森川研究室

ICUでの活動内容

＜ICUとは？＞
　ICUとはIntensive Care Unitの略で、集中治療室と呼ばれる部署です。 内科系・外科系を問わず、重篤な急性機能不全の患者さんを収容し、集中的に治療・看護を行う事により、その効果を期待する部門です。(HCUはHigh Care Unitの略でICUよりも重篤度はやや低いです。)

＜回診＞
　ICUの先生方が特に緊迫した患者さんを中心に、容体の報告と確認を行います。 その現場では、命に密接した医療が行われています。またそこでは日常的に医療用語や略語が飛び交っています。 最初はさっぱりわかりませんが、何回も回診に参加し自分でわからないことを調べてみることでだんだん理解できるようになります。
[例]「ちょっとタキじゃね。」「ちょっと脈速いね。」など。

＜カンファレンス＞
　研修医の先生が担当患者の症例を詳しく報告します。 その患者さんがどんな状態で運ばれてきたのか、どんな病気か、薬は何が使われているか、この検査値から何がわかるかなどいろんなことをその患者さんから教わります。 病気や薬の種類を知ることも大事ですが、どうすればこのような重篤な事態を防げたか考え、これからの患者さんに活かしていくことが重要だと思います。

HCU病室

蘇生処置室