高機能な画像加工ソフト Gimp についてご紹介しましょう。
これは WetPaint という NEXTSTEP のソフトで描いたのですが、 Gimp は遙かに高機能ですから、これぐらいの絵なら当然のように描くことができます。
次も WetPaint で描きました。 どちらも「グラデーション」や「ぼかし」がポイントです。
当たり前ですが、次のようなくだらないものも描けます。これは今 Gimp で描きました。
もっと、文字に立体感を出したりしたらかっこいいかも知れません。
Gimp は、上の絵のように一から描く以外にも、 フォトレタッチと呼ばれることに対しても優れたソフトです。 つまり、一から描くのではなくて、 デジカメで撮った写真、スキャナで読み込んだ画像などに対して、
Adobe という会社の商用のソフトで Photoshop というのがありますが、 そちらをご存じの方は、 Gimp で、それとほぼ同等のことができますと言えば Gimp がどれくらい高機能かが おわかりいただけるかと思います。 もっと驚くべきことは、そんなに高機能なのですが、 なんと Gimp はいわゆるフリーソフトウエアなのです! 言い換えれば、Photoshop はお金がかかるけど(かなり高い)、 Gimp は無料で使えるソフトなのです。 はっきり言って、すごいですね。
はじめての画面![]() |
はじめて Gimp を起動したら、このメッセージが出ます。 じっくり読んでもいいですが、詳しいことを説明してもとくに面白くないので、 とりあえず、「次へ」を次々に押しまくってください。 |
起動中![]() |
「次へ」を押し切ったら、本格的に起動し始めます。 |
Today's tips (今日の技)![]() |
「技」は訳し過ぎですが、起動するたびに Gimp の技を一つずつ勉強してい くことができます。 |
メインウインドウはこれ![]() |
これが Gimp のメインウインドウです。 ここに絵を描くためのツールボタンなどが並んでいます。 |
とりあえず新規作成してみる![]() |
メインウインドウの「ファイル」「新規」で、新しく画像を作り始めてみま す。 |
とりあえず、なんか描いてみる![]() |
とりあえず、ヒトの顔面を描いてみました。 |
これが、うわさのレイヤー機能(超便利)![]() |
「レイヤー」という機能を使うと編集が楽になります。 画像をレイヤー(層)にわけて編集するというアイディアです。 コンピュータならではの絵の描き方かも。 レイヤーは、もはや画像加工にとって不可欠な機能になりつつあります。 |
ブラシをたくみに変更![]() |
ブラシ(ペン先の形みたいなもの)をたくみに変更しながら 絵を描いていきましょう。 これは「絵筆」のとき以外でも意味があります。 消しゴムで消すとき、指でぼかすときなどにもここで選んだブラシが適用されます。 とくに輪郭がぼやけたブラシはかなり使い道があります。 また自分でブラシを作ることもできます。 |
使う色を変更![]() ![]() |
忘れていましたが色を変えるには、
メインウインドウの左下にある二つの長方形をクリックして
出てきたウインドウを使います。
色の指定の仕方にはいろいろな方法があります(ダジャレのつもりではありません)。好きな方法を使って下さい。
色は「前景色」と「背景色」の二つがあります。 |
メニューは実は右クリックの中![]() |
保存, やり直し(アンドゥ), カットアンドペースト, 拡大縮小をはじめ、 さまざまなメニューは画像を右クリックして出てくるメニューの中にあります。 Script-Fu はかなり面白いと思います。 |