研究紹介

【主要な研究分野とその内容】
 当科は広島県内における泌尿器癌の診断・治療の中心的な役割を果たすために、このような疾患の治療時に問題となる下部尿路機能の的確な評価と難治性尿路感染症への対応を行っています。研究分野として、次のような課題を中心に行っています。
1)尿路性器癌に関する研究。
 前立腺癌、腎細胞癌、膀胱癌、精巣腫瘍といった尿路性器癌細胞の増殖について、分子生物学的に解析して診断や治療への応用について研究しています。
2)尿中細菌の抗菌剤耐性機序の研究。
 尿路感染症の原因となる細菌の付着能に焦点を当て、付着に関与する遺伝子の役割について検索しています。
3)下部尿路機能障害の診断・治療。
 尿流動態異常疾患について、尿失禁の診断・治療法を研究しています。
 小児昼間遺尿症の原因を追究しています。
 

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