先の実験と同じ顔画像を用いて、提案した識別器の性能を評価するための実験 を行なった。ここでも、ニューラルネットワークの入力層、および、出力層の ニューロンの数は個とし、中間層のニューロン数を個とした。 このネットワークに名の顔を識別する課題を学習させた。
図14に、隠れの割合と認識率の関係を示す。上の局線は隠れ にロバストな識別器を用いた場合で、下の局線は隠れに対する工夫をしない識別 器を用いた場合の結果である。これらの結果から、明かに、上述の手法により隠 れに対してロバストになっていることがわかる。また、サングラスをした画像を 用いた認識実検も行った。その結果、上述の手法では、の認識率が得 られたが、工夫をしない識別器の場合には、識別率は、であった。