さらに、正準相関分析の結果は、未知の絵画に対してその利用者が感じるであろう印 象語を推定するために利用することもできる。これは、自動的な索引付けと考えるこ ともできる。印象語を推定するための具体的な手順は次のようになる(図9.10)。
もし、正規化空間の次元が full-rank まで取られており、しかも、正準相関分析の
次元も full-rank まで取られているとすると、これは、学習用のデータに対して最
小2乗法により
から
を推定するための線形重回帰式を構成した
ことと同じになる。