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今、 個の変量を含む計測ベクトル
と
個の変量を含む計測ベクトル
があると
する。正準相関分析では、学習用のデータ集合
に対して、線形変換
で写された2つの新変量群間の相関行列のトレースの絶対値が最大となるよう
な係数行列 および を求める。最適な係数行列は固有値問題
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(64) |
あるいは、
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(65) |
の解として求まる。ただし、 は、固有値を対角要素とする対角行
列であり、
である。このとき、係数行列 と の間には、
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(67) |
という関係が成り立つ。また、 は、正準主成分
および
の次元で、係数行列として固有値の大きいものから順に 個取
られる。
このとき、変量
および
の統計量は、
となる。したがって、新しい変量
から
へ、あるいは
から
への線形回帰式は、
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(69) |
で与えられる。
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平成14年7月19日