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++ 12.12.03 (mon) ++ 自分にも目立ちたがり屋の衝動がないわけではないし,それは否定しない。 ただ,目立つことのメリットとデメリットを比べて前者を大きく見積もることはない。 |
++ 12.12.04 (tue) ++ 研究者は淡々と研究してれば良い。 色気は出すな。 |
++ 12.12.05 (wed) ++ 私の講義は学生に様々な事柄を自覚化させるものとなるようにしています。 しかし,それがうまくいった場合,学生の 「様々なことに無自覚な『勘違いした幸せ者』でいる可能性」 を奪うことになります。 |
++ 12.12.06 (thu) ++ 私の論文の多くには,なにかしらの趣向が凝らされてます。 いろいろな領域の論文を書いてますが,それぞれに自分なりのスパイスを利かせているつもりです。 なので, 「藤木大介という研究者が書いている論文だから読んでみようか」 と思ってもらえるようになれたら,最高の喜びです。 |
++ 12.12.07 (fri) ++ (当たり前だけど) 仕事に追いかけられてるときは充実感がない。 仕事を追いかけてるときは充実感を得られる。 |
++ 12.12.11 (tue) ++ 皆が簡単だと思っているものほどかえって奥が深く,難しいことが多い。(e.g. 教育) |
++ 12.12.12 (wed) ++ 自分の研究者としての価値はどうやったら分かるのでしょうか。 無価値だとは思わないけど,それに近いのは分かっています。 他人の承認が必要なわけではありません。 でも,自分の楽しんでいることを他者が楽しんでくれていないという現実は悲しいことです。 |
++ 12.12.13 (thu) ++ 明日は日本認知科学会第29回大会で行われる運営委員会へ出席のため,仙台(*1)へお邪魔します。 そのため,明日の更新はお休みします。(*2) ということで,次回更新は17日(月)です。 −−−−−−−− (*1)東北大学は大学受験(後期試験)で訪れて以来です。(苦い思い出) (*2)私は休講を出すのが大嫌いなのですが,やむを得ず講義もお休みにしました。 |
++ 12.12.17 (mon) ++ 学生に「先生の専門は一体何なのか分かりづらい」と言われました。 これは意図があってそうしているところもあるので,驚きはありませんでした。 つまり, 自分の専門のことしか話せない教員にはならないように, また, (自分の専門の応用可能性は皆無であることを自覚しているので,) 教員養成系の学生にしゃべっても意味の無いことは話さないように しているということです。 ただ,ゼミ生を集めるということを考えると,対策は練らなければならないとも感じました。 つまり,どういうテーマを指導したいと思っているかが分かるようにしなければならないということです。 専門ではないことでも,卒論生にやって欲しいことを,さも専門であるかのごとく話すようにしようと思います(汗)。 |
++ 12.12.18 (tue) ++ 基礎系心理学者としての私なりの「応用」は, ・基礎領域での知見が学校現場のどこに当てはまるかを講義等で伝えること ・卒論生等が現場で見つけた課題を基礎領域の知見で解決するような研究を指導すること です。 コテコテの基礎研究を無理矢理現場に結びつけることを私は「応用」とは認めていません。 |
++ 12.12.19 (wed) ++ すべての科学の中で最も細分化,複雑化している領域ってなんでしょう。 その領域の一流のラボのボスのお話を聞きたいです。 おそらくそこに心理学の研究室の行く末もあると思うからです。 それがどういうものか,自分なりには分かっているつもりですが,確信を持ちたいのです。 |
++ 12.12.20 (thu) ++ ラボメンバーの数に最適解はあるのでしょうか。 私は現状(学部1名,院1名),少ないと感じています。 けど,これ以上は自分の指導可能容量を超える気もしています。 今の自分の能力と学生の質との兼ね合いで考えると,あと一人か二人が限界だろうと思います。 気持ち的には,メンバーは多い方が賑やかですきです。 しかし,学生同士で学び合えるような大学でなければそれは難しいとも思います。 |
++ 12.12.21 (fri) ++ そろそろ来年の授業計画を考えなければなりません。 どれくらいチャレンジするか悩みます。 授業でチャレンジするほど研究の時間が減るからです。 |
++ 12.12.25 (tue) ++ 一寸の虫にも五分の魂 三流学者にも生存権 |
++ 12.12.26 (wed) ++ 代わりがいないから頑張らなきゃいけないのか, 代わりなんていくらでもいるから頑張らなきゃいけないのか。 |
++ 12.12.27 (thu) ++ 本年の更新は今日が最後です。 今年も一年,お世話になりました。 次回更新は年明けの適当な時期に。 それでは皆様,良いお年をお迎えください。 |