TOPカタリエヌモノ書庫


カタリエヌモノ

** 2013.08の カタリエヌモノ **

 ++ 13.08.01 (thu) ++ 



おもろい若者に出会いたいから,
若者をおもろいヤツにして世に出したいから,
教員なんて性に合わない仕事を続けてる。

 ++ 13.08.05 (mon) ++ 



人を招ける研究室って,イイな。
ゼミ生,他専攻の学生,他大学からの進学者,他大学の研究者,いろんな人が集う研究室。
そういう研究室に育っていきたいなぁ。

 ++ 13.08.07 (wed) ++ 



昨日は名古屋大学で研究会でした。

明日,明後日は「教育職員免許法認定講習」というのをやってきます。

ということで,更新が少なめで申し訳ありません。
(写真のストックもないので,この機会に少し増やします。)

 ++ 13.08.13 (tue) ++ 



私にとって自分が書いた論文やゼミ生が書いた論文は「泥団子」なんだと思う。

つまり,自分には宝物なんだけど,他者から見るとただの泥,ということ。

だからいつも,見せびらかしたい衝動を抑えるので必死(笑)。

 ++ 13.08.14 (wed) ++ 



若者は大人の助言を聞かないものだけど,
勝手なもので,大人になってみると助言を聞いて欲しいと思うし,
助言を聞かずに失敗した原因が想像力の欠如だと,虚脱する。

 ++ 13.08.15 (thu) ++ 



重箱の隅をつつける研究者って,
重箱の隅までたどり着ける研究者という意味で,
私はある意味尊敬している。

 ++ 13.08.16 (fri) ++ 



明日から日本教育心理学会第55回大会(法政大学)です。

次回更新は21日(水)です。

 ++ 13.08.21 (wed) ++ 



一般的な学生が興味を持つテーマは,
一般的な学生が興味を持つことだから,
一般的なテーマなんだよね(笑)。

 ++ 13.08.22 (thu) ++ 



前所属には大学院がありませんでした。
そのため,研究する学生のモデルが無く,嘆いていました。(*1)

現所属には修士課程があります。
進学先があるという意味においても学部生に良い影響がある気がします。

ただ,博士課程は充実していません。(*2)
学部生に研究活動を通して課題解決力(*3)をつけてもらおうと思うと,博士課程の学生の姿が欲しいところです。

−−−−−−−−
(*1)「08.05.19」参照。
(*2)昨年度,静岡大学との共同大学院が始まったばかりです。
(*3)念のため注釈しておくと,学部教育の場合,目的は課題解決力の育成で,その媒介として研究活動を行うということです。

 ++ 13.08.23 (fri) ++ 



もしバカだと思われたくなければ
「学校での学びは役に立たない」
とは決して言わない方が良い。

なぜなら,
「役立つはずの知識を獲得できなかった」
「将来役に立つような学び方が出来なかった」
「知識だけは得たけど社会で役立てられるほどの知性を有していない」
ということを自ら披露しているだけだから。

 ++ 13.08.26 (mon) ++ 



自覚のない大学生の「何とかなるだろう」は
それまで大人が何とかしてくれてきたことに基づく推量で,
働き始めたらたいてい何とかならなくなる。

 ++ 13.08.27 (tue) ++ 



「若者の認知(心理学)離れ」というものがあるとして,
その原因はおそらく「若者の科学離れ」なんだと思います。

とはいえ,「最近の若者は…」てのもあれなんで,
他の要因を考えてみたのですが,
おそらく「心理学の大衆化」もあるのかも,
と思い至りました。

つまり,心理学の専攻にフロンティア精神のある若者が集まらなくなったということ。

 ++ 13.08.28 (wed) ++ 



賢くなるということは他者の愚行を引き受けるという側面がある。

だから,賢さと優しさは兼ね備えられなければならない。

さもなくば,他者に配慮できる能力を利己的に使ってしまう人になってしまう。

 ++ 13.08.29 (thu) ++ 



院生が投稿していた論文(*1)の査読結果が戻ってきました。

評価はいわゆる「修正再審査」ってヤツでした。
査読者のコメントは概ねサポーティブでした。

期限内に再投稿できるよう,指導に励みます。

−−−−−−−−
(*1)「13.07.19」参照。

  次の月へ


TOPカタリエヌモノ書庫