|
++ 13.04.01 (mon) ++ 必要なのは「建設的ちゃぶ台返し」 |
++ 13.04.02 (tue) ++ 目指しているのは「可憐なる器用貧乏」 |
++ 13.04.03 (wed) ++ 文理解の研究をしている者としての私の立ち位置が微妙な原因。 言語学等との学際領域だということもあるけど,低次認知と高次認知との狭間だというのもある。 文法的な処理のほとんどは無意識的,自動的なので低次認知っぽい。 けど,知覚研究とは見なされない。 意味的な処理は意識的,制御的な部分も含むので高次認知っぽい。 けど,文章理解研究ほど複雑で大局的ではないし,思考研究でもない。 本当は低次認知と高次認知とを繋ぐ役目なんだけど,誰もそれを求めてなさそう。 一生,微妙なんだろうな…。 |
++ 13.04.04 (thu) ++ 誰か, 「心理学=気持ち学」という誤解をとき, そう思って入学する学生を減らし, 実際に学んでもそこから抜け出せない学生を減らす, 方法を教えてください。 |
++ 13.04.05 (fri) ++ 私が教え子に色々と要求する行為は, 彼らが社会にでたときの呪縛を与えることなのではないか と思うことがある。 |
++ 13.04.06 (mon) ++ 教育を重視する大学教員 研究を重視する大学教員 どちらが上ということはない。 地域密着の大学 世界に通用する大学 どちらが上ということはない。 多様性が肝要 |
++ 13.04.09 (tue) ++ 今年度の私のゼミの構成は, M2が1名 B4が2名 (休学中1名) です。 大した人数ではありませんが,なかなか大変です。 |
++ 13.04.10 (wed) ++ 教員志望の学生に 初等・中等教育を受けてきたことの高等教育を受ける上での弊害 (例えば,良定義問題ばかりに取り組んできた,等) を指摘するのは, 初等・中等学校の教師になろうとする学生の学習意欲を削ぐ というご意見を頂いたことがあります。 確かにもっともだと思いますが, その実情を変えていこうとする教師, つまり,初等・中等教育の過剰な予定調和を是正しようとする教師が 今の世の中では求められているのではないかと思うし, そのためには何が課題なのかを分からせる必要がある, そうお答えしました。 |
++ 13.04.11 (thu) ++ 勉強するのは嫌い。 学問するのは好き。 |
++ 13.04.12 (fri) ++ 最近の悩みは, 「これからの認知心理学が過去の成果の上にさらなる成果を積み上げ続けることが可能か」 ということです。 認知心理学が勃興して既に半世紀以上がたっています。 その間に公刊された論文の数は膨大です。 そのため,全ての論文に目を通すことは不可能です。 もちろん,検索技術の向上で以前よりも関連論文を見つけることは容易になりました。 しかし,それとて完璧ではないでしょうし,仮に全ての文献をリスト化できても,それら全てに目を通すことも困難です。 そう考えると,既に明らかになっていることを無自覚に再発見し続ける作業が増えていくのではないかと危惧されます。 他の伝統ある諸科学はどうなっているのでしょう? (大きな理論によって体系化が可能な科学は全体としての進むべき道が明確なのでしょうか?) |
++ 13.04.15 (mon) ++ 私は日本語を研究対象とする研究者なので, 以前はドメスティックな研究者でも良いかなって思ってましたが, 最近,やっぱりマズいかなと思うようになりました。 |
++ 13.04.16 (tue) ++ 笑いのとれる講義をやってみたいとは思うが,私には無理。 私が目指しているのは「(驚きを伴う)納得」が連発される講義。(*1) −−−−−−−− (*1)大多数の学生は実用性や楽しさを求めていると思われますが。 |
++ 13.04.17 (wed) ++ 子どもの頃は単純に「ずーっと生きていたい」と思っていました。 でも,数年前から「あと何年生きなきゃいけないのか」と憂鬱になっています。 (飽きっぽい性格だからなぁ…。) |
++ 13.04.18 (thu) ++ 自分の能力でできることをやり尽くしたあとは,退屈な人生しか残ってないのかな? |
++ 13.04.19 (fri) ++ 高校の同級生がダイエット成功のためには 「努力はしろ,我慢はするな」 といったことを言っていた。 すごく良い言葉だと思う。 長続きの秘訣だと思うし,何より, 「努力と我慢は必ずしも一緒のモノではない」 と分かっている者の言葉だから。 |
++ 13.04.22 (mon) ++ 勝負し続けることが大事。 勝負をすれば負けることもある。 勝負してないヤツが負けたヤツを笑うのは簡単。 でも,勝負し続ければいつかどこかて突き抜ける。 |
++ 13.04.23 (tue) ++ クジは引かなきゃ当たらない。 けど,引けばハズレをつかまされることもある。 引かないという選択肢も考慮に入れるべき。 |
++ 13.04.24 (wed) ++ 人は自分の人生が失敗だったとは認めたがらない。 けど,重要な選択を誤ることは往々にしてある。 その場合,最期の時が来るまでただただダメな人生に耐え続けなければならない。 ダメなものはダメなんだと受け入れて生きていかなければならない。 |
++ 13.04.25 (thu) ++ たとえ人間として終わっているとしても 研究者として終わっているとは思いたくない。 |
++ 13.04.26 (fri) ++ 前任校は母校のような存在なのかもしれない。 大学教員としての基礎を学んだ場所だから。 |
++ 13.04.30 (tue) ++ 大学は知の現場です。 研究者は知の実践者です。 我々のことを 「現場や実践を知らない人間だ」 と批判をする人は, 自分の無知を恥じた方がよい。 |