広島大学ヨーロッパ中世研究会
◎図書の刊行
既刊
−『中世ヨーロッパの祝宴』,溪水社,2010年9月,1900円。
・山代 宏道:バイユー=タペストリーと祝宴ー多様性の共演ー
・水田 英実:祭りの中の宴ーミサ聖祭の場合ー
・原野 昇:フランス中世文学にみる祝宴ー作品中における祝宴場面の果たす役割ー
・中尾 佳行:ガウェイン詩人とチョーサーに見る祝宴と罠
・地村 彰之:チョーサーの酒と『カンタベリー物語』ーワインとエールを中心にー
−『中世ヨーロッパにおける伝統と刷新』,溪水社,2009年9月,2000円。
・水田 英実:中世キリスト教思想にみる伝統と刷新ートマス・アクィナス『神学大全』の場合ー
・山代 宏道:中世イングランドにおける伝統と刷新ー刷新は異文化接触からー
・原野 昇:フランス中世文学にみる伝統と刷新ートリスタン伝説と『狐物語』を例にー
・中尾 佳行:「トパス卿の話」に見る伝統と刷新ーロマンスの言語の解体と想像ー
・地村 彰之:古期英語の伝統と刷新ー「海ゆく人」の継承ー
−『中世ヨーロッパにおける笑い』,溪水社,2008年9月,2000円。
・水田 英実:笑いの諸相ーいま泣いているあなたたちは幸いー
・山代 宏道:中世イングランドにおける笑いー修道士は静かに笑うー
・原野 昇:フランス中世文学にみる笑いー笑いの社会性ー
・中尾 佳行:チョーサーのファブリオに見る笑いー「船長の話」における言葉遊び再考ー
・地村 彰之:チョーサーの英語と笑い
−『中世ヨーロッパにおける女と男』,溪水社,2007年9月,2000円。
・水田 英実:トマス・アクィナスによる幻の『雅歌注解』ー『聖書』の中の男女の愛ー
・山代 宏道:アングロ=ノルマン期イングランドにおける女と男
・中尾 佳行:チョーサーの『善女伝』に見る女と男ー女性像の曖昧性についてー
・地村 彰之:チョーサーの作品における男を支配する女たち
・原野 昇:フランス中世文学にみる女と男
−『中世ヨーロッパにおける死と生』,溪水社,2006年9月,2000円。
・山代 宏道:中世イングランドにおける生と死ー聖人・治癒・救済ー
・水田 英実:『新約聖書』とその注釈に描かれた人間の生死ーラザロの復活の奇跡ー
・中尾 佳行:「尼僧院長の話」に見るチョーサーの生死観ー<少年殉教>と感覚に訴える表現ー
・地村 彰之:チョーサーの『侯爵夫人の書』における死と生
・四反田 想:トリスタン伝説における死と生
・原野 昇:フランス中世文学にみる死の表現ーエリナン・ド・フロワモン『死の詩』再読ー
−『中世ヨーロッパにおける排除と寛容』,溪水社,2005年9月,2000円。
・水田 英実:中世キリスト教における排除と寛容
・山代 宏道:中世イングランドにおける排除と寛容
・原野 昇:フランス中世文学にみる排除と寛容
・四反田 想:中世ドイツ文学における排除と寛容
・中尾 佳行:クリセイデ像の変容にみる排除と寛容
・地村 彰之:チョーサーの作品における写本とテクスト
−『中世ヨーロッパにおける時空間移動−旅と巡礼』,溪水社,2004年9月,2200円。
・山代 宏道:中世ヨーロッパの旅−騎士と巡礼
・原野 昇:旅と巡礼の表象−フランス中世文学にみる
・四反田 想:中世ドイツ文学にみる旅−騎士宮廷叙事詩と〈冒険〉
・中尾 佳行:『カンタベリー物語』にみる旅−構造と意味
・地村彰之:チョーサーとマンデヴィルの旅−中世の旅と楽しみ
・水田 英実:中世の〈旅する人〉−天のエルサレムと地のエルサレム
−『中世ヨーロッパと多文化共生』原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想・大野英志著,渓水社,2003年9月,2,200円。
・山代 宏道:中世イングランドの多文化共生ー「グローバリズム」と「ローカリズム」
・大野 英志:チョーサーにおける語彙論的多元性ー「心」に関する語彙に限定して
・地村 彰之:チョーサーと格言的表現ー複眼的思考の一考察
・四反田 想:古高ドイツ語の宗教的語彙における多文化共生ー古高ドイツ語へのゴート語・古アイルランド語・アングロ=サクソン語の影響関係
・原野 昇:フランス中世文学にみる騎士像−多文化共生の視点から
・水田 英実:多文化共生の視点からみた西欧中世の宗教理解ーノリッジのジュリアンの場合
−『中世ヨーロッパ文化における多元性』原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想・著,渓水社,2002年8月,2,000円。
・山代 宏道:バイユー=タペストリーにみる文化的多元性
・原野 昇:フランス中世文学にみる多元性−『オーカッサンとニコレット』再読
・地村 彰之:チョーサーの英語における多元性
・四反田 想:古代北欧文学と中世ドイツ文学におけるゲルマン的要素とキリスト教的要素
・水田 英実:中世ヨーロッパの多元的理解は可能かー宗教多元論の成立可能性
−『中世ヨーロッパに見る異文化接触』原野昇・水田英実・山代宏道・地村彰之・四反田想・著,渓水社,2000年,2,500円。
・原野 昇:『ロランの歌』に見る異文化
・水田 英実:十字軍のもたらしたもの
・山代 宏道:ノルマン征服と異文化接触
・地村 彰之:チョーサーの英語に見る異文化
・四反田 想:ドイツ中世に見られる世界のイメージー『博物学者』と『世界年代記』を中心に