科学会第31回大会 (9月19日) (日本認知科学会第31回大会論文集,426-429.) (有審査) [PDF]

外部研究費

令和2-6年度 科学研究費補助金(基盤研究(C) 課題番号:20K03336) (独立行政法人日本学術振興会)
研究課題:
 人が文章を綴る際の心的メカニズムの解明
研究代表者:
 藤木大介(広島大学人間社会科学研究科准教授)

期間
2010.9-継続中

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