人間教育の探究
第16号〜第20号


『人間教育の探究』 第16号

論文 著者
ペスタロッチーを学んだ2人の教育学者
―沢柳政太郎・長田新におけるペスタロッチーとの出会いと継承―
中野光
現代教育改革の動向とペスタロッチ・フレーベル
―新自由主義とネオナショナリズムのなかで―
勝山吉章
倉橋惣三の児童保護論と子どもの権利 狐塚和江
ファニー・レーヴァルトの「遊び」 草野英子
書評
乙訓稔『ペスタロッチと人権−政治思想と教育思想の関連−』 勝山吉章


『人間教育の探究』 第17号

論文 著者
荘司雅子におけるフレーベル受容(その1)
―人間教育から人間性の教育へ―
荘司泰弘
『リーンハルトとゲルトルート』における生活陶冶思想の展開
―第3改訂版を中心として―
大澤裕
ノンネ(Nonne,Carl Ludwig)の「民衆陶冶」概念
―19世紀前半チューリンゲンにおける「ペスタロッチー継承者」の特質―
松村納央子
シンポジウム
<テーマ>1920年代・1930年代日本におけるペスタロッチー
―どのようにペスタロッチーは論じられたか―
長田新とペスタロッチー 鈴木由美子
小原國芳とペスタロッチー 米山弘
昭和2(1927)年のペスタロッチ記念祭 寺岡聖豪


『人間教育の探究』 第18号

第23回大会記念講演
ペスタロッチーの教育思想
―時代への訴え―
村井実
論文 著者
中村五六のフレーベル理解
―明治期におけるフレーベル受容の一断面―
湯川嘉津美
フレーベル教育学における父性に関する一考察
―母性との関連において―
豊泉清浩
倉橋惣三のペスタロッチー理解
―児童保護論をめぐって―
狐塚和江
フレーベルの「幼稚園」に関する研究
運動遊戯からみる「幼稚園」の役割
納田みち


『人間教育の探究』 第19号

第24回大会記念講演
「われわれの子どもたちは、われわれの審判者になるであろう」
―現代の学校の日常生活にみるフレーベル教育学―
ライムント・メフェルト(訳者:木内陽一・小林万里子)
論文 著者
フレーベルの家庭育児書『母の歌と愛撫の歌』の成立に関する考察
―未刊行資料の解読による考察(1)―
小笠原道雄
W.フリットナーのペスタロッチー研究
―「1937年論文」の解釈を中心に―
小川哲哉
シンポジウム
<テーマ>「ペスタロッチー・フレーベルと現代
―古典研究の今日的意味を問う―」
ペスタロッチー研究の今日的意味 福田 弘
フレーベルと現代
―古典研究の今日的意味を問う―
石橋哲成
ペスタロッチー教育思想研究の現代的意義を問う 渡邉 満
書評
新田義之『澤柳政太郎』 浜田栄夫
図書紹介
R.ボルト、W.アイヒラー著/小笠原道雄訳『フレーベル 生涯と活動』 畠山祥正
パウル・ナトルプ著/乙訓稔訳『ペスタロッチ――その生涯と理念――』 中尾香子
玉成恩物研究会編『フレーベルの恩物で遊ぼう』 荘司泰弘


『人間教育の探究』 第20号

論文 著者
フレーベルの球体法則における対立と結合
―ユング心理学の観点から―
豊泉清浩
ヘルバルトの子ども観と生活世界 駒木根剛
ペスタロッチーとフレーベルの相互連関
―シュラーダー=ブライマンの試みをめぐって―
諏訪佳代
シンポジウム
<テーマ>「ペスタロッチー・フレーベル研究の現状と課題」
ペスタロッチー研究者の立場から 鈴木由美子
フレーベル研究者の立場から 小笠原道雄
実践家の立場から 小関祐一
実践家の立場から 本間功
総評 森川直
総評 浜田栄夫
図書紹介
藤井常文『留岡幸助とペスタロッチ―巣鴨家庭学校を舞台にした教育実験』 宍戸健夫
書評
オムリ慶子『イタリア幼児教育メソッドの歴史的変遷に関する研究』
―フレーベル研究の立場から―
酒井玲子
『人間教育の探究』バックナンバー(創刊号−第19号)


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