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カタリエヌモノ

** 2014.08の カタリエヌモノ **

 ++ 14.08.01 (fri) ++ 



心理学が科学になりたがってきた歴史と
写真が芸術になりたがってきた歴史とは
パラレルなんじゃないかと気づいた。

 ++ 14.08.02 (sat) ++ 



来週は山口大学で集中講義を担当します。
その後,少し地元でお休みを頂こうと思います。

これに伴い,明日からしばらくの間,本ページの更新をお休みいたします。
(その間は,もしよろしければ過去の更新でも覗いておいてください。)

それでは皆様,良い夏休みを!

 ++ 14.08.17 (sun) ++ 



週明けから更新再開しようかと思っていたのですが,明日は教員免許状更新講習なので,お休みします。

 ++ 14.08.19 (tue) ++ 



再投稿した元ゼミ生の卒論を元にした論文(*1)が再び「再判定を要する条件付き採録」で返ってきました(涙)。
#数週間前にも全く同じことを書きましたが…。

−−−−−−−−
(*1)「14.07.10」参照。

 ++ 14.08.20 (wed) ++ 



昨今,研究倫理について多く話題に上っていました。
それに伴い,研究者志望の人間への研究倫理教育の必要性が叫ばれたりもしました。
ただ,研究倫理なんて卒業研究をする上でも必要なことで,研究者志望の者にだけ教育するというのもおかしなことですし,既に十分教育がされていなければならないはずです。

忘れてはならないのは教育は万能ではないということです。
特に,研究者を志望する人間の中にも人格的な特性として研究倫理教育が無意味なタイプがいるということです。
例えば,高機能ASDの場合,倫理といった抽象的な概念の理解が非常に難しいと思います。
むしろ,倫理違反を諭したりすると,自分が攻撃を受けていると勘違いし,過剰に反撃してくるといったパターンだと思います。

このような人間の指導や共同研究では,この手の人間が研究倫理を解さないと分かるタイミングが重要です。
スピードが求められる世界では,成果を報告してしまった後にこのことが分かることも多いでしょう。
この場合,指導的立場の人間や共同研究者にも非があるのでしょうか。
全くないとは言えませんが,監督不足だというのは少しひどすぎる気もすると思っています。

 ++ 14.08.21 (thu) ++ 



無能なのに研究者になれてしまった人間の悲哀を有能な研究者は理解できない。

 ++ 14.08.22 (fri) ++ 



投稿していた論文の査読結果が返ってきました。
不採録でした。

コメントは至極真っ当なもので,著者としても何とか整合性を持たせようと苦慮したところを的確に指摘してくださいました。
時間が出来たときに改稿の余地がないか検討してみようと思います。

−−−−−−−−
(*1)「14.06.26」参照。

 ++ 14.08.25 (mon) ++ 



学生の長所を最大限伸ばすのか
学生の苦手の克服を援助するのか
どちらが良いのだろう。

もちろんどちらもすればよいのだけど,現実には時間の制約もある。

私はまず強みを伸ばして自信をもたせてやりたいと考えがち。
自分自身がそういう悩みを抱えていたから。

もちろん,学生の強みを見つけ出してやるのも教員の仕事だとは思う。
けれど,得意なことは放っておいても伸びる。

だから,要は,私は
「自分が良い指導をしたという自己満足感を得たいだけなのではないか」
と自問しつつある。

 ++ 14.08.26 (tue) ++ 



真に学問をすると,自分の小ささを思い知らされる。
真に学問をしている人間は必然的に謙虚になる。

 ++ 14.07.27 (wed) ++ 



助成金申請(*1)の結果がまた1つ返ってきました。

採択されませんでした。

助成の趣旨と研究の内容とが大きく外れていなかったので期待していたのですが,残念です。

これで私の助成金申請の採否成績は生涯で21戦3勝18敗です。
#記録的敗退を継続中!(笑)

−−−−−−−−
(*1)「14.07.02」参照。

 ++ 14.08.28 (thu) ++ 



連日の残念なお知らせで,大変心苦しいです。

 ++ 14.08.29 (fri) ++ 



私は理性的にチャランポランでいることに美徳を感じる人間です。
そういう人間からすると,教員養成課程での仕事は息が詰まります。

教員養成はすごく大事な仕事だと思います。
なので,やるからには絶対に手を抜きたくはなく,荷が重いと感じます。

大学教員として独り立ちしてから6年,
教員養成課程でそれなりに働けているとは思いますが,
その反面,大学教員は自分には向いてない仕事だったかもと感じています。

その感じの大半は,
教員養成課程で働いていることに起因するのかもしれません。

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