教授:今泉 和則

学歴・職歴
  昭和58年 東京農工大学農学部獣医学科卒業
  昭和60年 東京農工大学農学研究科獣医学専攻修士課程修了
  昭和60年 田辺製薬株式会社安全性研究所 研究員
  平成  5年 大阪大学医学部分子脳機構講座 非常勤講師
  平成12年 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科 助教授
  平成16年 宮崎大学医学部解剖学講座分子細胞生物学分野 教授
  平成22年 広島大学大学院医歯薬学総合研究科分子細胞情報学(旧医学部生化学第一) 教授
  平成24年 広島大学大学院医歯薬保健学研究院分子細胞情報学 教授(改組のため)
  平成31年 広島大学大学院医系科学研究科分子細胞情報学 教授(改組のため)
      現在に至る
学位・免許
  昭和60年 獣医師免許(第24267号)
  平成  4年 博士(医学)(大阪大学第10309号)
専門分野:生化学、細胞生物学、形態学全般
研究テーマ:小胞体ストレス応答の多様性と生体制御のメカニズム
研究に対する信条:オリジナリティー、情熱、遺伝子から個体まで
研究業績:研究業績はこちら
大型外部資金(1000万円以上のものだけを抜粋)
 文科省;
  基盤研究A(H14~H16)、代表、3,370万円
  基盤研究A(H17~H19)、代表、3,650万円
  基盤研究A(H25~H27)、代表、3,590万円
  基盤研究A(H29~H31)、代表、3,300万円
  特定領域研究計画研究(H17~H18)、代表、1,420万円
  新学術領域研究計画研究(H29~H33)、代表、5,800万円
 厚労省関係;
  保健医療分野における基礎研究推進事業(H18~H20)、代表、13,300万円
 民間財団;
  第42回東レ科学技術研究助成(H13~H14)、代表、1,000万円
  財団法人 武田科学振興財団 2010年度生命科学研究助成(H22~H24)、代表、1,000万円
  財団法人 武田科学振興財団 2011年度特定研究領域(H23~H26)、代表、10,000万円
  公益財団法人 住友電工グループ社会貢献基金(H28~H33)、代表、10,000万円
 国際共同研究;
  NHMRC Project Grant(Australia): APP1088390, $592,562,
  Chief Investigator A; Prof. Trevor Biden, Chief Investigator B; Prof. Kazunori Imaizumi
ハイインパクトな論文
  1) Saito A. et al.: Molecular Cell 53: 127-139, 2014.
  2) Saito A. et al.: Nature Communications doi:10.1038/ncomms1971, 2012.
  3) Murakami T. et al: Nature Cell Biology 11:1205-1211, 2009.
  4) Saito A. et al: Nature Cell Biology 11:1197-1204, 2009.
  5) Kondo S. et al.: Nature Cell Biology 7:186-194, 2005.
  6) Imaizumi K. et al.: Nature Cell Biology 3:E104, 2001.
  7) Mori Y. et al.: Nature Neuroscience 3:1079-1084, 2000.
  8) Katayama T. et al.: Nature Cell Biology 1:479-485, 1999.
  (7.を除く論文は全てcorresponding author、7.は学位指導論文)
寄附講座
  広島大学大学院医歯薬保健学研究科ストレス分子動態学(住友電工グループ社会貢献基金)寄附講座
  (2016年7月1日~2021年3月31日)
  公益財団法人住友電工グループから総額1億円の寄附
  神経難病の発症メカニズムと治療法開発に関わる研究を展開中
  准教授1名、助教1名で構成
その他
 1.受賞歴
  広島大学Distinguished Professor 認定(H27年)
  広島大学医学部教員顕彰「Teacher of The Year 2014」(H27年)
  日本骨代謝学会学術賞(H26年)
  長瀬研究振興賞(H26年)
  奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科NAIST学術賞(H25年)
  広島大学長表彰(H24年)
  井上フェロー賞(H16年)
 2.社会活動
  日本神経化学会(評議員、理事(理事長2015~2017年度))、
  日本生化学会(評議員、代議員、各種受賞等選考委員会)、
  日本骨代謝学会(評議員、教育委員会)、
  日本解剖学会(評議員)、
  日本臨床ストレス応答学会(幹事、評議員)、
  日本細胞生物学会(代議員)、
  日本分子生物学会、
  小胞体ストレス研究会(世話人)
  Society for Neuroscience
  Asian-Pacific Society for Neurochemistry
  日本学術会議連携研究員(2014年度~)
  日本脳科学関連学会連合 評議員(2015年度~2017年度)
 3.特許関係
  取得
  1)2017(平成29)年7月4日取得 米国特許番号:9695235
   発明の名称:BBF2H7(BBF2 human homologue on chromosome7)部分アミノ酸配列を有する
         ペプチドまたはそれに結合する抗体を含む細胞増殖調節用組成物
   発明者:今泉和則, 齋藤敦. 出願人:国立大学法人広島大学
   国際出願日:2013(平成25)年8月28日 国際出願番号:PCT/JP2013/072964 
  2)平成25(2013)年4月12日取得 特許番号:第5240756号
   発明の名称:軟骨疾患のモデル非ヒト動物
   発明者:今泉和則, 日野真一郎. 出願人:国立大学法人宮崎大学(国立大学法人広島大学に継承)
   出願日:平成19(2007)年11月29日 出願番号:特願2007-308884
  3)平成24(2012)年11月16日取得 特許番号:第5131700号
   発明の名称:分子シャペロン発現誘導剤
   発明者:工藤喬, 今泉和則, 武田雅俊.
   出願人:国立大学法人大阪大学、国立大学法人宮崎大学(国立大学法人広島大学に継承)、
       塩野義製薬株式会社
   出願日:平成19(2007)年3月30日 出願番号:PCT/JP2007/057046
  4)平成24(2012)年3月9日取得 特許番号:第4940477号
   発明の名称:OASIS遺伝子欠損マウス
   発明者:今泉和則, 近藤慎一, 和中明生.
   出願人:国立大学法人宮崎大学(国立大学法人広島大学に継承)
   出願日:平成18(2006)年9月25日 出願番号:特願2008-503737
  5)2010(平成22)年12月7日取得 公開番号: 米国特許番号7847148
   発明の名称:A transgenic mouse whose genome comprises a homozygous functional
         disruption of the endogenous OASIS (Old Astrocyte Specifically-Induced
         Substance) gene encoding a transcription factor, which mouse exhibits,
         relative to a wild type mouse, a phenotype that is characterized by deformed
         limbs and reduced spongy bone mass.
   発明者:今泉和則、近藤慎一、和中明生.
   出願人:国立大学法人宮崎大学(国立大学法人広島大学に継承)
  出願
  1)平成29(2017)年8月3日出願 出願番号:特願2017-150714
   発明の名称:ペプチド、それを含む小胞体ストレスマーカー及びそれを用いた小胞体ストレスの測定方法
   発明者:今泉和則, 齋藤敦, 松久幸司. 出願人:国立大学法人広島大学
  2)平成30(2018)年5月18日出願 出願番号:特願2018- 96462
   発明の名称:変異型イズロン酸-2-スルファターゼの機能回復薬剤のスクリーニング方法
   発明者:今泉和則, 齋藤敦, 尾崎陽介. 出願人:国立大学法人広島大学
 4.社会実装
  抗体販売ライセンス契約(EMD Millipore Corporation) 2014年度~
  抗OASIS抗体、抗BBF2H7抗体販売