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固有方程式
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(441) |
は、変換
を用いると、
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(442) |
のように書ける。ラグランジェの定理から、残差行列は、
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(443) |
となる。従って、最大固有値
と対応する固有ベクトル
の影響を含まない固有値問題は、
![\begin{displaymath}[P_\Omega^{-\frac{1}{2}} \Gamma_\Omega P_\Omega^{-\frac{1}{2}...
... P_\Omega^{\frac{1}{2}}]\tilde{U} =
\tilde{U} \tilde{\Lambda}
\end{displaymath}](img1474.png) |
(444) |
となる。ここで、
および
は、それぞれ、
およ
び
から最大固有値
と対応する固有ベクトル
の影響を取
り除くことによって得られる行列である。
逆変換
から、最大固有値
と対応する固有ベクトル
の影響を取
り除いて得られる
に関する固有方程式は
![\begin{displaymath}[\Gamma_\Omega - \mbox{\boldmath$p$}_\Omega \mbox{\boldmath$p$}_\Omega^T]\tilde{X} = P_\Omega \tilde{X} \tilde{\Lambda}
\end{displaymath}](img1481.png) |
(445) |
となる。
Takio Kurita
平成14年7月3日