Kittler らは、対象領域の濃淡値と背景の濃淡値がともに正規分布に従うという仮定
のもとで平均誤識別率に関する基準を最小とするようなしきい値選定法を提案した
[70]。今、各画素をしきい値 によって2つのクラス
と
のどちらかに分類するものとする。また、条件付き分布
,
が平均
、分散
の正規分布に従うとする。このとき、
Bayes の公式と不等式
から、
平均誤識別率は、
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この基準は、平均条件付きエントロピー(Equivocation)
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