いつのまにか4月じゃあぁ


ということで,3月中に何度もアクセスしてくださったみなさま
一度も更新しないですみません。

1999年4月5日(月)
日曜日に縮景園に行くと,が満開だった。
キャンパスのいたるところに植樹されている桜も見頃を迎えている。
そんな派手な花に比べると,ちょっと分かりにくいけど
ナデシコ科の小さな花が道路脇で見頃を迎えていた。
ナデシコ科というと,不思議とのり面の芝生でよく見かけるカワラナデシコを
一番に連想する。
が,今はまだそんな分かりやすい花にはちょっと時期が早いらしい。
「雑草」と呼ばれる草花と紙一重で,かろうじて名前で呼んでもらえるオランダミミナグサ
(ナデシコ科ミミナグサ属)やハコベ(ナデシコ科ハコベ属)が
元気一杯に白い小さな花を咲かせている。
今は久しぶりだから,見かけるたびに「おお。」とか言っているけど
もう1週間くらいすると見飽きるんだろうなあ・・・・・。
この時期,爽やかな白や青いイヌノフグリ(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)の花が多いので
空気も景色もすっきり爽快だ。
このキャンパスでよく見かける植物にはなぜかカラスノエンドウ(マメ科ソラマメ属)も
含まれる。
なぜ不思議だと思うかというと
やはり,食べられるから。
図鑑で調べてみるとソラマメ属なので,噂で「食べられるらしい。」と聞いていた
カラスノエンドウの芽を摘んで帰ったら
うちの母もチャレンジャーなので,卵とじにして朝の食卓にのせてしまった。
その結果は,だてにソラマメ属じゃないね,ということに尽きる。
それくらい食べられる植物をあれだけの人が見逃すなんて不思議だ。
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