森川研究室

広島大学病院小児科カンファレンスへの参加

　当研究室では、毎週月曜日の午後から小児科カンファレンスに参加させて頂いておりました。

　小児科で印象的なのは、親御さんが疾患に関する知識を私たちよりお持ちになっていることです。 こどもに対する愛情の表れなのでしょう。 中途半端な知識で親御さんとお話すると信頼を失うことになりかねません。 身が引き締まる思いです。 また、入院しているこども達は骨肉腫や白血病など重い疾患を抱えていますが、親御さんも含めて元気に病院で生活しておられ、病棟全体は明るい印象です。

　小児の疾患は、成人の疾患とは異なる点が多く、治療法が確立されてないものが少なくありません。 また、薬物治療においては、薬物の選択や投与量の調整などの問題があり、成人に比べて情報が少ないため、難しいとされています。 私たちもそういった点に気を付けて内容把握に努めることが重要です。

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