★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
||
第 2 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 3 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 5 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
||
第 6 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 7 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
||
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第 9 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
||
第10 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第11 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第12 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第13 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
||
第14 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
||
第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
||
第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
||
第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 5 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 6 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
||
第 7 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
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第 9 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第10 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
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第11 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第12 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 5 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 6 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
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第 7 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
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第 9 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第10 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
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第11 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第12 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 5 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 6 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
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第 7 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
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第 9 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第10 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
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第11 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第12 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 5 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 6 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
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第 7 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
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第 9 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第10 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
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第11 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第12 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)) | ||
第 5 回 | 形態論 | ●語形成(転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) | 第5章 | 小テストA |
第 6 回 | 形態論 | ●阻止 ●語彙論 |
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第 7 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第6章 | 小テストB |
第 8 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) |
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第 9 回 | 統語論U (生成文法) |
●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
第10章 | 小テストC |
第10 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
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第11 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
第11章 | 小テストD |
第12 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第7章 | 小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●授業の振り返り |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)、転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用、二重語) ●阻止 ●語彙論 |
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第 5 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(ReadとKelloggのダイアグラム)、H. Sweetの科学的伝統文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析(構成素、内心構造、外心構造)、形式類) |
第5章 第10章 |
小テストA |
第 6 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法(核文) ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、プラトンの問題、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) ●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
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第 7 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
第6章 第11章 |
小テストB |
第 8 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
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第 9 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | 第7章 第9章 |
小テストC |
第10 回 | 意味論T (伝統的アプローチ) |
●意味の定義(指示理論、観念説、刺激・反応説、用法説) ●意味関係(同義関係、上下関係、反義関係(相補的反義、段階的反義、関係的反義)、共起関係、曖昧性(多義性、同綴同音異義語、異綴同音異義語、同綴異音異義語)) ●意味変化(意味の推移(意味の拡大(一般化)、意味の縮小(特殊化))、意味の転化(悪化、良化、その他の転化)) ●伝統的な意味論の理論(ヨーロッパ構造主義言語学の意味論(シニフィアン、シニフィエ、他の記号との差異としての意味)、Fregeによる指示と意義の区別、Ogden & Richardsによる意味の三角形、アメリカ構造主義言語学における刺激・反応説、論理実証主義言語哲学(ウィーン学派)による真理条件意味論、ドイツ意味論学派による場の理論、解釈意味論、生成意味論) ●意味の構成(Ogden & RichadsおよびFregeによる意義と指示対象の区別、HjelmslevおよびBarthesによる外延と内包の区別、Leechによる伝達的価値という観点からの7種類の意味の分類) ●意味の構成についての理論(意味素性と成分分析、選択制限、前提) |
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第11 回 | 意味論U (現代のアプローチ) |
●生成文法系列の意味論(概念意味論) ●認知言語系列の意味論(認知意味論の前提、プロトタイプ理論(古典的集合理論、L. Wittgensteinによる家族的類似性、L. Zadehによるファジー集合理論、Berlin & Kayによる英語色彩語の研究、Roschによるbirdを構成する成員の研究)、イメージスキーマ、概念メタファーと概念メトニミー、融合理論) ●機能言語学系列の意味論:選択体系機能文法(選択体系機能文法が確立するまでの流れ(B. Malinowskiによる文化のコンテクストと状況のコンテクスト、J. R. Firthなどロンドン学派による「状況」の精緻化)、基本概念(節(主語と定性)、テクスト、選択体系、階層化)、言語使用域(活動領域、役割関係、伝達様式、ジャンル)、言語のメタ機能(観念構成的機能、対人的機能、テクスト形成的機能)) |
第2章 第3章 |
小テストD |
第12 回 | 意味論V | ●意味論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字/表語文字、表音文字、顔文字) |
第4章 第14章 |
小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド、ローマ数字の起源、大文字の新たな用途) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 ●発音綴り ●SNSでの特殊な綴り |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●本授業で扱えなかった他の言語学領域についての学習ガイド |
★対象:教育学部第三類英語文化系コース3年生
★テキスト:山内信幸・北林利治(編)(2015).『現代英語学へのアプローチ』.英宝社.
★授業の目標:いわゆる言語学(英語学)を中心として、言語に関する知識と視点を広く習得すること
★授業の内容:
授業で扱う分野 | 具体的な内容 | テキスト | 小テスト | |
第 1 回 | イントロダクション | ●英語学とは何か ●英語学と英語教育学 ●英語教師になる上で英語学を学ぶ意義 ●英語とはどのような言語か |
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第 2 回 | 言語の起源 | ●言語の起源に関する諸説(神授説(バベルの塔)、発明説(Rousseauの説、Herderの説、口・身振り源泉説、生理学的適応説、G. Reveszの接触説、キンコン説、ワンワン説、ヘン・フン説、よいこらしょ説、ラ・ラ・ラ説、相互分節化仮説)) ●進化の産物としての言語(進化とは何か、一元説、多元説、前適応理論、自然選択適応理論、スパンドレル理論) ●ヒトの進化(ヒトの進化の過程、チンパンジーは人間言語を習得できるか(S. Pinkerの主張)、脳の進化(脳化指数)) ●言語の発達に関する諸説 ●交霊術と言語の起源の研究(外国語がかり、異言) ●異言と過去生 ●動物の「言葉」と人間の言葉(恣意性、分節性(二重分節性)、生産性、転位性、文化的伝承、Hocketによる人間言語のデザイン特徴)) |
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第 3 回 | 神経言語学 | ●脳の基本構造(大脳、小脳、脳幹) ●大脳の機能からみた3部分(感覚統合脳、周縁脳、表出脳) ●ウェルニッケ−ゲシュヴィントモデル(シルヴィウス裂溝、ウェルニッケ野、ブローカ野、角回、縁上回) ●ミラーシステム ●文字心象 |
第1章 第9章 |
小テスト@ |
第 4 回 | 形態論 | ●形態素(自由形態素(語彙的形態素、機能的形態素)、拘束形態素(派生形態素、屈折形態素)、クランベリー形態素) ●形態分析の問題点 ●異形態 ●語形成(派生(語基、接辞(接頭辞、接尾辞、接中辞))、複合(内心複合語、外心複合語、第一姉妹の原理、偽装合成語、押韻反復、新古典複合語)、転換、逆成、省略、頭文字語、混成、異分析、造語、借用) ●阻止 ●語彙論 |
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第 5 回 | 統語論T (伝統文法) |
●統語論とは何か ●規範文法と記述文法 ●伝統文法(学校文法(リードとケロッグのダイアグラム)、H. Sweetの科学文法、O. Jespersenの3階級説、C. T. Onionsの5文型) ●アメリカ構造主義言語学での統語論(直接構成素分析、形式類) |
第5章 第10章 |
小テストA |
第 6 回 | 統語論U (生成文法) |
●Z. S. Harrisの変形文法 ●(変形)生成文法の理論的背景(生得主義、言語能力と言語運用、I言語とE言語、モジュール性、普遍文法、原理とパラメータ、理想的な話し手と聞き手) ●句構造規則(c統御) ●下位範疇化フレーム ●移動規則(D構造とS構造、深層構造と表層構造、変形) ●生成文法の分析例(Xバー理論、α移動) ●生成文法の理論的変遷 |
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第 7 回 | 統語論V (認知主義統語論) |
●認知言語学が登場した背景(解釈意味論、生成意味論) ●認知言語学の理論的背景(概念化、記号的文法観、使用依拠モデル、プロトタイプ理論) ●認知文法(ランドマークとトラジェクター、アクション・チェイン) ●構文文法(構文の定義、場面と記号化に関する仮説) ●認知文法と構文文法の違い |
第6章 第11章 |
小テストB |
第 8 回 | 統語論W (機能主義統語論) |
●機能言語学の理論的背景 ●機能言語学の発展の歴史(プラーグ学派、ロンドン学派) ●機能主義統語論(機能的文構成、主語の機能(主題、対照、総記、中立叙述)、新情報と旧情報、焦点、文末焦点の原則) ●機能主義統語論における分析例(受動態、中間態、tough構文、省略の規則) |
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第 9 回 | 統語論X | ●統語論のまとめ | 第7章 第9章 |
小テストC |
第10 回 | 意味論T (伝統的アプローチ) |
●意味の定義(指示理論、観念説、刺激・反応説、用法説) ●意味関係(同義関係、上下関係、反義関係(相補的反義、段階的反義、関係的反義、共起関係、曖昧性(多義性、同綴同音異義語、異綴同音異義語、同綴異音異義語)) ●意味変化(意味の推移(意味の拡大(一般化)、意味の縮小(特殊化))、意味の転化(悪化、良化、その他の転化)) ●伝統的な意味論の理論(ヨーロッパ構造主義言語学の意味論(シニフィアン、シニフィエ、他の記号との差異としての意味)、Fregeによる指示と意義の区別、Ogden & Richardsによる意味の三角形、アメリカ構造主義言語学における刺激・反応説、論理実証主義言語哲学(ウィーン学派)による真理条件意味論、ドイツ意味論学派による場の理論、解釈意味論、生成意味論) ●意味の構成(Ogden & RichadsおよびFregeによる意義と指示対象の区別、HjelmslevおよびBarthesによる外延と内包の区別、Leechによる伝達的価値という観点からの7種類の意味の分類) ●意味の構成についての理論(意味素性と成分分析、選択制限、前提) |
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第11 回 | 意味論U (現代のアプローチ) |
●生成文法系列の意味論(概念意味論) ●認知言語系列の意味論(認知意味論の前提、プロトタイプ理論(古典的集合理論、L. Wittgensteinによる家族的類似性、L. Zadehによるファジー集合理論、Berlin & Kayによる英語色彩語の研究、Roschによるbirdを構成する成員の研究)、イメージスキーマ、概念メタファーと概念メトニミー、融合理論) ●機能言語学系列の意味論:選択体系機能文法(選択体系機能文法が確立するまでの流れ(B. Malinowskiによる文化のコンテクストと状況のコンテクスト、J. R. Firthなどロンドン学派による「状況」の精緻化)、基本概念(節(主語と定性)、テクスト、選択体系、階層化)、言語使用域(活動領域、役割関係、伝達様式、ジャンル)、言語のメタ機能(観念構成的機能、対人的機能、テクスト形成的機能)) |
第2章 第3章 |
小テストD |
第12 回 | 意味論V | ●意味論のまとめ | ||
第13 回 | 文字論T | ●書記言語と音声言語 ●文字の定義 ●記号から文字へ(古代文明で使われていた記号) ●文字の出現に関する理論(トークン理論、判じ絵原理/仮借の原理) ●文字の分類(絵文字、表意文字、表音文字、表語文字、顔文字) |
第4章 第14章 |
小テストE |
第14 回 | 文字論U | ●アルファベットの歴史(ローマン・アルファベットの発達の歴史、文字の名称、書体の発達、セリフ、アンパサンド) ●綴り字改革運動(フォノティピー、グロシック、ローミック(精密ローミック、簡易ローミック)、ニュー・スペリング、ショー・アルファベット、初期指導用アルファベット) ●語源的綴り字 |
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第15 回 | 授業のまとめ | ●本授業で扱えなかった他の言語学領域についての学習ガイド |