TOPカタリエヌモノ書庫


このページはFUJIKIの日常を PalmZire71で撮った写真とひとこと(ひとりごと?)とでつづるページです.

** 2007.01の ひとこと(ひとりごと?) **

 ++ 07.01.04 (thu) ++ 



あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 ++ 07.01.05 (fri) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

ここのところ割と頻繁に更新をお休みしてしまいました。

そこで,カウンターの回り方を通常更新の日と更新しなかった日とで比較してみました。

その結果,両者の間で大して差がないことが分かりました。
#更新しなくても良いということでしょうか?(涙)

 ++ 07.01.06 (sat) ++ 



先日,飼い主様が
「南極も暖かいんだっけ?」
とお尋ねあそばされました。

まず,「南極も」の「も」の意味が分からなかったのですが,どうやら,
「南は暖かい」
「南半球のオーストラリアは夏」(といっても,北半球と逆というだけですが)
「もっと南の南極は当然あたたかい」
というロジックだったようです。

いつの時代の人ですか?

 ++ 07.01.07 (sun) ++ 


(This picture was taken with Canon PowerShot S80.)

すでにもう,かなり時機を逸している感はあるのですが,Canon PowerShot S80の作例をアップしました。

Canon PowerShot S80の作例

 ++ 07.01.08 (mon) ++ 



基礎的分野の大学教員の公募は非常に少ないというは常識でしょう。
ただ,就職活動をしようとしている大学院生がそのことをどのくらい実感しているかに関しては個人差があると思います。

私は自分の周りの後輩にはできるだけ早くどういった公募情報が出ているかを見るクセを付けるように言っています。
そして,自分自身の商品価値を高めるためにどういう努力をしておくべきかを考えるようにアドバイスしています。

まぁ,売れ残っている人間の言うことではないんですけどね(涙)。
#私のようにならないためにも早めに考えて行動に移した方がよいですよ。

 ++ 07.01.09 (tue) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

飼い主様。

ドラゴンの絵を見て
「恐竜?」
と聞くのはやめてください。

 ++ 07.01.10 (wed) ++ 



助手になってからの私の目標は,
「3年でもう1本学位論文を書く」(くらいの研究をする)
というものです。

これと関連して,先日の学会で目標とすべきだなと思ったのは,
「ワークショップで話ができるような立場になったとき,常に学位論文審査会レベル以上の発表ができる」
というものです。

たぶん,これくらいがプロの研究者としての最低水準の具体的な指標だと思います。

 ++ 07.01.11 (thu) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

先日の学会で,人づてに,私のページをご覧になっている方がいるというお話を伺いました。
ある大学の先生で,学生に読むように薦めているという無謀なありがたいお話を伺いました。

そのお話を聞いて,最近感じていることを「但し書き」として述べておかなければならないと思いました。

それは,ここに書くことは学生時代と今とではかなり変わってきているということです。
その時々で直面している問題が異なるので,そこから紡ぎ出される言葉も自然と変わっていると思います。
#言ってることのレベルは大して変わってないかもしれませんが(汗)。

ですから,もし院生の方でここをご覧になっている方がいらっしゃったら,私の学生時代の記事も読んでいただければと思います。
そして,教員になった私の考えと比べていただけると,もしかしたら,万が一,何か得るものがあるかもしれません。(無いと思いますけど。)

 ++ 07.01.12 (fri) ++ 



先日実家に帰省した際,古いノートPCを妹より譲り受けました。

東芝のDynaBook 2710です。
ポインティングデバイスがアキュポイントです。

彼女が大学に入学した2000年に私が選んだものです。
実家には割と新しめのデスクトップがあり,うち捨てられていたので不憫に思い回収してきました。

ボロくってデカくってどうしようもないヤツですが,何か仕事を与えてやろうと思います。

 ++ 07.01.13 (sat) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

自分は与えられた仕事をこなしていると自信を持っている大学院生さん。

そんなのなんの自慢にもなりませんよ。
小学生だって宿題をやることはできます。

大学とは自ら学ぶところです。
もし大学院生にもなってそれに気付いていないとしたら,致命的だと思います。

もういい年なのですから,どういうキャリアを構築したいか考え,行動するのは当たり前でしょう。
大学卒業後社会に出た友人達は,学部時代からダブルスクールするなどして将来を見据えていたのではないでしょうか。

自分の周りは環境が悪いとか言わないでください。
そこにいることを選択したのはあなたなのですから。

そして,与えられた仕事しかしないあなた自身が,その停滞する雰囲気を作っている張本人だと気付きましょう。

 ++ 07.01.14 (sun) ++ 



私は心の中でかなりの頻度で
「バカに付ける薬…」
とつぶやいています。

他人に大してつぶやくこともありますが,多くは自分に対するものであるのが悲しいです…(涙)。

 ++ 07.01.15 (mon) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

最近の私のPC環境について。

まず,工人舎SA1F00Aですが,以前,キーボードが異常に打ちにくいというお話をしました(*1)。
その原因は,基本的には構造の問題だと思います。

ただ,一太郎よりもWordで入力の取りこぼしが多いという感じもします。
ということは,もしかしたらメモリーが不足しているため私の高速タッチタイピング(?)についてきていない可能性もあります。
そこで,デフォルトの512MBを1GBに差し替えてみました。

けれども,多少の改善は見られたのですが,やはり取りこぼしがありました。
また,USBの外付けキーボードを使用すると取りこぼしが無くなることも分かりました。

ということで,やっぱりこのキーボードは使えないという結論に達しました。
当初の予定通り,幼児を対象とした実験で働いてもらおうと思います。

次に,東芝DynaBook 2710ですが(*2),ミーティングスペース常駐マシンに任命しました。

このマシンはノートPCなのですが,ふたを開けなくても起動できます。
この特長を生かし,外部ディスプレーにつないで,いつもスタンバイ状態にしておくことにしました。
こうすれば,復帰も高速です。

しかもこのマシン,フロッピーやCD-ROMドライブが前面にあります。
これらへのアクセスが容易なのも非常によいです。

また,スピーカーがしっかりしているのもプラス評価です。
これまでは,オンラインミーティングをするために外部スピーカーを利用していましたが,これが不要になりました。

本体そのものは大柄ですが,結果的に省スペースになり,これから良い仕事をしてくれそうです。

最後にIBM ThinkPad s30です。
このマシンは,これまでミーティングスペース常駐マシンでしたが,DynaBookの登場で御役御免となりました。
これにより,本来のモバイルマシンとしての業務に復帰です。

復帰祝いに128MBのメモリを追加してあげました。
自宅用マシンにするかもしれません。

ところで,私のような人種はしばしばこういう自分のPC環境を紹介したがります。
でも,私もそうなんですが,他人のこういう話を聞いても一向に楽しくありません。
なのに,どうして話したがるんでしょうね。

おそらく,「家族自慢」みたいなものなんだと思います。
機械に愛着の感情を抱いているため,無意識に擬人化してしまっているのかもしれません。

−−−−−−−−
(*1)「06.12.21」参照。
(*2)「07.01.12」参照。

 ++ 07.01.16 (tue) ++ 



先日,卒論生に
「藤木さんって,勉強熱心ですよね」
と言われました。

まぁ,それが仕事ですから(笑)。

大学ってのは基本的に自ら学ぶところだと思います。
いい加減いい年なのですから,大学生にもなれば自分で自分の知りたいことをどんどん学べば良いと思います。

私も学部生の頃,言語学を学ぶために英米文学科の卒論ゼミに混ぜてもらったりしてました。
大学院生になってからも,片っ端から言語に関連する授業や勉強会,研究会に出まくってました。

ていうか,その状況は就職してからも変わってません。
#だからやることが多すぎてパニックになるのですが…。

私からすれば,院生になっても与えられることを待っている人がいるような気がして恐ろしくなるのですけどね。

 ++ 07.01.17 (wed) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

研究者が「バカ」であるということは,決して悪いことばかりではない,プラスな面もあるはずさ,と自分に言い聞かせ,なぐさめる。(合掌)

 ++ 07.01.19 (fri) ++ 
 

(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

私の研究室,普通に深夜に電話が鳴るんですが…。

しかも,電話をとると切られてしまいます。

誰?

 ++ 07.01.20 (sat) ++ 



私はエリートな方々をたたくことになんのためらいも感じません。

なぜなら,たたかれることはエリートな方々の当然の責務だと考えているからです。
エリートとして生きていく限り,たたかれ続けてください。

不満があるのなら,よく考えてみてください。

我々のような雑魚は,常にエリートな方々に頭を押さえられて生きています。
我々は一生,上の方から足蹴にされるのです。
これが我々の責務です。

お互い様ですよ。

せめて,下から突き上げるくらいの仕事はやらせてください。

それに,そもそもエリートな方々は我々のような底辺にいる人間にたたかれても痛くもかゆくもないはずですし。

 ++ 07.01.21 (sun) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

昨日は大学入試センター試験の監督をしていました。

今年は昨年以上に神経をすり減らしました。
1日目の担当にはあのリスニングテストも含まれるからです。

私の担当した教室は,特に問題もなく終了いたしました。
何とか新聞に載らずにすみました。

けれども,全国では381人に対して「再開テスト」が行われたようです。

これは受験した人の0.077%に当たるそうです。

私の個人的な考えであることを断っておきますが,これは妥当な数字だと思います。
もう少し発生率を下げることも不可能ではないと思いますが,現実的なラインなのではないでしょうか。

どうやってもある程度の予見し得ぬ出来事は起きるものです。
できうる限りの準備をし,後はトラブルに対して備えるしかないと思います。

ただ,そういった「現実」を認めないのが教育というヤツなんでしょう。
おそらく,来年もトラブルゼロというむなしい目標を掲げるはずです。
#私は教育におけるこういった非現実性(理想論)が大嫌いです。

基本的に,大学入試センター試験は優れたシステムだと思います。
ただ,どんなに優れたシステムでも改善の余地はあると思います。

例えば,試験が1年に1度しか行われないことは再考の余地があるかもしれません。
なぜなら,複数回実施されれば,受験生のリスクは低減されると考えられるからです。

また,「テスト理論」に基づいたテストをすべきかもしれません。
つまり,テストの時期や,テストの内容などの要因を統計的に調整したものを得点とするということです。
そして,複数回の試験の平均得点や,中央得点などの何らかの代表値を大学が採用してはどうでしょうか。
#もちろん,これらは素人考えですので,批判無用です。

ただ,何らかの対策をすることで受験生のリスクが減ったとしても,試験監督をする方は別です。
やはり毎回神経をすり減らすはずで,回数が増えればそれだけ負担になります。
#プロの試験監督を育成するというのはコスト面からも非現実的でしょうね…。

なんにしても,今年は乗り切りました。(やれやれ)

 ++ 07.01.22 (mon) ++ 



なんだか,
  公募書類を書く
 ->論文を書く時間がとれない
 ->就職できない
 ->ますます公募書類を書く
 ->ますます論文を書く時間がとれない
 ->ますます就職できない
 ->ひとまず,出せるものならなんでも良いから公募書類を書く
 ->当然論文なんか書く時間がとれない
 ->いつまでたっても就職できない
 ->公募自体が少ないので専門違いでも公募書類を書く
 ->こじつけ書類の作成に時間を要し,研究する時間が減る
 ->就職口も広がらない
という,しょうもない負のループに入っているような気がします…。

 ++ 07.01.23 (tue) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

私の学生時代ははるか昔のことになってしまったんだなと感じるのは,後輩達が私の専門を知らないからです。

もう私の「全体特研(冬の陣)」「全体特研(夏の陣)」(*1)「修論審査会」「博論2次審査会」を目撃した人はほとんど残っていません。

ドクターの頃も学部生は「誰こいつ?」と思っていたでしょうが,今では院生達も「この人何やってる人?」と思っているのでしょう…(涙)。

イイんです。
私は「助手やってる人」です。
それ以上でも,それ以下でもありません。
#いや,「それ以下」はあり得るか…(汗)。

−−−−−−−−
(*1)いわゆる修論の中間発表会というヤツです。ちなみに現在はM2春の1回のみ,ポスター発表形式で行われていますが,私の学年まではM1冬,M2夏に口頭発表形式(15分発表,10分質疑応答)で開催されていました。先生の話によると,もっと以前は1人あたりの時間がさらに長かったとか…。

 ++ 07.01.24 (wed) ++ 



元指導教員の紹介で歯科医師との共同研究を行っています。

現場の人の直観というのはおもしろく,なるほどと思わされます。

いずれ成果をご報告できると思います。

 ++ 07.01.25 (thu) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

当たり前のことです。

現在のあなたは未来のあなたの原因です。

でも,常にこのことを意識しながら生きていますか?

今のあなたの原因は過去のあなたであることを棚に上げないでください。

(と,毎晩,寝る前に自分を戒めています…(涙)。)

 ++ 07.01.26 (fri) ++ 


(This picture was taken by Kainushi-sama with Panasonic Lumix FZ10.)

先日の国外逃亡中に発見した看板です。

なんだか,身につまされるものがあるのは気のせいでしょうか…。

−−−−−−−−
今週末の更新は,上京するため,お休みします。
次回更新は29日(月)です。

 ++ 07.01.29 (mon) ++ 



今年も某学会の論文集の編集作業が完了し,見積もりを確認の上,印刷に回しました。
近いうちに会員の方のお手元にお届けできるものと思います。

ただ,今年は学会ポスターの作成と送付という作業が残っています。
これは今までにない仕事なので,どれくらいの作業量か測りかねています…。

 ++ 07.01.30 (tue) ++ 



音声実験用にヘッドフォンを購入しました。

当初は私物のaudio-technica ATH-A700を使用するもつもりでした。
ところが,予備実験で使用したところ,意外な問題点が発生しました。

今回の実験は眼球運動を計測するものです。
そのため,被験者の頭部を固定しなければなりません。
その固定用のフレームとドライバ(耳当て)部分がぶつかってしまうのです。

ということで,ドライバ部分の小さいヘッドフォンを探すことにしました。
また,無響室で実験できなためにヘッドフォンを利用するのですから,遮音性の高いものを探しました。

そこで候補に挙がったのは,ノイズキャンセル機能のついたヘッドフォンです。
実は先日,SONYのMDR-NC22(*1)を購入したのは,ノイズキャンセル機能がどういったものなのかを体感するためでした。

実際のところ,このノイズキャンセル機能は飛行機や電車が出すような音には効果があると思います。
しかし,私の研究室で聞こえてくる人の声や足音には効果があまりなさそうな印象でした。

ということで,遮音性はあきらめ,ドライブ部の小型さ等で選択することにしました。
そこで候補になったのは,audio-technica ATH-OR7とBOSE TriPort OEでした。

結局はドライブ部分の小ささと,私が個人的にBOSEのヘッドフォンを使ってみたいという興味(!)で後者に決定しました。

−−−−−−−−
(*1)「06.12.24」参照。

 ++ 07.01.31 (wed) ++ 


(This picture was taken with Konica Minolta DiMAGE A200.)

例年同様,今日1月31日は卒業論文本体の提出期限です。(*1)
また,今年は日程の関係で,同時に抄録原稿の提出期限ともなっています。

提出先になっている私は,1日,動くことができません。
ということで,今年も実況中継いたします。

これまでの提出者。
 1月24日(火) 1名
 1月29日(月) 2名(ただし,両名とも本体のみ)
 1月30日(火) 5名(ただし,昨日の1名が本体訂正のために返却を求めたため,合計で7名提出)
 #夜にさらに3名提出(ただし,1名は題目変更の確認が取れないので,要確認)

去年は前日の時点で半数が提出していたので,少し悪い滑り出しです。

[11:30]
 1名提出
 昨日返却した本体再提出,抄録の提出
 昨日要確認だった題目変更を確認
 過年度生の提出題目に要確認事項発生
 (確認のため事務に走る)
[12:15]
 1名提出
[12:30]
 1名提出
[12:45]
 1名抄録を提出
[14:00]
 1名提出
 (題目変更確認のため事務に走る)
[14:30]
 2名原稿差し替え
[14:45]
 1名提出
 (題目変更確認のため事務に走る)
[15:00]
 1名,抄録の題目訂正を指示
[15::05]
 1名提出
 (題目変更確認のため事務に走る)
[15:20]
 1名提出
[16:15]
 1名提出
[16:25]
 2名提出(ただし,1名の題目の訂正を指示)
[16:30]
 1名提出
 1名題目を訂正し提出
[16:40]
 1名提出
[16:45]
 1名提出(ただし本体のみ)
[16:50]
 1名提出
[16:55]
 1名提出
[16:58]
 1名抄録の差し替え

ということで,今年も何とか無事全員提出できました。

−−−−−−−−
(*1)「06.01.31」参照。

  次の月へ


TOPカタリエヌモノ書庫