関塾タイムスのご厚意により「関塾タイムス2002年6月号」より転載
広島大学学長
牟田泰三

しっかりと夢を見よう。それが現実になると信じて。

 わが国の基幹大学のひとつとして創設されて以来、半世紀以上の歴史の中で着実な実績を積み上げてきた広島大学。昨年、学長に就任された牟田泰三先生は、温かな笑顔とおだやかな物腰が印象的です。サービス精神も旺盛に、今とは正反対だったという(!)幼少期の思い出や、素晴らしい恩師との出会い、かの湯川秀樹博士の思い出など、実に楽しく素敵なエピソードをたくさんお話してくださいました。誌面の都合で全部をご紹介できないのが残念なくらいです。

牟田泰三(むた・たいぞう)

 1937年福岡県久留米市出身。九州大学理学部物理学科卒業後、東京大学大学院博士課程修了。京都大学基礎物理学研究所助教授を経て、広島大学理学部教授に。のち学部長を務め、2001年学長に就任。専攻分野は素粒子論。理学博士。


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